復元可能な灰壺

個人的な感想文ブログ

2022年マイベストミュージック【全117曲<前半>】

本日は12月31日大晦日ということで、2022年のマイベストミュージックの総まとめ。

1月2月3月4月・5月前半・5月後半・6月前半・6月後半7月8月・9月前半・9月後半10月11&12月の記事で書いた楽曲全115曲のコピペ&加筆修正なので、結構長いです。

(※115曲を一度に載せるとスマホで閲覧するにはあまりに重すぎたため、前半後半に分けました)

 

 

【あ行】

・ACIDMAN『スロウレイン
・ACIDMAN『夜のために
・嵐『Face Down
・嵐『Zero-G
・ALI『NEVER SAY GOODBYE (feat. Mummy-D)
・Eve『Bubble (feat.Uta)
・EXILE『PARADOX
・LMYK『0(zero)
・Orangestar『Sunflower (feat.夏背.)
・Orangestar『夜蝉 (feat.夏背)
・Orangestar&夏背『MOON-VINE
・Orangestar&夏背『灯台
・Orangestar『Surges
・Orangestar(カバー:ダズビー)『回る空うさぎ

 

【か行】

・KAT-TUN『Ain't Seen Nothing Yet
・King & Prince『ツキヨミ
・加藤ミリヤ『KILL MY LOVE
・花譜&MIYAVI『Beyond META
・カリスマ/ 天堂天彦『VIVA LA LIBERATION
・Gorilla Attack『Gorilla Step (Acoustic Version)
・kZm×佐藤千亜妃『今夜はブギー・バック nice vocal × 水星
・加藤ミリヤ『LIE LIE LIE
・Clock over ORQUESTA / 天馬六華『午前六時のブギウギ(Never↓and ver.)
・Clock over ORQUESTA / 天馬六華『境界で鏡面
・倖田來未『Hey baby!

 

【さ行】

・Survive Said The Prophet『papersky
・Ciel『君の望み、君の願い
・Sexy Zone『RIGHT NEXT TO YOU
・サカナクション『ショック!
・澤野弘之 feat. Laco『Never Stop
・JAKIGAN MEISTER薩婆訶-そわか-
・syudou『狼煙
・SuiseiNoboAz『3020
・SixTONES『Telephone
・SixTONES『マスカラ
・SixTONES『僕が僕じゃないみたいだ(Dramatic Rearrange)
・Snow Man『紹介RAP ~We are Snow Man~
・Snowman『Grandeur
・Snow Man『EVOLUTION
・Snow Man『君の彼氏になりたい。
・Snow Man『Crazy F-R-E-S-H Beat
・Snow Man『JUICY
・Snow Man『D.D
・SnowMan『オレンジkiss
・Snow Man『僕に大切にされてね。
・Snow Man『キッタキッテナイ
・Snow Man『Feel the light, Lovely
・水槽『はやく夜へ
・SEKAI NO OWARI『Habit

 

【た行】

・DUSTCELL『LAZY
・DUSTCELL『アネモネ
・DUSTCELL『足りない
・DUSTCELL『Void
・DEEN FUJIOKA『Apple
・Tempalay『そなちね
・Tempalay『どうしよう
・Tempalay『憑依さん

 

<後半へ続く>

書いている方は過去の記事内容をコピペして手直しするだけなのでこの文章量に対してそこまで苦労してないんだけどね。

1年間に好きになった曲数が100の大台を超えると結構多く感じるんだけど、でもここに載せた音楽以外はほぼ全く聴いてないことを考えると、115曲って案外少ないのかも。

 

 

 

あ行
スロウレイン

スロウレイン

  • provided courtesy of iTunes

この世界に溢れる
その全ての音に
意味が在るように

2006年、つまり16年前に発売された曲らしいんだけど、今週のヒットチャートに載っていてもおかしくないくらい瑞々しい音でびっくりします。

そりゃ録音環境は今と比べれば悪いんだろうけど、それを感じさせないくらい王道のバンドサウンドをしているな。


曲調の爽やかさとは対照的に、歌詞はそこまで元気いっぱいという訳ではないというか、むしろ真摯に死を見つめているギャップがあって好きです。

君は最後の風に乗って 
 鮮やかな風に乗って
 空に舞い上がり手を振った

のサビなんて「え、もしかしてこの君って亡くなってる?」って思ったし。

だからこそ「この世界に溢れる命の その全てに意味が在るように」と願う切実さに、この曲なりの哲学が見えて嬉しかったです。

何度も探していた

 星が生まれた  その意味を

 生かされる日の その意味を

 あなたが笑った  その意味を

生まれた意味を探すのは、生まれた意味が分からないから。

でも今曲はその疑問に対して「それでも届くように」「それでも続くように」と答えを出した。

その姿勢が尊敬に値するなと思います。

 

 

 

 

夜のために

夜のために

  • provided courtesy of iTunes

輝いて 夜のために
世界はきっと美しいはずなんだよ

こういうド直球の人生讃美バンドロックで泣けるようになりましたよ、私も……。

ここまで真っ直ぐな歌声で「消えないで」「その心で その命で 生き抜くんだ」と言われると、素直に聞く気になれるというか、人生に対してひねくれている場合じゃないなという気持ちになります。


「生きる方」へ気持ちを少しでも動かしてくれるだけでも十分尊いことだと思えるようになったというか。

輝いて 君のために
 消えないで 君のために

ただ泣いて 生まれたから 
 最期の夜は 笑って見せて

というラストサビに問答無用で涙が出るのは、心が「生きたい」と望むからで。


生と死、長過ぎる人生の中でそのどちらにも振れる針を、強く生に傾けさせる。

そういう魂の熱さを伝搬させてくれることがありがたいよ。

 

 

 

Face Down

Face Down

  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

次の奇跡は 予測不可能

2012年に放映された、大野智の主演ドラマ『鍵のかかった部屋』主題歌。

ラストは探偵役だった主人公が宝石を掠め取って高飛びするんですよね。
最後まで何も分からなかった男のミステリアスさが存分に表れていて良い曲だなと思います。

嵐は5人の歌声それぞれに特徴あるから、誰が突出して上手いとか下手とかあんまり意識しないんだけど、今曲の大野智の声、めちゃくちゃ艶やかで好き!

アウトロの「孤独な夢に」のハイトーンボイスのところとかたまらないな。

 

ラップパートの「pump it up」の半濁音も好きだし、そこから最後まで畳み掛ける流れもめちゃ気持ちよかった。
Cメロがあるってだけで大好きなのに、その後にもう一回サビを噛ませてくるのが最高。

 

 

 

Zero-G

Zero-G

  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Knock it, Knock it, Knock it Knock you out
Knock it 軒並み Knock you out

Don't stop, stop, stop, stop baby」や「Oh my, my, my lady」とステップの踏み方に惚れるEDMナンバー。

デジタルサイバーな音使いでも親しみやすく感じるのは、嵐全員の歌声が心底聞き慣れたものだからなんだろうな。

 

 

 

PARADOX

PARADOX

  • provided courtesy of iTunes

世界は予想外で溢れてるラビリンス

踊るように駆け抜けたい

EXILEってまだこんなに前線にいるんだ!?

