< 前半>からの続き、後半57曲!
【た行】
・月詠み『生きるよすが』
・月詠み『メデ』
・月詠み『イフ』
・月詠み『ヨダカ』
・高橋洋子『心よ原始に戻れ』
・ツキプロ。/ Growth『自由の旅路』
・ツキプロ。/ SolidS『LOVE 'Em ALL』
・DEAN FUJIOKA『Apple』
【な行】
・ナナホシ管弦楽団『抜錨』
・703号室『人間』
・南條愛乃『物語よ始まれと願う空に』
・贄の町OP / 黒丸『オアシス(Full.ver)』
・nobodyknows+『ココロオドル / THE FIRST TAKE』【は行】
・HaTa&初音ミク『せめて一花の祝福を』
・HaTa&初音ミク『目覚めたあなたよ幸福たれ』
・HaTa&初音ミク『それはあまりに人間的な』
・Vaundy『CHAINSAW BLOOD』
・パラホス / 『BEAT OF THE RISING SUN』
・パラホス / 『NIGHT OF FIRE』
・パラホス / 『いいじゃない(輝夜彗 solo ver.)』
・パラホス / 『LOVE JACKAL』
・バンドリ / Afterglow×TK(凛として時雨)『独創収差』
・BUMP OF CHICKEN『SOUVENIR』
・BURNOUT SYNDROMES『Good Morning [New] World!』
・HANDEAD ANTHEM / B.U.H『MAD PARADE』
・春ねむり『生きる』
・林田匠『フォールン・バケット』
・林田匠『ドウズ』
・HIMEHINA『Mr. VIRTUALIZER』
・HIMEHINA『Hello, Hologram』
・ビッケブランカ『アイライキュー』
・bicaso『Dive Back In Time(feat.Gen Kakon)』
・ヒプノシスマイク / 四十物十四『Violet Masquerade』
・ヒプノシスマイク / 山田一郎&碧棺左馬刻『Nausa de Zuiq』
・ヒプノシスマイク-D.R.B.- / B.A.T VS M ALL Cast『Bright & Dark』
・B-PROJECT/ THRIVE&KiLLER KiNG『Hooked on love』
・Fantastic Youth『小喋日和』
・ファビュラスナイト / 『SYAKUNETSU』
・ファビュラスナイト / 『徒花無惨』
・ブラックスター / 『Just a Loser』
・ブラックスター / Team W『GOLGODA』
・ブラックスター / 『Too bad』
・Hey!Say!JUMP『BANGER NIGHT』
【ま行】
・マクロスF / シェリル・ノーム&ランカ・リー『いけないボーダーライン』
・森口博子『あんなに一緒だったのに / with 押尾コータロー』
・MIYABI『Strike It Out』
・未来古代楽団『忘れじの言の葉 (feat. 安次嶺希和子) (2022)』
・未来古代楽団『エデンの揺り籃(feat.Lucia)』
・Mili『world.execute (me) ; [Key Ingredient ver.]』
・Mili『Mortal With You』
・meiyo『なにやってもうまくいかない(feat. asmi)』
・モノンクル『salvation』
【や行】
・yukaDD(;´∀`)『BAD CANDY』
・ユアマジェスティ / マーニャ『Voron』
・ユアマジェスティ / マーニャ&コンスタンス『Via-Anarchy』
・吉岡亜衣加『刹那の鼓動』
【ら行】
・蝋梅学園中等部1年3組『はじまりのセツナ』
・理芽『ピルグリム』
・ReFlap『Start over』
・ReoNa『Alive』
【わ行】
・YSS『暁の約束』
月詠みは『ネクロポリス』から追ってたんですが、ボーカルがめちゃくちゃ上手くなってびっくりしました。
元々声質も良かったし歌い方も十分良かったんだけど、素人の私でも分かるくらい明確に歌唱技術が上達してる。
ファルセットから低音のがなり声まで、五線譜の上を自在に歩き渡ろうとして、どこまでも表現の幅を広げていこうとする向上心に感動しました。
歌詞も「ABメロで希死念慮を一回肯定し、間奏からラストサビでそれをひっくり返して生きる希望を歌う」っていう方向性はこれまでの曲と変わってないけど、子音での韻踏みでビートにブーストをかけていく所に、明確な進化を感じました。
「永遠」には来ない夜明けが見たい
この声で歌われたらもう何でもいいです……。
『こんな命がなければ』から一貫して「この命に 価値がないとしても 世界は美しいんだから 生きていこう」と歌ってきた月詠みですが、曲を重ねるたびに技術が上がり、それがそのまま「生きよう」というメッセージへの説得力に還元しているところがすごいと思います。本当にすごい。
練習時間を増やして、技術を磨いて、努力を重ねればどんどん歌は上手くなるから。
君へ届かせるための光が増すから。
”新曲の度に、歌が上手くなるよう努力する”行為そのものが「君の為に歌いたい」ってことなんですよね。
自分達の言った言葉を嘘にしないために練習を重ねてくれてるんだと思うと、本当に泣けてくる。
これはたぶん、今、現在進行系で彼女たちを追っているファンにしか分からないことだと思います。月詠みを推すならいつだって今!
愛も何もなくたって明ける夜だ
絶え間のない音を言葉を
さあ 生きている証を刻め
今曲のどこが好きかって言ったら、そりゃもう全部です。
サビで一気に空へ羽ばたく鳥も、一点に輝く光だけを追うそのシリアスさも全部、目にしているかのように見えるよ。
何よりボーカルの声、声質が良い。
3分半という時間の中で、その力強い歌声が色々なメロディーを渡り歩いていって、その全ての道程が好きだ。
それがどれだけ眩しくて泣きたくなるような奇跡なのかは、私が一番よく知ってる。
離れられない 離したくないの
今も 未来も 君の世界も
パフォーマンスビデオのセンス、全てがド好み!!!
曲自体はもちろん、ストーリー性のある原曲版MVも大好きなんだけど、こっちのパフォーマンスビデオの全てが好き過ぎ。
まずイントロで、旧約聖書の楽園追放や禁断の果実を描いた西洋画をバックに映すところから良かったし、そこからの照明がたまらない!
一面の赤の中に一瞬だけりんごの内側、果肉の黄色をフラッシュで入れてる。
その残像があるから、視聴者にはこの赤がりんごの皮だと伝わるんだよね。
ディーンフジオカ自身がプロデュースする映像って、面の光と点の光の使い方が本当に上手い。
白、黒、赤といった衣装の色づかいも大好き。
バックダンサーが着る白と黒、そしてど真ん中の本人が着る赤の衣装は、そのまま楽曲制作意図を視覚に落とし込んでる。
<DEEN FUJIOKA コメント>
科学の進歩により、想像できるような未来は、全て現実となってしまうような時代。
科学が発達するが故に生まれる光と闇を表現したのが、主題歌「Apple」です。(略)人類にとって科学は「災い」なのか。それとも「希望」なのか。(略)
諸説ある「パンドラの箱」になぞらえるように、「天使」と「悪魔」を両立させた、スリリングな楽曲を書き下ろしました。是非、聴いてみてください。
引用:(https://www.amuse.co.jp/topics/2022/05/df_apple713.html)
白が天使で、黒が悪魔で、赤がりんご。
こういう分かりやすくて派手なカラーリングがツボなんです……。
歌詞だとBメロ「不自然 不機嫌 キレイ まだ」が好きだな。
今曲の最後の言葉は「もう思い患わない」なので、「もう」と対になる「まだ」がやっぱり好き。
近いうちに消失する己を、惜しんでいるのか疎んでいるのか、どちらにも取れる、そしてきっとそのどちらでもある口ぶりに惹かれる。
あともう一つ、「どうせなら満たされたい もっとマシな嘘が条件」がいい!