私の中ではEXILEって『Ti Amo』『ふたつの唇』Lovers Again』とかで止まっていて、不倫&失恋バラードをメインとしている印象が強かったんです。

最近は 三代目J SOUL BROTHERS とか後輩グループに活躍の機会を譲り、本家は隠居状態なんだろうなとか思っていたら、いやいやまだまだめちゃめちゃ格好いい!


今曲はデビュー20周年記念曲とのことで、所々に過去曲のフレーズを入れているもファンにとってはたまらないだろうと思う。

Fun fun we hit the step & step &step」は『Choo Choo TRAIN』からだろうし。

でも何より出だしの「PARADOX」コーラスが決め手かな。
一発でぶちアガる感覚がたまらなくエンターテイメントしてて好きです。

 

 

 

歩け道なき道を 猛き愚か者たちよ

アニメ『ゴールデンカムイ』4期OP。

野太い掛け声とむさ苦しいパッションの中に急に神聖めいた光が差す瞬間があって、そこに映るのはいつもアシリパさんなんですよね。

漢と少女のコントラストがゴールデンカムイそのもので感動しました。

 

 

 

Bubble (feat. Uta)

Bubble (feat. Uta)

  • Eve
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

君となら 僕はまだ この夜も超えてみせると

 

 

 

Surges

Surges

  • Orangestar
  • ダンス
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

誰も知り得ない 夜明けを僕たちは超えていけ

「surges」の意味は波打つように。

一呼吸も挟まないまま走れと急き立てるボーカロイドの声に、あるはずのない鼓動、あるはずのない息切れ、なのにここにある必死な熱さにやられる。

無機質な機械音声が人間の感情をなぞる時、そこに見える人らしき心に、次元の壁を易々と超えていく奇跡を見る思いがします。

途中からツインボーカルになるところも「僕たち」感があっていい。

 

 

 

Sunflower (feat. 夏背.)

Sunflower (feat. 夏背.)

  • Orangestar
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

思い出すのは貴方の 思い出すのは貴方の 

こんな情緒に響く音があるか!??

ミニアルバム『Light in the Distance』のラストソングなんだけど、何回聴いても全てに震える。


鉄弦のアコギが2本あれば、海辺でそのまま奏でられるようシンプルさが好きです。

大掛かりなドラムセットやコードを繋げる電力なんてないまま、この声と弦の震えだけで奏でられる物寂しげな小夜曲。

繰り返される旋律は人が最後に還り着くべき場所、はじめとおわりの海を指し示している。


ギターの音がそのまま「海の揺らめきと 地球の呼吸」で、その冴え冴えとしたきらめきがすごく好きです。

何を思い出せばいいのかも分からず、ただ貴方の「何か」だけを見つめている。

その眼差しにどんな意味を重ね見るのかは人それぞれで、幾通りもの解釈を包み込むあの声こそが文学的だなと思います。

後述する3曲も合わせると『Light in the Distance』、個人的超名盤。

 

 

 

夜蝉 (feat. 夏背)

夜蝉 (feat. 夏背)

  • Orangestar
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

あぁ 僕が今越える悲しみの先は 夏だよ

 

 

 

MOON-VINE

MOON-VINE

  • 夏背 & Orangestar
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

繰り返した迷走と 何もない僕の心
どうかしてしまう前に 光ばっか探している

 

 

 

灯台

灯台

  • 夏背 & Orangestar
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

暗い夜道の上、もう一度上へ ただ青く凪いだ光の方へ

アルバムの幕開けに相応しい1曲目。

後半のサビで2つ3つに重なる声は、水面に注がれては散る夜灯。
月光であり、星明りであり、街灯であり、そこに在り続ける夜標の光でもある。

何種類もの光がきらめく海面が見える。本当に見えるんですよ。


ただ雰囲気自体はそこまで濃紺という訳ではなく、割と爽やかな水色テイストなのが面白いなと思います。

穏やかにまとまったピアノの和音と細やかなシェイカーの音が、光の束を感じさせるのかも。

 

 

 

回る空うさぎ

回る空うさぎ

  • ダズビー
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

もう届かないや 届かないや

今日の空は 彼方  西に流れた」で、思ったよりも高く星空に昇り、「もう届かないや」で思ったよりも深く地下に潜るその音階。

軽やかに彼女の息で色づく音色に惹かれるました。


タイトル「回る空うさぎ」が意味するものは月。

少女の声で歌われる、少女のための夜伽歌。

瞼越しに透けて見えるささやかな光を見つめながら、微睡む幸福を思います。

 

 

 

か行

Ain't Seen Nothing Yet

Ain't Seen Nothing Yet

  • provided courtesy of iTunes

蟠(わだかま)り  溶けるように  我が侭に キスをしよう

1:35秒「キスをしよう」での指差し、命が助かる!

亀梨和也が「キスをしよう」って言って、こちらに指をさして、ターンして、髪が円を描いて揺れ動く。

このシーンを初めて目にした時は、本当に格好良すぎて時が止まった。

私にとってのKAT-TUNは、ずっと届かない褥なんですよね。

キミ以外に  僕以外に 踏み込めぬ夜がある」っていう2番の歌詞がまさしくそのもの。

私は”キミ”ではないから、その夜には踏み込めない。

だから好きです。届かないから、好きだ。

 

Ain't Seen Nothing Yet』というタイトルを目にした時の高揚もやばかった!

直感的に「これは私がKAT-TUNの曲の中でも最上級に好きな『NOTHING ELSE MATTERS』の続編では?」と思ったんだよな〜〜〜。

その予感は大当たりして、Aメロが始まった瞬間に「マジで来た!」って叫んだ。

作詞も同一人物(RUCCA)だし、本当にあの曲の続きが聞けたんだなという気持ちで感無量です。

間奏「悴む指 求めていたのは All your affection」の中丸雄一の声がKAT-TUNの曲らしい掠れた艶っぽさを出していて素敵。

 

 

 

LIE LIE LIE

LIE LIE LIE

  • 加藤 ミリヤ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

夜が嫌いだわ 体がうずくから

曲自体は、憂鬱に揺蕩う女の傷口から流れ出す恋、という感じですごく好きなんですけど、そのジャケットセンスはマジで何???

こんなヴィレヴァンに売ってるパチもんのふざけた洋盤ミックスCDみたいな曲じゃ全然ないんですよ!