基本的に私も「なんかもっと幸せになりたい……」ってうだうだしているタイプの人間なので、この言葉が持ってる共犯者めいた誘惑の視線にやられそう。
いや、でも本当、自分を満たしてくれる「もっとマシな嘘」を求め彷徨っていくのが人生だと思うよ。
小説でも漫画でもゲームでも音楽でも人生経験でも。
もっとマシな嘘で自分の人生がより良くならないか、みんな試したがってる。
な行
難しいものですね 愛するということは
千年後に答え合わせしましょ
伝えたいんだと わかってしまった
もう知らないふりはできないよ
作詞:畑亜貴×作曲:上松範康(Elements Garden)なので、編曲もそうかな~と思っていたら、編曲担当者は Keiko(大嵜慶子)さんという人らしく。
この方のピアノが最高だった!
鍵盤の一番右端、一番高く弾かれる音は積み木のように軽く。
鍵盤の一番左端、一番深く弾かれる音は土のようにふくよかに。
盤上の高低差によって生まれる空間の真ん中に、南條愛乃の声が響く。
間奏でのソロが想起させるのは霜林で、まさしくジャケット画像そのもののような曲でした。
OPで流れてるサイズは1分30秒間で、フル版は3分15秒。
つまり+1分45秒のためだけにサントラ代3300円払ったんだけど、払う価値は十二分にある!
2番Bメロからアウトロのフレーズ×2に繋がっていくところはサプライズだったし、「この時間が最後 笑って過ごそうよ」の後が1番だと「飲み込まれる前に」、2番だと「さよならを目前に」になり、彼ら2人の関係の変化を感じさせてて好き。
こういう事があるから、やっぱりゲームの主題歌ってフルを聞かないと駄目なんだよな。
でもやっぱり一番はボーカルの声!
微かに掠れて僅かに甘いファルセットが、『贄の町』というゲームのレトロポップな色彩にマッチしていてもうメロメロ。メロメロなんです。
ENJOY 音楽は鳴り続ける
泣く要素なんてどこにもないのに、だーだー泣いてる。
今曲は18年前の夕方にやっていたアニメ『SDガンダムフォース』のEDで知ったんですよね。
それからニンテンドーDSの『押忍!闘え!応援団』っていうリズムアクションゲームにも収録されてて、そのステージだけ馬鹿みたいにやった記憶がある。
平成の音楽シーンを確かに彩った曲で、それが令和も4年になって、何一つ変わらずあってくれたことに泣けて泣けて仕方ないです。
脱退とか諸々ありはしたみたいだけど、それでも当時のCD音源と全く変わらない声で、今でもこんなにnobodyknows+の6人は楽しそうで。
本当に、本当に「ENJOY 音楽は鳴り続ける」なんですよね。
この言葉は真実なのだと、18年経った今、彼等が実際に証明してみせてくれたこと。
それがどれだけ尊くて、嬉しいことなのかは、この動画の再生数回数分だけいるリスナーなら全員分かってると思うよ。
は行
血がたぎって もう煮立ってもう 止まれない
アニメ『チェンソーマン』第1話ED。
私が原作漫画に抱いているイメージがそのまま音で描かれていて痺れました。
刃に垂れる血がそのまま自身の熱で焼け焦げていく興奮。
血を焦がす熱、爆音、暴発、全てがたまらなく格好良かった!
チェンソーのエンジン音から始まるイントロにはファンサービスの精神が感じられるし、歌詞も「忘れたいから早くchain回して」とか「全てをかき消してengine音」が主人公であるデンジらしくて好きです。
何も考えずに流されるまま生きて、力をぶん回していく彼の空っぽさが感じられるというか。ただただ全てを忘れていたいだけなんですよね、デンジという少年は。
マキマさんに対するであろう「Tell me why cry…? Tell me why… you grinning?」の皮肉げなフレーズもお気に入り。
テレビ放映時では黒背景に白文字のスタッフクレジットが流れるだけのEDだったんだけど、Youtube上ではちゃんと1話の映像を素材にして詰め込みまくったスペシャルエンディング映像を公開してくれて大満足です。
群青に染まりゆく箱庭に咲くはとりどりの
悲しみに満ち満ちた不揃いな造花で花束を痩せぎすに瞬いた新月を食むは白鯨の
遊波が凪いだ街、その暗がりに色を塗るよ
この人の作るボカロ曲は本当に素晴らしいですね……。
ひどく華やかなのにひどく寂しくて、こういう風に多弁を積み重ねたその隙間で寂しさを形取る曲を、私はこの人が作る曲以外に知らない。
こういう文学的な歌詞、私は大大大好き。2番のサビとか特に。
「リキュールに沈みゆくアトリエが生むは雛鳥の
そのうち枯らした尾羽を癒やす止まり木の木漏れ日よ 」
この文章が何を意味するのかは正直全然分からないけど、それでも音楽として伝わってくる何かがあって、それが好き。
「誰も見たこともない景色を誰にも見せることなく描いた
餓える魂に一縷の笑みを一切れのパンをせめてもの祈りを 」
と歌う言葉は孤独なのに、その言葉を彩る音達はひどく華やかなのが余計に寂しいなと思います。
とにかく色々な音がするじゃないですか。
フルートやテルミン、エレキにドラムにパイプオルガンまで、実に豊富に。
なのに、誰もいない。
孤独を讃える狂騒、みたいなものが好きなのかもしれません。
誰もいないパレードが練り歩いていくのを見ているようで、それは確かに、私のためだけの寂しさのように思えるから。
目も眩むような虚飾で染め上げた
砂礫の柩の中あなたは眠るの
楽曲に加えてジャケットイラストがめちゃくちゃ良い!
ラストサビ「遠回りの果てに辿り着いた世界 切り傷だらけの身であなたは眠るの」「壊れた時計の鐘が鳴る頃に また会えたねなんて笑えれば どんなに幸福か」をそのまま絵にしたのが、この一枚なんでしょ?
割れた盤面の時計を抱き眠る少女。
悠久の時を経た後の再会をなお夢見るあどけない寝顔に、何だかこちらまで泣けてきてしまう。
一枚絵として見ても、右側の燭台に炎を、左側に緑のフレアを、中央の袖裏に黄のアクセントを入れたりして、目を惹きつけようとする工夫が随所に感じられて感動しました。
2番に「鈍く輝いた硝子に鎖された 沈む廃墟の中で あなたは歌うの」っていう歌詞があるんだけど、私にとってこの曲の印象はまさにその一言。
やかましいほど鳴り重なる楽器の音は”鈍く輝いた硝子”で、それらが積み上げられた”沈む廃墟”の空白に、たった1人の少女の機械音声が響く。
タイトル『目覚めたあなたよ幸福たれ』という言葉通り、幸せだといいな。
あなたの眠りも、あなたの目覚めも。
嗚呼、あなたのように生きたなら、
僕はこんな化物なんかにならずにいられたのでしょうか
おはよう世界 Good Morning World!