私が好きな加藤ミリヤの曲は大体「”君”の言うことは全部嘘、なのに離れられない、まだ好き」みたいなラブソングなんだけど、今曲もそんな感じで大好き。


好きになっちゃったもんは仕方ないんだよな。

特別な女になれないと分かっていても、そこから離れられないのは、傍から見たら馬鹿なんだと分かっていても。

どうしても最後の最後で「嘘で返して 抱いて」と伝えてしまう。

それぐらいに君の体温が”今”欲しいんですよね。

 

 

 

KILL MY LOVE

KILL MY LOVE

  • 加藤 ミリヤ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

夜が明けても  永遠なんてわからないけどね

お手本みたいなJ-POP・R&Bで、平成時代のラブソング好きにはたまらないメロディーながら、編曲はちゃんと令和っぽいところがいい。

いつでも現代的な歌姫。


彼女の描く曲はホス狂かセフレみたいな、彼から大切にされていない女の視点ばかりなんだけど、そこのどうしようもなさが恋で好きです。

どんどんハマるのダルい
 全部欲しがるあたしはズルい?」とかさ、自覚してても沼っちゃうもんだよね……。


個人的には「VIVA 映える人生 あたしいつも忙しい」のところが痛々しくてグッとます。

彼に自分の忙しさを見せつけて焦らせたいのに、特に何のダメージも与えられていない感じが。


皆、誰かに自分の人生が充実しているところを見せびらかしたくて、でもそんな一人芝居を見てくれてる人なんていない。

「自分は羨ましがられるような存在じゃない」って突きつけられるのは、本当に、本当にきついことでしょ。好きな人相手なら尚更。

そりゃ「殺して」ぐらい言いますよ……言う……。

 

 

 

そうさ 今  君こそがオンリー・ワン

サントリーの酎ハイ、ほろよいのCMソング。

テレビから流れてきた瞬間に検索かけて、DLしました。

微炭酸のチルっぽいビート、アルコールに焼けたようにかすれる男の声、水面の上で弾ける寸前の二酸化炭素みたいなハイトーンの声。

小沢健二×スチャダラパーの原曲自体は6分とかなり長いんですが、それが2分とかなり短く要点だけまとめられているところも、聞きやすくて嬉しい。

 

 

 

Beyond META

Beyond META

  • 花譜 & MIYAVI
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

完璧な君を 抱きしめたい

バーチャルシンガー:花譜とギタリスト:MIYAVIのコラボ曲で、花譜の語尾をしゃくりあげるような歌声が癖になる一曲。

ジャケットから受ける印象がそのまま音になっていてすごいなあと思います。

MIYAVIのエレキはネオンブルーで、花譜の声はビビッドピンクで。


Beyond META』と名付けられた次元を超えようとするラブソングをバーチャル・シンガーが歌う構図、オタクなら全員好きだよね!?


ピクセル化したその声だけが 毎日起きる理由

画面を超えて 次のステップへ

画面の向こうにいる君はいつでもどこでも、15cmの近さで見つめ合える君だから。

その距離を詰めようとするのは、至極当然の流れなのかもしれません。


2分48秒「I’m fallin’ down Down in love with you」の音もたまらない。

遥かな高みへ飛翔する声が望むのは「fallin’ down

その裂かれていく体感こそが、まさに”次元を超えて会いに行く”覚悟で素晴らしき良き。

アウトロのギターソロもバチバチにキマってて格好いい!

 

 

 

VIVA LA LIBERATION

VIVA LA LIBERATION

  • 天堂天彦/カリスマ
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

生まれたまんまで 人間万歳!

Youtubeでドラマトラックやミュージックピデオなどを配信し、展開している女性向けコンテンツ『カリスマ』から発表された一曲。

何か書こうと思っても「全部下ネタじゃねえか!」の一言になるっちゃなるんですが、私は女性向けのこういうノリがずっと大好き。


一応分からない単語とかも調べてはみたんですが、もうぜ~~~んぶ性行為の暗喩!
男性器の比喩!これの何にどう言及しろと!??

欲望の奴隷よ 貴方こそ美しい

リビドーは生存だ 貴方こそ愛おしい

生まれたまんまで 人間万歳!

と、合間合間に何か良いこと言ってる箇所があるからまだここに書けるけど、そうじゃなかったら今曲を好きになったことすら公言するかどうか怪しい。

いや、「くっっだらね~~~!」と「実は、すごく考え抜かれて作られているのでは?」との間を鮮やかに駆け抜けるワードセンスは見事だけども!

プラス、インド映画のような派手さや、はちゃめちゃ具合をそのままメロディーと編曲に落とし込んでるところも素晴らしい!と思っていたら作編曲:月蝕會議だそうで。そりゃ好きです。

 

 

 

せめて今 君はこの嘘を見抜いて…

平野紫耀主演ドラマ『クロサギ』OP。

ジャニーズで今一番アダルティーな楽曲を歌うのってやっぱりキンプリだよね!?

デビュー当初のきらきらイメージから一転、ここ最近は『ichiban』『TraceTrace』といったプロ志向の楽曲をリリースしてる印象が強いキンプリだけど、ここまでアダルティーさに振り切った楽曲を出してきて驚きました。

バラエティで見る全員ド天然グループと、今曲で歌い踊ってる彼らが一緒だなんてとてもじゃないけど信じられない。

 

やっぱり第一はダンス!ダンスが上手いよ~~~!

キンプリメンバーについては全員大好きだけど、個人的には髙橋海人君が一番好き。


動きがどエロいんよ……!

0:16の「悲しみの魔法に」でのポーズと色気、成人指定の映画かと思ったよ。

光沢のある黒のだぶついたトップスもエロいし、2周りぐらいデカいスラックス+スニーカーもだらしなさと気怠さと優美さを兼ね備えていて、衣装のセンスが冴え渡っている。

 

1番Aメロ「別々に持ち寄った寂しさに 愛なんてくだらない名前つけて 誤魔化して 何になる?」や間奏「もつれた嘘 絡まる有象無象の人の業で濁る希望」での歌詞もいいし、ちょっと高めの甘めな声もいい!

今曲のMVで一番重要なフレーズであろうラストの「君だけはどうか気づいて…」を担当してくれたのも嬉しかったです。

あとはMV最後、皆の「あれ?出れんくね?」みたいな表情がバラエティの彼らっぽくて笑っちゃう。もちろん可愛い。

 

 

 

午前六時のブギウギ(Never↓and ver.)

午前六時のブギウギ(Never↓and ver.)

  • provided courtesy of iTunes

午前六時にラリってシュビドゥバ 
意識遠のきヴァルハラ

アキバ系ロリ萌え電波曲の極北点がここにある!

『Clock over ORQUESTA(クロック・オーバー・オルケスタ)』というキャラソンCDプロジェクト内の一曲。

今曲を知ったきっかけはApple musicのレコメンドで流れてきたからなんだけど、その時の衝撃が忘れられない。

 

CV.金田朋子の舌っ足らずなロリボイスと、児戯的でサイケデリック&ポップなEDM。

最初からかっ飛ばしてるメロディーラインが、間奏からのラストサビで更にブーストがかかっていく。

電子の風に髪をなびかせ、混沌を統制する幼女の声に情緒がめちゃくちゃになるかと思いました。

いや、本当にこれ48歳の声優が出せる声色か!?

 

プロジェクト自体がボカロPを主軸に置いたものなので、今曲の作詞曲は梨本Pこと梨本うい

『ペテン師が笑う頃に』『死にたがり』等で有名な人ですね。

『VOCAROCK』(という、ボカロコンピレーションアルバム)をよく聴いていたから知ってるぞ!