今作は2019年に放映されていたアニメ『Dr.STONE』の単発スペシャルで、この曲も当時のOPのリアレンジ版となっている。
私は少年ジャンプで連載していた原作漫画も好きだったし、原曲の『Good Morning World』も気に入っていたので、このオーケストラアレンジはめちゃくちゃ嬉しかった!
盛大に鳴るパーカッションと、晴れ渡るように響くストリングスが気持ち良すぎる。
原曲からのバンドサウンドだって何一つ減ってる訳じゃないからずっと音が盛大で豪華。
盛りに盛った編曲に負けない男臭いボーカルの声も健在だし、何よりあの出だしの言葉だけで『Dr.STONE』という物語の始まりだという事が分かるんだよね。
「どれ程 間違っても 胸の鼓動だけは この生命を讃える」とか
「一歩ずつ 石を穿つ様な この歩みで 世界を拡げよう」のフレーズも、
原作漫画の本質を掴んでいることが一発で分かる。
こういう原作解釈に優れた曲に出会えると、アニソンを好きでいて良かったなと思います。
うつくしく生きたえる 愛してるを重ねて
最初から最後まで「How beautiful life is !(なんて人生は美しいんだろう)」と歌い続けるパワフルな生命讃歌の曲ですが、サビでの眼差しは逃れられない滅びを見つめているところが好きです。
「うつくしく生きたえる 愛してるを重ねて
ゆるやかに滅びてく 惑星のかけらになるまで」
「いつかみんな息絶える さようならを重ねて
ゆるやかに滅びてく この惑星で生きている」
こんなにも快活な声で歌われる終わりに、たまらない気持ちになる。
「愛してるを重ねて」「さよならを重ねて」
始まりと終わりを重ね続いてく命の根源にある、原初的な喜びというものに触れられた気がします。
歯痒さ もどかしさが何をしてくれたのか
ありえんぐらい良い……。
この人が歌わせる初音ミクの声は、どうしてこんなに哀しく響くんだろう。
ノスタルジーを含み、別れを含み、ずっと一人ぼっちで歌ってる女の子の声がする。
どこがどう好きと言えるタイプの曲じゃないんだよね。
こういうマイナー調の音楽なんて常に大好きだし。
何ていうかな、「誰かの寂しさ」がここまで克明に描かれていることに感動する。
個人的に「他人の寂しさ」って、かなり分かり辛いと思うんだよね。
人間が人生において足を踏み外す理由なんて大概が寂しさなのに、他人の寂しさなんて誰も引き受けたくないからみんな無視をして、本人にしか見えないものになってしまう。
だからこそ「自分の寂しさ」の輪郭を、ここまで象れた今曲に憧れる。
自分の寂しさ、その心象風景を音にして、そのまま他人に伝えられるって、これは本当に本当にすごいことなんだよね。
私が1000年かけても出来ない芸当だと思う。
歌詞としては
「君は覚えているか 三月のやけに早咲いた桜の花を
望んじゃいないセーラー少女 頭上に降ったアスファルト」
から
「君は覚えているか 八月のやけに早咲いた火の粉の花を
上げられないバケツを何度も見下ろすのは疲れたろう」
への季節の移ろいと
繰り返し口ずさむ「より遠くへ行こうか」という悲しい祈りが好き。
もう説明しきれないな、全部、全部好き……。
わたしとあなたは 確かな不確かさを 確かに知っていた
あなたがわたしと同じなら それが確かになるなら
原曲の feat.初音ミク版もかなり好きだったけど、制作者によるセルフカバーの今曲はもっと好き。
タイトルの正式名称はMVを見る限り、『ドウズ (J. DOES)』だそうで。
これは歌詞に出てくる「ジョン・ドゥ」「ジェーン・ドウ」=名称不明の人物達、のことであるはず。
英語で「名無しの権兵衛」に相当するのは、ジョン・ドウ (John Doe) である。
Doe 自体に架空の姓の意味がある。ジョンは、ありふれた男性の名前であり、女性が対象となる場合は同様の理由でジェーンが用いられ、ジェーン・ドウ (Jane Doe) となる。
複数の「名無しの権兵衛たち」を表す場合はそれぞれジョン・ドウズ (John Does)、ジェーン・ドウズ (Jane Does) となる。
私、てっきりタイトルの『ドウズ』は doze:微睡む、うたた寝する という単語からきているとばかり思っていたので、今曲のMVを見て「あ、そっちだったの!??」とかなりびっくりした。
でも「貪る眠りの 強かなその程度がより増した」「浅くなる夢の向こう側 酔わず揺らいでました」とも歌っているので、doze の方でもそこまで間違いという訳ではなさそう。
個人的に抱いている今曲のイメージは、曇天の春の午睡に、微睡みながら見ている軽めの悪夢。
誰でもない男と誰でもない女に挟まり、身動きが取れないまま俯き立っている。
BEAT OF THE RISING SUN
超えろ 富士山
パラパラ×ホスト×ダンスバトルの音楽コンテンツ『パラホス』の6人全員歌唱カバー曲。
一瞬たりともスピードを落とさず駆け抜けて、エネルギーを放出してもしてもまだ有り余ってる感じに問答無用で元気を貰えますね。
全てのフレーズがハイテンションで楽しいんだけど、特に2番Bメロ「ヴィーナスなんじゃない??運命にしない?」が最高。
あのワンフレーズに、私の好きな谷山紀章のボーカルテクニックが全て入ってる。
ボーカルメロディーだけじゃなく、間奏のエレキソロまでギュインギュイン鳴ってキレキレなの、ホストクラブとダンスクラブが合わさった異次元の昂揚で素晴らしいな。
NIGHT OF FIRE 燃えろ焦げろ
ハイになれば 全世界 NIGHT OF FIRE
ユーロビートの代表曲『NIGHT OF FIRE』の日本語訳カバー。
補作詞:山本メーコによる日本語訳がいい味出してるんですよね。
原曲は洋楽だから今曲の和訳は『パラホス』独自のものなんだけど、サビのふざけまくったキャッチさーが素晴らしい。
1番サビ「NIGHT OF FIRE 哀しみなど此処にはな IKEBUKURO フィーバー」とか、もう本当に大好き。
こういう女性向け二次元キャラソングからしか得られない笑いがあるんだよね。
君と Dancing!Party night!
さあ Countdown dawn da da drown 楽しみはまだこれから
男性声優×ゾンビ×EDM新感覚音楽プロジェクト「HANDEAD ANTHEM(ハンデッドアンセム)」内の一曲。
私はプロジェクト始動曲からぼんやり追っているけど、声優1人につき役が4キャラあって、4グループ全16人を声優4人だけで回すというなかなかすごい事をやってるプロジェクトです。
九州地域の各支部ごとに4つのグループ分けがされていて、これは広島本部の曲。
キャラクターより広島焼きの方がデカいジャケットからしてコメディ感全開だけど(そもそもグループ名の B.U.H=「バカうまい広島風お好み焼き」なので)楽曲はエレクトリカルでめちゃめちゃ格好いい!
「この道 尾道 goes on どのみち続く未知なら」と尾道市に踏んだ隕も格好いいし、1番Bメロのエレキによさこい鳴子の響きを仕込んでいるのも上手い。
ボイスとしては、CV.益山武明 演じる比作 天外パートがめちゃめちゃ好き。
「潮風流れる青 ガッと飛び込む波音も」や「楽しみはまだこれから」のところとか、一人だけホビーアニメの声質をしていて癖になる。
広島っ子気質のボイスがいいアクセントになってて好きだな。
季節の中で揺れている 私の声は震えている
リズムゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』収録曲。
あまりに神曲!!!
作詞作編曲を手掛けたTK(凛として時雨)の音楽が格好良すぎてたまらないです。
10月の最初の方なんて来る日も来る日もこの曲しか聞いてなかったくらい。
出だしの一秒から最後の一秒まで、全てが神がかっててどうしようもなく好き。
彼の作るノイジーな音は激しくて冷たくて硬くて痛いうねりなのに、時折挟まる静寂は鏡面のように凪いでいて、自分の姿だけを映してる。
喉が枯れるほど叫び尽くした後にようやく自分の孤独に触れられるようで、逆に言えばここまで叫び切らないと、こんなにも小さくて大事な本音すらこぼせなくて。
激しさと静けさで人間を描く、そういう事が出来ている楽曲だと思います。
オルタナティブ・ロックってすごいなあ、勿論これを歌いこなせるCV.佐倉綾音も凄まじいよ!
感動のあまりにゲーム本編までDLしたんだけど、今曲の譜面、めっっっちゃ難しかったです。
EASYでもNORMALでもフルコン出来ず、HARDに至っては途中でライフが尽きて通しでプレイ出来ないレベル。
ガチプレイヤーの方が上げてるEXPERTフルコン動画はこんなにも素晴らしいのに……。
ゲーム.verも最高じゃんね!??
特にラスト「私が私に囚われてしまったら あなたの記憶で抱き締めてくれるかな」で、光の粒が落ちてくるかのような譜面がめちゃくちゃ綺麗。
サビの指さばきも音ハメ解釈完璧一致だし、これが叩けるセンスが欲しかった……。
どこから話そう あなたに貰った この帰り道
アニメ『SPY×FAMILY』第2期OP。
とにかく2番が泣けて泣けて仕方ない。
全然泣くような曲じゃないのに、聴くたびにほぼ100%の確率で泣いてるからやばい。
特に2番サビ「土砂降り 一体何回 くぐって 笑ってくれたの」がもうたまらなくて。
「笑ってくれたの」って、本当に、本当にそうで、外でどんな辛いことがあっても、家族の前では笑ってくれる「あなた」の優しさが、どうしようもないから泣いてしまう。
大事にしたい大切な人の前では、やっぱり人って笑ってあげたいんだよね。
その直前の「どこからどんな旅をして 見つけ合う事が出来たの」「あなたの昨日も明日も知らないまま 帰り道」もスパイファミリーらしくて良いし、「歩いて歩いて いつの間にか急いで あなたに向かう道を」なんてもう……もうね……。
こんなにも得難い愛を藤原基央の声で歌われると、そりゃ泣けるのも当たり前だよ。
曲内でもクラップ音やコーラスが多用されていて、人肌の温もりを感じるところがいいです。
夏風の香り 何もかも さあ これから
デビュー5周年記念の3枚組ベストアルバムに収録された新曲。
曲調といい歌詞といい、ゼクシィのCMソングかと思ったら、クラシエフーズのCM曲らしく。
ビッケブランカはいつも「何もかもさあこれから」「まっしろな君と二人 永遠に歩けたら」と歌うよね。
そう手を引いてくれる、明るくて軽やかな前向きさに救われています。
Chase you to the end of the world
(世界の果てまであなたを追いかける)
Just to say your name once more
(もう一度あなたの名前を言うために)
写真を媒体として過去の時間にダイブするSFアニメ『時光代理人』OP。
タイアップ先に合わせ、歌詞にもタイムループや、写真に関係あるフレーズが散りばめられている。
「Every minute that I dialed back in time
(1分ごとに時間を戻していく)
Every single existence rewinds」や
(すべての存在が巻き戻される)
「When the flash froze everything before
(カメラのフラッシュがすべてを凍らせたとき)
Without you I don't know if I could take this road
(あなたなしで この道を歩んでいけるだろうか)」とか。
歌詞、メロディー、編曲、どれを取ってもめちゃめちゃ好きです。
チューニングの合わないラジオ、湿気った声、曇る息、窓につく水滴。
そういう灰青の午後が、はっきりと見える。
そしてこの曲は絶対にフルを聞いてほしい。
なぜならアニメ版ではBメロが削られているから……!
時間の都合上仕方ないのかもしれないけど、Bメロがあるのとないのとでは印象がだいぶ違うんですよね。
「Chase you to the end of the world
(世界の果てまであなたを追いかける)
Just to say your name once more
(もう一度あなたの名前を言うために)
If I had only got it right before」
(もし、かつての私がきちんと理解していれば)
というフレーズは物語上結構重要だろうし、緩衝材的なメロディーでもあるんですよ。
このBメロがないと、唐突な真顔×3人ダンスリレーは笑っちゃうって!
ラストで二手に分かれるコーラスも、OP映像のラストカットそのものにかかっているんだろうな。
2人で1人、半身を分け合う男達。
そういうエモい解釈を音で、ラストサビで叩きつけられるの、最高に最高で心が震えます。
踊れ踊れ この世界はMasquerade
欠けた月照らし出すViolet
十四くん、また歌上手くなったね!??
デビュー曲から上手かったけど、ソロ2曲目でより一層表現力が増してて驚くばかり。
ミュージカルアニメの耽美系悪役オファーきちゃうんじゃない?
個人的にはファンを天使、自分を14th Moonと位置づけて「絶望の丘に立つ天使よ 月光を標に今こそ羽ばたけ」と歌うところに、彼なりの鼓舞が読み取れて好きです。
彼が立っているであろうバンドハウスを「ここは全て包み揺れるCradle」と言い表すヴィジュアル系全開センスもいいし。
何よりラストCメロの「仮面の下にある 心は息をしている」のフレーズにグッときた。
壮絶ないじめを受けてきた彼が言うこの言葉は、息を塞がれる事にどうしようもなかった過去の自分の経験からきているんだよね。
今曲を聞いているまさに今、何かしらの辛い目に立たされているリスナーを理解し寄り添える、救ってあげられる言葉だと思うので。
「この先も 歌う誰かを救う交響曲を」って言ってる通り、ナゴヤの皆は自分以外の誰かを救いたいって口に出す事が多いなと思います。
ディビジョン曲の『開眼』や、同シングルに収録されている空却や獄のキャラソンも一緒で「死ぬな!生きろ!自分に勝て!!」というメッセージを何度も繰り返してる。
ヒプノシスマイクのディビジョンは全部好きなんだけど、その中でもナゴヤが一等好きなのはそういうところ。
ちゃんと3人共が「生きろ」と叫んでくれるんだよね。
他のメンバーに向けて、自分に向けて、リスナーに向かって。
その矜持が強くて、愛しくて、大好き。
のぼせてふらついて スチームに手が触れ
アッチッチチー チェケチェラッチョ
Q. ナウサでズイクーとは一体何?
A. サウナでクイズ!
……ド迷惑なサウナーが2人いるだけじゃん!!