 

歌詞のセンスもすごく好き……というか『午前六時のブギウギ』っていうタイトルを思いついた時点で勝ちですよね。


深夜2時とか3時とかじゃなくて、午前6時。

清く正しいみんなが起きて動き出す、朝の6時。


制御不能のコントローラー 君の望むままに舞ってくれ
 それに誂え向きの歌を贈ろう 午前六時のブギウギ

っていうところがたまらなく好きだな。

 

あと今曲(Never↓and ver.)では、編曲:大山曜 の功績もめちゃめちゃデカい!

原曲版は梨本ういらしい歪んだエレキの黒黒としたノイズが前面に出されてるんだけど、今曲はどちらかと言うとぴこぴことした8ビット、極彩色で人工的なワンダーランド感がある。

色々な意味で、CV.金田朋子の幼女に相応しいパレードの行進曲。


プロジェクトチャンネルでのPVやお祝いボイスの再生数を見る限り、この子が断トツで人気があるんですよね。

どの動画も他メンバーの大体5〜10倍の再生数を稼いでる。

いや、分かるよ!この子は追いたくなるキャラだもん!

 

で、その魅力がどこにあるかって言ったらやっぱり、CV.金田朋子の声なんですよね。

脳卒中」「ケラケラ」「あいむのっちゅ」という一単語に、二次元のキャラクターでしかありえないあざとさを詰め込んできてる。


ラストサビ後半では「ちょっとがなりすぎじゃない?」とまで思える喧しさなんだけど、最後の最後、「んふっ♡」という笑い声できっちり落としてくる手腕が鮮やか!

全ては彼女の掌の上なんだと、瞬時に分からせるあの笑い声はすごい。

 

 

 

境界で鏡面

境界で鏡面

  • 天馬 六華(CV:村瀬歩)天馬 六華(CV:金田朋子)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

裏ワザ 含めての 遊びでしょ

CV.金田朋子のロリボイスが、やっぱりいい!


彼女がどんな表情で歌っているのかが、絵も何もないのに分かるのが素晴らしい。

泣きたいのも、笑うしかないのも、怒っているのも、諦めているのも。

全てに苛立っている悲痛さが分かるんだよね、何も見えていないのに。


今までずっと1つの旋律を2人で分担するように歌ってきたのに、ラストサビから急に分離していく流れが好きだな。

嘘だらけなら」の「なら」で、幼女の目が据わる感じに興奮する。

そこに第三者としてストリングスが介入してくる感じも面白い。

2人を分かつ鏡面のヒビ割れ、その境界線のようで。

 

 

 

Hey baby!

Hey baby!

  • provided courtesy of iTunes

甘いのに 甘すぎない あなたに夢中

 

 

 

Gorilla Step (Acoustic Version)

Gorilla Step (Acoustic Version)

  • Gorilla Attack
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Gorilla は多くを求めやしない わずかな水と強靭なbeatだけ

適当に個人ブログを読み漁っていた時に「好きだ」と紹介されていた曲。

アーテイスト名とタイトルに引っかかるものがあったから検索してみたんですが(こういう時は大体あたりが引ける)第一声が聞こえた瞬間に叫びました。

Dios(元:僕のリリック棒読み)の人じゃない!?

一応身元不詳のラップユニットっていう事になってるんだけど、こんな声を出せる人なんてそう何人もいないでしょ。


アコギの弦が刻むビートはどことなくボンゴのようでもあり、ゴリラのドラミングのようでもある。

2人の声が重なり歌われる「生きる意味なんて探すほど暇じゃないの」というフレーズには心震えるものがあります。本当にそうだね。

 

 

 

さ行
ショック!

ショック!

  • provided courtesy of iTunes

ショックでうずくまった 僕は痺れて感電中

ジャケットがめちゃめちゃ良い!

かーん!としたレモンイエローのジャケットにブルーのネクタイ、そこにピンクのネオンライトで、彼の目線の方向に視線誘導してる。


嶋田久作のお固くて、くたびれた壮年男性がファイティングポーズを取ってる(実際には「ショックダンス」を踊っているだけで、ファイティングポーズではないんだけど、でもそう見える)構図もキマってるな。

静止画一枚で曲の世界観を体現してる、素晴らしいジャケットだと思うよ。


曲調としては『新宝島』や『忘れられないの』と同系統、昭和歌謡感を強く打ち出した昔懐かし風の一曲になってて、中毒性が半端ない。

ハイトーンで電撃的なコーラスは耳について離れないし、直後の「君は涙で充電中」というフレーズもエモくて最高。

 

 

 

Papersky

Papersky

  • Survive Said The Prophet
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Wake me up  現実まで君を描いてく 
Take me out  夢の中で君が歪んでいく

 

 

 

Never Stop (feat. Laco)

Never Stop (feat. Laco)

  • provided courtesy of iTunes

The song was born in hell (この歌は地獄で生まれた)

サビを初めて聴いた時は、強くビートを刻むドラムと空を鳴らす女声ボーカルに軍歌のような印象受けていたんだけど、まさしくバトルロワイアルTPSゲーム『荒野行動』のテーマソングだそうで。

歌詞もゲーム内容を強く意識していて大好きです。

私はああいうFPSは3D酔いを起こすのであんまりプレイしないんだけど、それでもゲームファンにはたまらないフレーズなんだろうなと思うワードが随所に散りばめられている。

We play with everyone
(皆と一緒に遊ぶ)

Fields and trees will be Part of a stagium
 (野原や木々は ステージの一部)

Never stop, You can breakthrough 
 Got your back and taking some damage
 Hide and go seek your thrills 
 Charge it up, we gonna get savage

(立ち止まらない、突破出来る。背中を押されて、ダメージを受け
 隠れながらスリルを求めて 充電して、野蛮になる)

あたり。

ゲームのジャンルそのものを歌に昇華出来るところが、澤野弘之のすごい所だよなあ……。

 

 

 

君の望み、君の願い

君の望み、君の願い

  • Ciel
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

君がもし望まず 君がもし願わず
でも僕はもう決めてる 君を助けにいくよ

フリュー制作のゲーム『モナーク』挿入歌。

今曲の作詞曲はボカロPの傘村トータ
彼らしい感動的なバラードで、ツインのピアノとボーカルだけのシンプルな構成で真っ直ぐに泣かせてくる。


どこをどう切り取っても泣けるんだけど、2番の歌詞が特に刺さるな。

君がもう望まず 君がもう願わず 
 でも僕は嫌われ果てても 君を助けにいくよ
」のとことか特に。

大切なものを大切と言えるまで こんなにかかっちゃったよ」って、ね、本当にそうだね。

 

 

 

薩婆訶-そわか-

薩婆訶-そわか-

  • JAKIGAN MEISTER
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

知らぬ人は僕を貶して 知る人は禁忌とする

誰にも罪はない

ヴィジュアル系バンド、ナイトメアに属するメンバー:咲人によるソロプロジェクト内の一曲。

ナイトメアと言えば、アニメ『DEATH NOTE』1期のOPや『魔人探偵脳噛ネウロ』OPを担当したバンドなので、15年前の深夜ジャンプアニメ好きは知っている方も多いのかな?