ヒプノシスマイクというコンテンツの楽曲って、ディビジョンのメンツがかかるメインの曲は真面目にやるのに、コミカライズ特典の曲だとめちゃくちゃやり過ぎ。
マジでオタクの想像を遥かに超えてふざけてくるんだけど、楽曲の質はちゃんと高いので、笑えばいいのか感動すればいいのか分からなくなってくる。
今回の曲も歌詞は害悪客そのものなのに、メロディーはフィンランド民謡で一番有名な『イエヴァン・ポルカ』をなぞっているのがセンス良い。
「問題!赤く焼けた石の上に水をかけ蒸気を発生させる
フィンランドの伝統的なサウナの方法を何という?」
「A.That's ロウリュ」とか
「問題!シラカバの枝を束ねたもので体を叩くマッサージとは?」
「A.血行促進、殺菌、保湿作用の効果 ヴィヒター」
とかは、わざわざ歌詞にしなくても一回聞いたら覚えるからね!?
ただ碧棺左馬刻と山田一郎のやり取りはバカガキそのものって感じで可愛くて大好き。
最後のCV.木村昴による「ロウリュ!必殺ロウリュ!」はマジの小学生2年生っぽいし、CV.浅沼晋太郎の左馬刻もサウナでのぼせているせいで、やけに喘いでくれるところが女オタクには良い。
「そろそろギブアップしろ ボケ あー、、。お前のリタイヤ見届けてやりたいや~」の息継ぎは全年齢版でいいわけ?
譲れない陰陽の連鎖
鳴り止まぬヒプノシスマイク
こんなにも1粒で2度美味しいことってある?
原曲『Light & Shadow』からの解釈と再構築が物凄くて、これだからヒプステ及びヒプノシスマイクというコンテンツを追う事がやめられないよ。
まず全体的に摩天楼、特に寂雷先生の闘争心が高くて良かった!
「敵である貴方達もいつか私が救う」と言った相手に
「救う? それは貴様の驕りなり」と返され、
「万民が選ぶ道 先導者 要らん
己の足で歩く求道者であれ」に対しての
「なるほど、揚げ足を取る論法
稚拙だが無関心を気取るよりは良いでしょう
ならば人に道を説く僧の貴方にさえ
私のやり方で道を示そう!」には
めちゃめちゃ興奮しました。
自分が示した道を歩けって言ってるんですよ、寂雷先生は。
独歩の「「ごめん」と言えカスッ! ナゴヤぬるま湯」と一二三の「礼儀知らずなお客はお帰り願う」も三十路男のバチバチ感が出てて格好良かったよ~!
もちろんナゴヤの方だって素晴らしく良かった!
特に1番での十四と空却の掛け合いで
「喜びも苦悩も三人で背負う」
「真の勝者となるまでは後退せぬ」
「乾坤一擲」
「掲げる不退転」ってあるんだけど
「不退転」というワードを十四君に出されるとナゴヤ推しは秒で泣けるんです。
あとはやっぱりアレンジがいい!
作詞・作編曲が原曲と同じ井手コウジだからここまで出来たんだと思う。
ヒステリックな弦の音が、サーチライトのような光の帯を瞼に描く。
闇を裂く白と黒との境界線上で「いざ決着 光差す その場所へ」と競い合う両者の渇望にやられてしまうよ。
僕の虜になって 狂いなさい
いい子でなんか いられないだろ
CV.豊永利行ッ……!!!
出だしから彼の雄っぽい声全開でこられると、もう何でもいい、何でも好きですとなるくらいには豊永利行の歌声が好き。
1番サビの「いられないだろ」の「れない」ってところ、単語の途中からがなって語尾を上げるところに彼の歌唱の真骨頂があると思う。
あの唸りだけは豊永利行の喉からしか得られないんですよ。
だから私にとっては唯一なんです、ずっと唯一の声をしてる。
そこに花江夏樹の高めの声と、加藤和樹の艶っぽい声も絡んできてくれるんだよ?
こういう最高な新曲が来てくれると、本当にこの3人のことを、THRIVEを好きになってよかったと思います。
ねぇ Hit me the VIRTUALIZER Lidar! Light up my Life!
生まれ変わる日の A.I.言葉
真夜の露に霞むその光は 滅ぶ子羊の民を天照らす haro
まるでフルコース 君をエスコート
俺に任せて
CV.豊永利行のフルコースじゃん!
1番サビ前「夏のせいにして」や2番サビ前「世界のどこへだって」を初めて耳にした瞬間、もう本当に時間が止まった。
豊永利行、こんなに色っぽいファルセットまで出せるなんて聞いてないんだけど!?
Bメロでのメインボーカルや、サビの「やけにセクシーな日焼け痕」で聞かせるいつも通りの低音もいつも通りエロいし、ラスサビ「重ねあいたい」では私の大好きな雄みのある唸りまで出してくれて、この1曲だけで3種の彼の歌声が堪能出来て素晴らしい。
あのファルセット、あの高音、彼の歌声全てが泣きたくなるほど大好き。
彼の声を聞いていると金が取れる声ってこういう声を指すんだなって思うし、声優になってくれて、歌を歌うという選択肢を選んでくれて、本当にありがとうって心の底から思うよ。
あと順調にMVのアニメパートが増えていて嬉しい限り。
サビ前、カメラの縦振りに合わせた光の被せ方がすごく綺麗かつ細やかで、センスあるなと思いました。
輝く空と海の揺らぎ。飛び込みたくなる夏がそこにある。
咲けど 咲けど 徒花無惨 この花は実を結ばぬ
されど あなたを乞うては咲き狂う
男目線なのか女目線なのか、どちらでも取れる歌詞が和ロックの激しいメロディーに乗せられてて、問答無用で「くぅ~~~!最高!」ってなります。
男の声でここまで見事に愛欲の激情まで歌いこなせられると、もう本当に好き過ぎて怖い。
私のこの先の人生で、彼の声が特別じゃなくなる瞬間なんて絶対に来ないよ。
特に2番Aメロ「寝物語 あなたが教えてくれた夜」からBメロ「切れぬ糸ならば どうして結んで行ったのか」に至るまでの、ほんの少しの声音の変化がやばい。やばすぎ!
あれだけ幸せで愛しかった夜が憎しみに転じ始める、彼or彼女のそういう瞬間がドラマでも見ているかのように鮮明に浮かぶ。
ファビュラスナイトの公式チャンネルから、今曲の配信ライブ映像がショートで上がってるんだけど、その立ち振舞いも好みど直球!
黒髪+サイドピン留め+メガネ+カメラに手を伸ばしてくるジェスチャー、役満です。
君の色は何色?
少し声に出してみたくなって
アニメ『古見さんは、コミュ症です。』第2期ED。
タイトル『小喋日和』という造語を音に落とし込めば、こういう軽やかな音になるんだろうなとすぐ分かるイントロからして素晴らしいね。
高校生活を送る中で誰しもが感じた事のあるコンプレックスとか、それを押し殺してやり過ごそうとしたプライドとか、でもやっぱり一人は寂しくて、些細な感情を交わし合える誰かが欲しかったとか。
過ぎ去ってしまえばおぼろげになる学生時代の「毎日」が、驚くほど解像度の高い言葉で紡がれていてびっくりする。
「見えないパラメーターが 気になって仕方がないまま
いつだって客席から誰かを見てる」とか
「導きを待ってるだけで たったひとりで
突っ立ってた廊下 見透かされちゃうような気がしてる」とか、
言語化能力が高すぎ。
「寂しがりの歌を耳に詰めこんで くすぐったい考え事をして」なんて、私の事そのものを言い当てられてるようだった。
それに加えて、アニメ映像もすっっごくいいんですよ。
マジですごくない!?
潤沢な予算と、作品への愛と、曲への理解に満ち満ちていて感動する。
ネトフリ独占配信アニメってこんなに予算をかけて作ってもらえるものなの?
息苦しかったような、愛おしかったような、人間関係。
やっと抜け出せたような、でももう少し居たかったような、そういう教室。
1年間の学校生活そのものが1分半の映像の中に詰まっていて、こんなのなかなか見れるクオリティのEDじゃないはず。作者とファンはたまらなく嬉しいだろうな。
この痛みも、この悲しみ、
この怒りさえ 誰も知らない
女性向けソシャゲアプリ『ブラックスター』1周年記念配信曲。
チームC推しとしては、全員歌唱曲の歌割りに対して「チームBのヒースばかり贔屓しやがってよお……」とやっかむ気持ちも多少あるものの、まあ、うん、贔屓するだけのことはある!
特に2番サビ「夢に歌は貸さない」の歌い方が最高過ぎるね。
「……!」という感嘆符の表現が上手いというか。
口下手なキャラが隠し持つ獰猛な牙が、漏れ出す息の間から覗いてる。
Bメロに入る直前の「構え gun shot」と「堕とせ gun shot」も撃鉄を起こす合図そのもので滾りまくり!
歌詞も相変わらずソシャゲの周年お祝いソングとは思えないぐらいリスナーファンへの思いやりや感謝が皆無でブラスタらしい。
少しでもファンに暖かい気持ちがあれば「会えた分だけ慣れたもんだね」とか「あの日々は娑婆が魅せた妖」とか言わんだろ!
でもいい、このギスギスを文句一つ出ない格好良さまで仕立てて奏で上げるのがブラスタなりのファンサービスだと分かってるから。
いつもいつまでも、この唯一無二の格好良さのままいてください。
Team W「GOLGODA」
Singer:晶 (Singer:小林太郎)
Lyrics:Sakurako Fukuyama
Music&Arrange:阿部隆大Dancer:HAYATE、理土、Shumei、SHIMa、TORA
振付:楢木和也(梅棒)
演出:福山桜子
撮影・編集:birth制作:株式会社ONTASTE
主催:DONUTS
やっぱブラスタのダンスプラクティスは最高ですわ!
やっぱり良いなあ、すごく好きだ。
踊れない凡人から見れば、プロのダンサーって何から何まで全部違うんだなと思います。
爪先から指先の一つ一つに至るまで、全ての動きに感情を乗せてくるんだよね。
一つの人間の形が、一つの炎を形どる。
その揺らぎをいつまでも見つめていたいよ。
パフォーマンス終了後に、ダンサーの顔と名前を紹介してくれるのも嬉しい!
『Purple Dawn』のダンプラではこれがなくって、誰がどのダンサーなのか全く分からず残念に思っていたから。
そういう要望の声がたくさんあったから、今回はわざわざ紹介パートを設けてくれたんだろうね。本当に有り難い限り。
パフォーマンスで言うなら、曲が始まった時に左から1番目にいるSHIMaっていう人と、2番目の理土っていうダンサーのがお気に入り。
まずSHIMa(敬称略)で好きなのが1:03の1番サビ前で、にやっと笑って顎クイしてくれるとこ!
口パクでボーカルをなぞってくれることも多くて、その時の表情が雄みがあって好きです。
センターではないからこそ「俺を見ろ!」っていう顕示欲の強い仕草が映える。
2:31の「No shame No delight」でのパートも格好良すぎ!
ああいう獣の咆哮じみた動き、もう本当にずっと好きだと思う。
理土が好きな理由も大体同じかな。
いかつめの顔と肩幅なのに、1:29の1番サビでは白い歯を見せて笑いながら踊ってくれるところがキュート。
ああいう風に楽しくて楽しくて仕方がない、っていうアドレナリン全開で体を揺らす男に弱いんだよな~……黒と金のマンバンヘアにも弱いし!
もちろん他3人の事や、5人揃っての動きもすごく好きです。
2:33でセンターが指差す「全て見える」には心臓撃ち抜かれるし、5人全員揃って首切って顎クイしてくれるところなんてマジで性癖。
2:54からラストにかけては「GOLGODA」=ゴルゴダの丘というタイトル通り、十字架の磔刑を連想させる振り付けがされているのも、曲解釈としては最高だと思う。
「十字架の道進め 修羅を燃やし進め」
「帰りたい場所 帰れない昨日なら 何もかも葬り去る」
「やっと辿り着く 連鎖の終わりに」
「喜びの歌を唄え 喉を焦がし唄え」
あたりのフレーズも意識しているだろうし、振付師っていう仕事もすごいよね、もう全員すごい!
陽の射さない路地で
見上げる空に 星は見えない
3年推し続けたコンテンツに「3年掛けて お前は何を手に入れたって?その場凌ぎの媚の売り方だけだろうが だっせー」って言われて傷つかないのか、ブラスタファンは!?
ゲームサービス開始3周年お祝い曲とは思えないセリフをぶっこんでくるブラスタ、流石というか何というか。
ただ直前の咳払いが100億点だから全て許せる。
キースの「ん,ん゛ー」みたいな唸りがマジでツボ。
そこの部分だけ30分ぐらいリピートした耐久音源出してくれたら私は買います。
メロディーとアレンジは最高の一言だし、歌詞も相変わらずシアターメンバーへの信頼度が皆無で何より。
「信じることさえ 止めてしまえば 誰にも 裏切られないさ」とか、そりゃ当たり前だけどさあ……!みたいなフレーズとか、「昨日ならいらない」「明日ならいらない」とか、だったら一体何が欲しいんだよ!と言いたくなる歌詞も彼ららしくて好きです。
もちろん今日だけが欲しい。
そして本編での仲が壊滅的だからこそ「I don't care!(乾杯!)」と全員で合いの手を入れてくれる箇所がめちゃめちゃ嬉しい。彼らなりのサービス精神を感じますよ。
私はチームC贔屓のプレイヤーなので、やっぱり柘榴の「ゆらり燃える 記憶 過去からの住人 絡み合う秘密 蠢く」と「ぎらり燃える野望 過去からの呪縛 混じり合う欲がざわめく」パートが好き。
サビ後半の疾走感あるメロディーと相まって、本当にいつまでも聴いていたいぐらい。
ただ改めてサービス開始3周年突破はめでたいね!
『戦刻ナイトブラッド』も『快感フレーズ CLIMAX』も超えられなかった壁、せめてブラックスターの皆は軽々と超えていって欲しいです。
迷わず叩き潰す Banger night
いや~~~~も~~~~、めちゃめちゃ格好いいEDM!