今曲は2017年に発表された曲なんだけど、なぜかハイレゾ?って思うくらい音質がいい。

聞くところによると、アコギによるパーカッションやベースも全て一人で弾き、その多重録音したものの上に重ねて弾き語りをしているそうで。

今曲にある、ずっと一人で何かぶつぶつ呟いてるような自責の雰囲気は、そこから来ているんだろうな。

 

彼の中でだけリフレインし続ける喪失の悲しみは誰にもどうしようもなくて、だからこそ見ているこちらの心を打つものがある。

『薩婆訶』は仏教用語で”成就あれ”という意味。

ただひたすら再会の時を待つ、痛みを湛えた眠り歌に相応しいタイトルだと思います。

 

 

 

狼煙

狼煙

  • syudou
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

さぁ 松明に火を灯せ 
その地の行く末  アナタの影

泥の上を沈み踏み込むように上がっていく音階が好きです。

どこをどう聴いても、黒煙立ち上る開戦曲そのものので高揚する。


アコギが撒き散らす砂埃、バスドラムが地に落とす影。

オクターブ高いピアノの粒が灰火のように白く、熱く爆ぜる。

そういう行進の情景を、脳に直接画像共有したように思い描ける編曲が素晴らしすぎるね。

 

 

 

3020

3020

  • provided courtesy of iTunes

3020年まで  ずっと  友達でいよう

10回聴いて10回泣いてる。

私の人生にとって、確実に一つのマスターピースとなる曲です。

この曲を聴いて泣ける感性がまだ私に合って良かったと思えるくらい。


なぜ世にいるアーティスト達はよく「道は続いている」と歌うのか不思議だったんですけど、今曲を聴いた今なら分かります。

本当にずっと、ずっと続くからなんですよね。

世界は私や誰かが死んだ後も変わらず続き、そしてまた出会える日までずっと続いていくんだと。

シロツメクサが青い海へ続いている
 夢を見るように道は続いている

とこの曲が歌うように。夢を見るように、本当に、ずっと。

誰だって日々の暮らしの中で、人生を続けていく中で、自分の手で掴んだ真実というものがあるはずで。

で、そういう真実の表現ってやっぱり触れた瞬間に分かるんですよね。

この答えは、この人が人生をかけて得た答えなんだなってことが一瞬で分かる。

 

3回繰り返される「新しい音楽が始まるはずさ」という言葉が、まさにそれだと思う。

SuiseiNoboAzのことも、今曲を作詞作曲して歌っている石原正晴のことも私はまだ何も知らないけど、でもその言葉に彼の魂が宿っていることは分かる。


好きなところなんてありすぎて挙げていくとキリがないけど、それでも一つずつあげていこう。


まず3分8秒、「生きていくことは とても辛いことだ」と言い切ってくれたところ!

すーーーごい嬉しかった。

生きていくことって、やっぱりとても辛いことだよ。

毎日毎日毎日同じように寝て、同じように食事をして、同じように学校なり職場に行って。

繰り返され続ける日々の中で摩耗していく精神、損なわれていく肉体。

誰だってそうでしょう、誰だってこんな毎日、嫌でしょう。

 

だからこそ「だが湿っぽい話は無しにしようぜ」にダダ泣きしてしまう。

そうだね、本当にそうだ。


時間は繰り返してるって説もあるしな」っていうSFめいた信条も好きだ。

俺は千年後の未来について考えてる
 今生きてる奴は間違いなくみんな死んでる

 不思議な言葉で歌を歌いながら
 流線型の都市が遠くまで連なっている

 そこには未来の俺やお前もいて
 変わらず運命に毒づきながら

 愛する人に捧げるために
 毎日汗をかいて働いている」ってとこ。

例えば1000年前の1020年、平安時代の人達だって同じことを思ったと思うよ。

上位1%以下の平安貴族ならともかく、99%大多数の庶民はね。

1000年後の未来では誰もこんなに辛い目に合わず、愛する人と一緒に楽に暮らしていけるのかもしれないって。

でも現状そんな夢は叶えられていなくて、だからきっと1000年後もこのままで。


5分3秒からの流れは100回聴いても100回泣ける。

時間は繰り返してるって説もあるしな
 もしも始まりと終わりが繋がってるんだとしたら
 旅路の果て 千年後

 ドブ臭い川べりでビールを飲もう

もうここ、泣けて泣けて仕方ないです。

最初聴いた時は泣きながら、ちらっと「アルコール賛美?私はそういうのちょっとな……」とか思ったんですけど、別にこれは何だっていいんですよね。

終電間際のスタバで新作のフラペチーノを飲もうでも同じこと。

再会の約束に交わす杯なら、何だって。


3020年まで ずっと 友達でいよう」のフレーズなんて言わずもがな。大号泣。

この友達というのは、私とあなたのことであり、私達のことであり、私と音楽のことでもある。

まさか自分じゃない方から「ずっと友達でいよう」って約束してくれるなんて信じられなくて、信じられないほど嬉しくて、涙が止まりませんでした。

だって私に言ってくれたんです。ずっと友達でいようって、私に……。

 

MVも大好き!

電車の車輪とカセットテープの再生状態を重ね合わせた発想が素晴らしすぎるね

高速で回転する車輪を見ている
 半分は眠りながら次の街に向かっている

 浮かび上がる残像が逆回転を始める
 もう大人だからそれが錯覚だと知っている」なんですよね、本当。


背景も液晶の車窓を並べることで、この空間自体が一つの車両内のように見せているのがいいね。

上の写真の時なんか本当に最高で、あえて右手側の壁と前の壁の角に立つことで、ここは車両の中でも一番先、先頭車両であることを示してくれてる。

 

東京2020オリンピックの横断幕と「本日は終了しました」の立て看板が同時に写ってるカットも好きだなあ。

こんなにも「TOKYO2020」は「終了しました」と言い切ってくれる場所なんてそうそうないよ。

 

合間に挟まるギターソロも、まさにオルタナティブ・ロックを体現していて物凄いなと思います。

アンプの増幅、エフェクターの歪み。
単なる電気信号による空気の震えが、銀波のように鈍く反射する。


6分36秒から入ってくるエレキもいい!すっごくいい!
光の粒が繰り返し点滅してるのが見える。
それが2本のエレキで応答しあうように奏でられるのがたまらない。


瞬きをしながら見つめる星明かりの光が、一つではなくて2つある。
あなたと私、だから2つ。
最後の最後までずっと隣にいてくれるこのラスト、今曲に相応しい完璧さだ。


一曲7分26秒。

7分26秒を重ねて、1000年生きよう。もうあと998年だし、きっとすぐだから。

3020年まで、ずっと、友達でいよう。

 

 

 

はやく夜へ

はやく夜へ

  • 水槽
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  • ¥255
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初めてかけたブレーキも  思ったより熱だった
切り立った夜だった

 

 

 

Call me on the telephone, Telephone

こんな衣装、オタクは全員好きでしょ!?