前を開けたスーツ&クールなライティングがたまらなく格好いいし、後半のサーチライトを使ったスタジオセットの凄さには言葉を失う。
ああいう演出を考えるデザイナーも、実現させる設計者も、全員すごいよな……。
個人的には1番サビ前「迷わず叩き潰す Banger night」での髙木雄也の雄みのある声がたまらなく好き。
あ~~~でも1番Bメロ、藪君の「答えは鼓動が知っている」と有岡君の「もう騙されないぜ」の所も好きだし、もう全部好きってことで。
ダンスも超格好いいんですよ。
1番サビ後半でセンターが入れ替わる瞬間あるじゃん?
そこの軽やかなステップ、心地いいっす。
ま行
いけないボーダーライン 燃え尽きながら まだ輝いてみせる
こんなの泣くって……!!!
ワルキューレの原曲も大好きだけど、やっぱりF組、シェリル&ランカのユニゾンは問答無用で涙が出る。
懐かしさで泣いてるし、愛しさで泣いてるし、格好良さで泣いてる。
仲間であり、友達であり、それでもやっぱりライバルで譲れないところがある歌姫達。
『ライオン』と『トライアングラー fight on stage』の輝きが、何一つ褪せることなくまだ心にあるから。
ラストサビでの声の重なりに、泣けて泣けて仕方ないです。
『犬フェス!』でMay'n&中島愛のパフォーマンスを観たからってのもある。
あの時、歌いながら泣いてたのは May'n の方だったんですよね。
勝ち気な女の方が泣いて、可憐な女の子がそれを抱きとめるという構図、めちゃめちゃ萌えました。
ジャケットの2人も超可愛い~~~!
特にシェリルの髪の質感がすごく好きだな。
フィギュアのクリア素材っぽい透明感で、オリジナリティがある。
踊れ 何もかもはかない世界では 光は影と同じ
病名は必要じゃないの
存在を証明したいんじゃないの?
冴えわたる 空へ向かって 夢を掲げたら
叫ぶのさ
エクストリームベースボール・バトルアニメ『トライブナイン』OP。
サビで「One two three my shout Strike it strike it out」とカウントアップするリズムが、ナイターの照明、投光器そのものの光で震えました。
エクストリームベースボールという架空の野球ゲームを題材とした作品に、音でバチッと光を合わせてきて、アニソンとして純粋にレベルが高いと思う。
月よりもずっと強い、人工の白色光。
数万ルーメンもの光が道を照らす、行けと叫ぶ。
夜空の下で、輝く光で、闘争心が煽られるこの感覚が興奮する。
いつか 失い 奪われて 消える運命でも
それは 忘れられる事なき 物語
2016年にリリースされた神曲『忘れ時の言の葉』のリアレンジバージョンで、私も去年のマイベストミュージックに入れてる。
オリジナル曲に比べると、リズムベースの音が追加されて迫力が増したような?
あっちは竪琴の音色に微睡みへの誘いがあったけど、こちらは打楽器と笛の音色に目覚めの気配があるというか。
といってもおおよその雰囲気は変わらないし、純粋に進化バージョンとして聞けるのがいい。
製作者によるリアレンジなんて、こんなんはなんぼあってもいいですからね。
幼な子眠る楽園の夢 繰り返す誰かの子守歌
でもやっぱり新曲は嬉し〜〜〜〜!!
かつてのタイアップ先ソシャゲ『グリムノーツ』『グリムエコーズ』を意識したであろう未来古代楽団の新しい「おとぎ話」が、まさかこのタイミングで聴けるとは思ってなかったです。めちゃめちゃ嬉しいよ!
やっぱり私は未来古代楽団×グリムシリーズの曲が大好き!
『忘れ時の言の葉』『はじまりのまえ、おしまいのあと』『英雄の詩篇』等の神曲に連なる楽曲が新しく出て来てくれて本当に嬉しい。
作詞、作曲、編曲、ボーカルと全てがパーフェクトなんだよね。
一点の曇りもなく全てが完璧で、どこから言及すればいいのか迷うぐらい。
聴いたことのないはず新曲なのに、ずっと昔から好きだったような懐かしさがあって、その手触りがまさに「語り継がれてきた物語」で感動する。
普遍的な良さなんだよね。
歌詞もところどころのフレーズが文学少女的絵本っぽさで好き。
「銀の星屑
瑠璃の器に重ねれば夜となり
黄金の細糸
黒の宵闇 織り上げて暁となす」
とかさ〜、この言葉が開始1秒から流れ出してくるんだよ?
本当に耳で聞くおとぎ話そのもので素晴らしい。こういう曲がオタクはずっと大好き。
My everything is yours, yours to claim
(全てを君に 君に捧げるよ)
2022年夏アニメ「金装のヴェルメイユ」ED。
聞く度に泣いてしまうよ、本当に……。
特にフルのラストサビ、
「A regular girl in a regular world
(普通の女のことして 普通の世界に住み)
Regular thoughts, regular love
(普通の想いを抱え 普通の恋に落ちるなんて)」
からが泣けて泣けて仕方ない。
今曲を初めてYoutubeで動画を観た時に立った鳥肌と流れ出た涙を今も覚えているよ。
心底好きになれる曲って、もう出だしの1秒から特別だと分かるんですよね。
最初から特別だった光の輝きが尚も増していって、「やばい、これ好きだ」という確信が深まっていくあの感覚は、私の日常の生活のどこにもない。
ここにしかない。音楽の中にしかない。
私一人では生涯かけても絶対に見えない光が、今、見えている。
これを奇跡と呼ばずになんて呼ぶの?
タイトル『Moral With You』の意味は「君と死す運命」
「But I'm happy we could die together(共に死んで居られるだけで幸せよ)」と泣いて笑った彼女のほんのあと少しの生が、黄金の光に縁取られたものでありますように。
I've studied I've studied how to properly LO-O-OVE
(勉強したよ 勉強したよ 正しいア・イのやり方)
原曲の『world.execute(me);』はMiliの楽曲の中でもTOP3を争うぐらい好きなんだけど、ピアノ一本でアレンジされたこの [Key Ingredient ver.] も最高に好き!
ディストラクション(破壊)とリストラクチュア(再構築)された『world.execute(me);』にまた出会えるなんて、いやはやオタク人生、長生きはしてみるものだなと!
もうおしゃれなカフェの昼下がりにBGMとしてかかっていても不思議じゃないアレンジじゃないですか?
歌詞の内容は全然そんな平穏とは程遠いものなんだけど……。
なにやってもうまくいかない
脳内じゃ戦争だもんね 突っ立ってたって
錆びついた傷に重なった 君の口づけの記憶が
まだ僕を生かしているんだ ねえ
何度もつながった 言葉を無力にしても 退屈な夜を潰したいんだね
ギタリスト:押尾コータローの解釈がこれか~~!
原曲:梶浦由記の編曲では聞けないタイプの『あんなに一緒だったのに』だ。
梶浦由記がごくシンプルにやるなら、アコギではなくピアノになるだろうから。
アコギ1本(アウトロで+1本)という削ぎ落とされた音だから、編曲というよりは解釈という言葉が似合うな。
鉄弦の硬質なビートが寂寞と乾燥した砂の大地を思わせ、そこに森口博子の伸びやかなボーカルが響いている。
例え石川智晶サイドがアレンジしたとしても、たぶんこういうテイストの『あんなに一緒だったのに』にはならないと思う。
ボーカル以外に一つしか伴奏の音を付けられないとしたら、石川智晶は楽器よりもコーラスを選ぶと思うので。
だからこの曲はこの曲で、唯一無二の『あんなに一緒だったのに」です。
や行
Everything’s for you
(すべてはあなたのために)
Forever you’ll be in my heart
(いつまでも私の心の中に)
アニメ『ドールズフロントライン』OP。
全てのカットで加点してくるというすごい映像です。
数多くのキャラクターを出しながら、誰がどこの派閥なのかは映像を追っていればちゃんと分かるし(1:07で主役4人が重なる所とかね)、わざと土埃臭くて野暮ったい塗りをした作画の上に、ライムグリーンの差し色がスタイリッシュに映えていてすごくお洒落。
ああいう厚塗りをアニメでやろうとすると普通のアニメ塗りよりよっぽど手間暇かかるはずなので、特別感もプラスされていて本当に素晴らしい。
年間を通してみても、ここまで塗りにこだわった映像は今作以外に無かったはず。
随所で入るモーショングラフィックスの使い方は、どちらかといったらアニメOPというよりゲームOP寄りのセンスを感じますね。
ラストのタイトルロゴの出し方なんてすごくゲームOPっぽいし、そしてめっっっちゃくちゃ格好いい!
曲もOP映像同様、スタイリッシュでありながら、声に硝煙と土埃の匂いが含まれているのが良い。
全編英語の歌詞も、和訳するとめちゃめちゃ萌える。
「Just want to believe it
(信じたいの)
Whatever you say to me
あなたが私に言うことは何でも)」とかね。
人形である自分の素体の中には何もないと分かっていて、だからせめて今、あなたの視線でこの空白を満たして欲しくて。
「私を見て」と歌いながら引き金を引く少女がたまらなく好きです。
鼓動をかき鳴らせ その命賭けて
血も涙も振り払うように
薄桜鬼×吉岡亜衣加の安定感すげ〜〜〜!
本当に2021年の新曲?2011年の間違いじゃなくて?
と思っていたら、それもそのはず全カット描き下ろし、全音声新規収録の本編無印OVA『薄桜鬼』(2021)のOPなんですよね。
『十六夜涙』と『舞風』を足して2で割ったような疾走感のある曲調も、歴代OPからキーワードを引用した歌詞も、ファンにとってはたまらない曲になってる。
今曲の作編曲を担当してる amazuti (KEYTONE)という方、ちゃんと2010年版のアニメOPをリスペクトして作ってくれたという印象が強くて有り難い限り。
ら行
上昇気流を起こせ
2019年から2020年にかけて動いていた『Reflap』というプロジェクトの一曲。
Reflapとは「人生どん底にいるバーチャルアイドル7人が再起をかけて挑むYouTubeオーディション番組」のことで、Youtubeでドラマトラックを配信して、TwitterやCD封入シリアルコードで投票していくタイプの女性向けコンテンツだったそうで。
今曲はそのプロジェクト自体のラストナンバーということで、7人全員の歌唱曲なんだけど、みんな歌がかなり上手い!
天月とか私も知ってる歌い手だし、何よりCV.生田鷹司の字にびっくりしたよ。
PENGUIN RESEARCHのボーカルの人じゃん!
アニメ『デュラララ!!×2 結』ED、『ジョーカーに宜しく』のシングル買ってました!
……そんなことはともかく、今曲で一番驚いたのは、音の響きのリッチさ。
ジャケット画像の一枚絵をそのまんま音にしたら、こういう響きになるんだろうなと思わせるくらい的確に響いてる。
暗闇に輝く7つの光、その反射光までがきっちりと見える。
編曲と言うよりは、ミキシングが上手いんだと思う。それもかなり。
他の曲のジャケット画像を見る限り、作品の象徴アイテムは鳥の羽根なのかな?
今曲の絵のバックにも描かれているし。
で、それに応えるように歌われる「空見上げ fly again 呟いて try my best 上昇気流を起こせ」にはぐっときちゃうな。
ボーカル単体で言うなら2番「誰のために?金のために?ただ君を射止めたい I'm in love」のマジで唐突なウィスパーボイスが、純粋にエロくて好み。
Reflap、「これで終わりです!」というピリオドを作ってから終わってくれるプロジェクトなんだなと思うと好感が持てます。全部今更の話なんだけどね。
あれから随分、窓の外も変わり
つまらない嘘じゃなくて泣けなくて太陽に手を伸ばしてみたけれど だめみたい
まだ何も知らない同士なのに
どうしてなの?もう君のことが好き
女子中学生の青春を描いた学園アニメ『明日ちゃんのセーラー服』OP。
信じられないほど瑞々しくて、輝いていて、胸が苦しくなるほど眩しい。
ストレートなメロディーとボーカルがド直球に青春していて、そのプリズムの粒があまりにきらめいているから泣いてしまう。
「時間が止まれば 良いのになって 思うよ
まだ何も知らない同士なのに どうしてなの? 君のことがもう好き」
「クラスメートじゃなく 友達になりたい 君に思っていたの 密かにずっと」
「大人になりたい 背伸びする度 揺れる 今がほら 素敵すぎるからだよ」
という歌詞も、入学直後の中学1年生らしい瑞々しさを切り取っていて素晴らしい。
実際の中学生女子なんてもっと嫉妬でドロドロだったよ。
誰かが誰かの特別にいつもなりたがってて。
でも明日ちゃんは駆けていけるんだな。
真っ白な光のド真ん中を。
ブレザーを来たクラスメートの誰かの、引いては全員の手を引いて。
わ行
そしてまた 一人の夜を超えてく
朝焼けの白い手を背中に受けて
YSSというのは、VR上で活動している男女2人音楽ユニット。
いわゆるVtuberなんだけど、YouTubeではなくメタバース上で活動しているので、いやはや時代の最先端という感じがしますね。
とにかく女性ボーカル(Sorte)の声が極上だなと思います。
透明だけど芯がある、夜露を含んだ霧みたいな声。
歌詞だと「目を焼く光 色鮮やかな絶望が目を覚ます」と「そしてまた 知らないふりで 預けた背中の温もりに怯えている」がお気に入り。
女性メインボーカルに加えて、サブで男性ボーカルのコーラスが入ってくるところが好きだな。
一年の振り返り
まさか私が1年間を通して毎月マイベストミュージックの記事を更新出来るとは、私が一番思っていませんでした。
自分が思ったより継続性のある人間で驚いているし、何より曲に恵まれまくった1年だったと思う。
Snow Manにハマってからジャニーズ全般のYoutubeチャンネルをチェックするようになったし、2022年冬アニメのおかげで年間を通して毎クールのアニメOP&EDをチェックするようになったし。
やっぱり音楽とかゲームとか、不変のものを好きでいた時間って何一つ裏切らないよ。
私に傷一つつけることなく、ずっと私の体調や感情、生活をいつでも支えてくれる。
2023年もこのマイベストを続けるかどうかはまだ決めてないけど、とにもかくにも今年は完走できて良かったです。
ここに挙げた全ての楽曲の制作に携わってくれた全ての制作者様方に感謝を捧げます。
私はいつだって、貴方達が作り上げて世に出してくれた音楽に助けられてきました。
この先ずっと、生涯かけて大好きです。