中折れ帽+片肩ジェケット+もこもこファー+革手袋+革ブーツのデザインはやばい。

しかもそれが黒とワインレッドの2パターンあるの、オタクの見る夢?

こんな衣裳デザインしてくれるの、二次元だけかと思っていたらジャニーズがやってくれました……。


SixTONESに関しては全員好きなんだけど、やっぱり松村北斗京本大我の歌声がめちゃめちゃ色っぽくて好き。この2つの声があるSixTONESは強いなあ……。

ジェシーのワインレッド衣裳+カラーサングラスもドツボだし、田中樹の間奏ソロ「ほら 教えてよ Are you coming over?」の気怠げな声は、北斗+大我とはまた違った色っぽさがある。

照明とスモークの使い方もアダルティな雰囲気全開で良い。

 

 

 

強くなれたならば素直になれるかな 
見えすいた完璧なフリはもうやめて

すごいお洒落な曲だと思ったら、作詞作曲がKing Gnuの常田大希ということで。

個人的には「強くなれたならば優しくなれるかな 見えすいた嘘で茶化してばかりで」というフレーズが、SixTONESというグループそのものを表しているようで好きです。

YouTubeの公式バラエティ動画を観ていると、確かに彼らは「見えすいた嘘で茶化してばかり」のような気がするんですよ。

それこそがSixTONESの持ち味だから全然良いんだけど、こういう風にグループの色そのものを言い当てられる常田大希の作詞能力がやっぱりすごい。


あとは京本大我&田中樹が「足りて足りて足りない僕ら」と向き合いながら声を重ね合うパートがめちゃくちゃ好きです。性癖。

 

 

 

愛に咲いた花の名前は Liar
遠いあの場所で揺れてる

デザート連載の少女漫画実写映画『ライアー×ライアー』の主題歌という訳で、少女漫画全開の歌詞が良すぎる!


僕が僕じゃないみたいだ 笑えるな  君のせいだ

どうしようもないこんな僕が 悔しいくらい本気だ

今日だって 柄にもないこと考えてる
 今までの自分じゃ  君といられないって

君といる時の自分が好きなんだ それが本当の僕だ

こんな僕も悪くないな 君以外じゃそうは思えない


と言う様に、作詞:佐伯youthKによる言葉の数々にたまらない気持ちになる。

めっちゃいいんですよ、本当に。すーーーごいにやにや出来る。

ストリングスとピアノをメインとしたアレンジもすごく好きだし、流石「Dramatic Rearrange」と言い切るだけの事はあると思います。

 

 

 

これがなければハマってなかった!

メンバー間で回す、名前&特徴の紹介ラップ、本当にいい文化です。
全てのジャニーズグループに義務付けてくれと思うぐらい、新規客取り込みに向いてる。


特にグッとくるのは、ひーくんこと岩本照!

自分へのレスポンスで、興味なさそうに耳に手を当てる仕草が好き過ぎる。

顔のいい男が気だるげに客を煽ってくる感じが好きなんですよね。

本人がそんな性格じゃないのは十二分に分かってるんだけど、彼のつーんとした表情を私はずっと見ていたいんです……。


マイクパフォーマンスでは、佐久間大介宮舘涼太がお気に入り。

だてさま!」×4回の時にちゃんと1回ずつテンションを変えてくるところが、本物のホストのヘルプかと思うぐらいコール慣れしてる。

二次元オタク趣味のアイドルだと、ああいうなりきりプレイ上手いところがいいな。

掛け合いの時のヲタ芸で客を盛り上げてくれるところも好き!

『ラヴィット』やバラエティ番組を見てると、本当に佐久間はメンバーのフォローをすっと入れてくれるので、そういう優しさが出てる気がして。

あとはやっぱり阿部ちゃん……阿部ちゃんがいいっ……!

好きだっちゃ♡」があざと可愛すぎる!

 

そもそも皆がいるステージ演出がいい!
宙に浮いてるステージの上に皆座ってて、自分の番になると立つ、みたいな。
「俺の番きたし、やるか〜〜〜!」って風にスポットライトを浴びる男子、性癖です。



 

運命さえ超えた夢を掴みに行こう

アニメ『ブラッククローバー』OP13。

そう、私がSnow Manを知るきっかけはブラクロOPだったからなんだよね。


アニメOPで今曲を知って、ダンスプラクティス版を見たのだけど、その時に阿部ちゃんの2番「困難に飲まれて傷付いた君の夢」「運命さえ超えた夢を掴みに行こう」での声がとにかく印象的で。

良い意味でアニソンっぽい声をしてるなと思ったんだよ。

阿部ちゃんの2番パートがなければ、Snow Man の他動画を見ようとはしなかったと思うので、私にとっての特別はやっぱり阿部ちゃんです。

 

肝心のダンスも衝撃的でした。

黒のタイトなスキニーで、ジャンプの高さまで揃えて跳ぶ。

その美意識に圧倒されたし、下を黒で締めている分、上は白でだぶっとさせてる衣装ももろに好み。

カメラワークだってメンバーの顔を大写しにせず常にロングショットで、当時の私は「誰が誰!?」って思ってたんだけど、今はもう全員即分かります。

メンバー全員を好きになった後だと、こんなにもパフォーマンスの見方って変わるだなって思いました。


ダンス部分だと、1番BメロのダンスフォーメーションでトライアングルからすぐWになる位置替えが大好き。永遠に見てられる。

あと2番サビ前やラストサビ前で、岩本照を中心に、彼に花開くようにスポットライトを当てる流れが好きだなあ。

センターは圧倒的にラウールなんだけど、リーダーはちゃんと岩本照なのが伝わってきてエモい。

 

 

 

Higher Higher  Time for Evolution

全員、直視するのを躊躇うぐらい格好良くてびっくりするよ、本当。

4回もステージが変わる(工事現場→ビル内昼→ビル内夜→ヘリポート)とこがリッチだし、変わる度に地上からどんどん高く離れていくのが、曲のメッセージと合ってて好きだな。

目指す高みへ」「連れてくよ  キミの事」ってそういう事だと思うし、最後は皆のラフショットまで入れてくるところが分かってる。

何もないヘリポートで何をそんなにはしゃいでいるのかは謎だけども!

 

メンバーごとのパートだと、特に好きなのは岩本照と佐久間大介

1番サビ前「Now Jump Jump!!」&サビ後「Jump high now!」の岩本照はマジで、マジで超格好いい!

工事現場+ストリートファッションで煽ってくる強さがいい!

リーダーである彼が跳ねる瞬間、あの一瞬に、彼らが上を目指す理由が全て詰まっていて好きです。

今より高く、もっとずっと高いところへ行きたいんだと、願う欲望が伝わってくる。

 

佐久間で好きなのは勿論2番サビ前!

顔に掌をあてて上を見て、その手を離す瞬間に見える笑みがマジで性癖。

彼自身がオタクだから、オタクを殺す仕草を分かってるんですよね。

分かっててやってる確信犯、好きにならない訳がない!

連れてくよ  キミの事」って歌ってくれるのもたまらなく好きだ。

連れてってよ、私のこと!

 

しょっぴーの「Into the Fantasy」や「Into our Galaxy」のコーラスも声良すぎだし、阿部ちゃんの2番「Are you Ready ?」からのソロショットは異様にあざといし、2番サビで殴ってくる舘様も最高です。

 

 

 

そのまなざしで、そのぬくもりで、
君の今までを教えて。

岩本照主演映画『モエカレはオレンジ色』主題歌。

スタジオセットの照明がええ!
SnowManのダンスプラクティスは、こういう色彩センスがずば抜けてるんだよな。

ラムネブルーの晴天から、パープルとピンクが入り混じったマジックアワーになり、間奏で色濃い茜色の夕焼けになってから、また穏やかなサンセットに戻る。

その色彩の移り変わりが、調度品も何もない真っ白なスタジオセットによく映えて、本当に綺麗で美しいなと思います。

 

 皆のビジュアルも最高で最高。
モノクロの上下を基調に、オレンジが差し色としてアクセントになってる衣装も、爽やかで好きです。

フォーメーションダンスとしては1番Bメロ「Step by step」から、軽やかに組み替えられるところが一番のお気に入り。

推しの阿部ちゃんが前に出てきてくれるからってのもあるけど、そこから佐久間、舘様にボーカルがバトンタッチしていく流れが聞いていて気持ちいいんですよね。

私はやっぱりこの3人でバトンを渡すように繋ぐ声が大好き!



 

 

どんなに寄り添った時間を過ごしても 
君は12時に帰るんでしょ?

佐久間大介「チューして?」
私「チューして!?!?」

2番サビ前の佐久間の声に落ちない女いる!??

間奏に入る流れでカメラを萌え袖で隠すとことか、ラストサビに入る直前、顔を手で覆う仕草とか、これやれば女オタクは即死って分かっててやってるんですよ!

節々で口の端だけで笑いながら視線寄こすところとかマジでずるい。

ずるいけど!でも!殺されたいよ、この男に!!!


今曲、本当にガチ恋量産曲で怖い……。

特に阿部ちゃんの「ぶい!」って感じのピースにも可愛すぎて胸を押さえました。

腕を真っ直ぐ上げてくる素朴さが可愛いすぎるし、間奏「全部がたまにね。」の「」で首をかしげてくるところもあざとい。

ラストサビCメロ「8時9時10時」に至っては萌え袖で指先合わせてくるからね!?

どうしてそんなにあざとく出来るの?可愛い。

 

目黒蓮が1番サビ前ではにかみながら「大好き。」って言ってくるところもやばいし、間奏の「で、消えちゃう。」のパートはもっとやばいし。

彼、ひいてはSnowmanのメンバーに人生狂わされちゃう女の子が出てくるのも分かるよ。こんなん人生狂っちゃうって!

 

 

 

真夜中の2時、君を抱き寄せた。

この関係をどう呼ぶつもり?

近い、近い、近い、近い!!

「こんなキメ顔率100%のMVある!?」ってほど、みんなこっちをキメ顔でちらちら見すぎだから!

お願いだからもうちょっと離れて、照れちゃうから!

 

特に阿部ちゃんなんてバチバチのキメ顔率100%超えてるから、もう画面が直視出来ないくらい。

相変わらず一人だけ小道具持ち込んで何かやってくれるし、1番Cメロ「2:06 AM」で指数字使ってくるし、ラストサビの直前「あのね。耳かして。ねぇ、やっぱりさあ」のとことか……とことか……!

もう「ギャーーーーーッ!格好良すぎ!」ってなるに決まってるでしょ!

MV中で3回もソロでフィーチャーされてて、思い残すことなんて一つもないです。


ふっかのビジュも爆盛れ!

君の恋バナきかせて。」でヘッドフォンの片耳外すとことかガチの恋に落ちるかと思ったし、佐久間もそうだけど金縁メガネ似合ってるね……今回……。

2番サビできらーんと顎に指の当ててから笑うところとかさ、普通にめっちゃ格好いいと思うよ。

 

目黒の歌声も甘くて最高です。

1番サビ「ちゃんとクチで伝えよう。」2番Aメロ「もしもね次に、恋をするなら どんな恋にしたいですか。」「「明日も早いね」、と君はいった。」のパートとか、声がでら甘で「あぁ〜〜〜♡」っていう気分にしかならない。

ラストサビ「真夜中の2時」で指を2の形にしてくれるのも良かった〜!

阿部ちゃんのもそうだけど、私は数字ジェスチャーを指でされるのに弱すぎる。

ラウールのラストサビも可愛かったな。

どうか、大切にされてください。」でお祈りポーズしてくれるの、もう言葉に出来ない可愛さ。

 

 

“もしかして、前髪切った?”  
“切ってない!”

1番サビ前で「ブブーッ!」ってする阿部ちゃん、超可愛い!!

一人だけなんでそんな○✕クイズやる時の棒持ち込んでるの……可愛いに決まってるじゃん!

2番サビ「でも カワイイからOK OK」での使い方も上手い!

2回目のOKで顎に持ってくるところがあざといな~って思います。あの○✕棒はマジカルステッキか何か?

ラスサビBメロ「元カレでも I love you」で指ハート作ってくれるし、そこの声も甘やかで柔らかくてときめきまくり。

やっぱり阿部ちゃんの優しいボーカルが好きだな。声質そのものが大好き。


でもそれ言うなら、2番Bメロ岩本照の「もしダメでも愛してる」の歌い方もずるくて格好いいんだよな~!
直前のAメロまで「CHECK KA – DOT KA」なんていうアホっぽいスカート論争やってたのに、急にあんな本気の声の伸びを聞かされると心臓に悪い。

やっぱり彼は低音ラップ担当のイメージが強いから、たまにああいう高い歌唱を聞くとたまらない気持ちになる。

本当、「くぅ~~~!ありがとうございます!」って感じ。

 

他メンバーだとラスサビ「オレのこと好きでしょ?」で自分を指差す佐久間がやばい。

好きに決まってるじゃん!

舘様の金髪+ブルーカラーサングラスビジュもイケてるし、ラスサビ しょっぴーの「Everyday」コーラスは「マジでしょっぴー歌上手いな……」って気分にさせてくれる。


歌詞のトリックというか仕掛けもユニークで、なかなか他で見ないタイプの曲だったなと思います。

最初1番の音源がTik Tokで解禁されて歌詞を見た時は「何だこのしょうもない内容!?」ってビビってたんだけど、最後まで聞くとちゃんとまともなストーリーだったことが判明するっていう。

元彼を切った、切ってない問題は全然しょうもなくないよな……。

 

 

Dancing Dynamite Oh Dynamite 
Let's Sing it 「La La La」

Snow Manの記念すべきデビュー曲。

……あの、これは本当にメンバーは悪くないんだけど、ジャニーズMVの(YouTube ver.)=short.verって言う習慣は悪しき習慣なのでやめてください。

ちゃんとshort.verならshort.verだと書いて欲しいんだよ。

書いてくれれば「あっ、フルを聴きたいならCD買えばいいんだな」って分かるんだけど、1番から間奏に繋げてまとめられるとこれがフルだと思っちゃうから!

 

びっくりしましたよ、CD買って流してたら急に照とラウールが「限りある Glorias...  誰に微笑む Venus...」って言って知らない2番に突入した時は!

 

もし私がこれYoutubeのMVだけで満足してたら、しょっぴー&ふっかの「キミと描く場所へ」に触れることなくファンやってたと思うとゾッとする。

それぐらい2番サビ前「キミと描く場所へ」が良かった!

『EVOLUTION』で「連れてくよ  キミの事」って言ってくれた事が私はすごく好きだったんだけど、最初からずっとそう言ってくれてたのが分かってちょっと泣きました。

 

ファンから見てもファンサービスをし過ぎなんですよ、彼らは。

メンバーの誕生日ごとにインスタライブやってくれたり、ライブツアー中、会場ごとのケータリング紹介をFCでしてくれたり、2022年のクリスマスには夜9時からYoutubeで生配信をしてくれたり。

クリスマスの夜までファンに捧げてくれなくていいのに、でも9人全員がそうしてくれる。

 

普段の過剰なまでのファンサービスに応えるために、ファンはCDがリリースされたら即買うのだろうし、それが彼らの実績になって、彼らの努力が報われてくれたら嬉しい。

キミと描く場所へ」「連れてくよ  キミの事」って言ってくれて、そしてそれを叶えてくれてありがとう。大好きです。

 

 

 

We do it super flash

めちゃめちゃバチバチに踊るじゃん……!

特にトップ、ラウールの滑らかな足さばきには言葉を失う。

しかもそれについていけてる全員がすごいよ。

誰かが一人でも出来なかったらこのクオリティはないんだと思うと目眩がしそう。

フォーメーションの流れだって、どこまでも自由自在で見惚れちゃう。

 

振り付けは明確にK-POPを意識したんだろうだけど、ここまでシンクロダンスの完成度をあげてきてるのはすごいし、手先の動きは統制の取れた軍隊みがあって萌える。

0:54の「合わした照準」でこちらを撃ち抜いてくれる目黒は超格好いいし、あとやっぱり佐久間!

佐久間のパートが大好きだな。

1番Aメロ「隠したところも見せて Desire」で腹チラ見せてくれるの有り難いし、直後の「Check Check させてよ Shake Shake 踊りな」でお手々すりすりしてるとこが可愛すぎる。

2分41秒(フルは3分48秒)が実質30秒に思えるほど時間感覚が溶けていく、クールで不思議な曲だなと思います。

 

 

 

One touch 指先から走る 
Lovely On my way

”美”やん……。

曲調、振り付け、舞台照明に至るまで一つ残らず全てが美しくて格好いい。

スポットライトの白と、帯のような照明がブルーなのも相まって、まるで海の底にいるような印象を受けます。

ひらひらとはためく真っ白な衣装は白魚の尾のようだし、床に反射する鏡像も水面のように波を打つ。

 

全てが幻想的に揺らめいていて、その涼やかさに涙が出そう。

でも1番サビ前や2番Aメロ前のレーザーとか、キメるべきときはパシッと直線でキメていて、そこのギャップにやられるよ。

このYouTube版のMVもめちゃめちゃ格好いいんだけど、私としてはやっぱり初回盤Bに収録されてる完全版MVを見て欲しい!

本当、夢みたいに超綺麗なんですよ。

 

パートでは2番Bメロ、舘様とこーじが「図々しく」「わがまますぎる愛を」「Don't wait for the night」「ひとつの星が見てる」と交互に歌うところが好き過ぎ。

ここのカメラワークは最高の一言だし、直後にちゃんと星に手を伸ばすような振り付けをしてくれるじゃん?

そういうところが尊いんですよね。

もちろん1番Bメロのしょっぴー&目黒ver.も大好き。

まさかこの2人がグータッチしてくれるとは思わなかったです。

SnowManで2番目に背が高い男と、2番目に背が低い男の身長差がたまらない。

目黒の方はにやにやしながら拳を差し出してるのに、しょっぴーの方は「こんにゃろ」みたいな感じで拳を合わせるの超可愛い。

振り付けも、最初から最後までお洒落で素敵。

特に気に入ってるのが、1番サビ「やっぱり 君が  'cause love」のとこ!

輝きを意味するダイヤのように、瞬間を切り取るシャッターのように、空間を切り取る腕が大好きです。

もうリーダー兼振付師の岩本照が全曲の振り付け担当して……本当に……。

 

 

 

You make it Juicy Juicy Sweetie

Snow Manらしい洒落たダンスナンバーで、他楽曲では滅多に見ない口笛オンリーサビがユニーク。

それに加えて、ダンスのフォーメーションをメンバー全員にスポットライトが当たるよう組んでくれてるところが振付師:岩本照の凄いところだし、優しいところだと思うよ。

 

サビ前の横一列センターは1番ではしょっぴー、2番では康二、ラストでは阿部ちゃんと次々に交代してくれるし、1番Aメロでのふっかや佐久間のメインパート、間奏の舘様ハイキックも華々しくてたまらない。

各メンバーのファンが手放しで喜べる見せ場が必ずあって、それがありがたいよ。

1番サビ前「Juicy Juicy Sweetie」で皆が円状に集まるところもすごく滑らかで、振り付けと相まってめちゃめちゃ可愛い。


阿部ちゃんがいつかのラジオで「Snow Manの振り付けはフォーメーションが複雑」って言ってた記憶があるけど、今曲のダンスプラクティス版を観てると本当にそうだよなって思います。

9人もいるからあそこまで複雑になって、でもあの9人にしか出来ないパフォーマンスがここにある。その事実だけで胸が一杯だよ。


もちろんMV版の雰囲気も大好き!

柄が悪くて、行儀が悪くて、顔が最高の男たちってやばい!

中華マフィア風の柄悪いシャツを羽織ったみんながすごく楽しそうに中華料理屋で会食してくれるんですよ。こんなんオタク全員好きでしょ!?

ふっかや佐久間の色付き丸レンズサングラスや、舘様の小指だけ赤マニキュアにもぶったげました。

佐久間が1番Aメロ「焼けた素肌 クラク」でちらっと瞳を覗かせる仕草とかが個人的に超ツボ。オタクの殺し方をよくご存知ですね……。

 

 

 

自分で自分を分類するなよ 
壊してみせろよ そのBad habit

1:32秒のFukaseの可愛さ、ヤバない!??

ちょっと不穏だけどキャッチーさのあるメロディーとか、いわゆる陰キャ陰キャなりのエールを送るSEKAI NO OWARIらしい歌詞とか、好きな点は多々あるんだけど、Fukaseのビジュが死ぬほどいいってことに全ての意識が持ってかれる。

 

なんか、すげ~~~可愛い、めちゃめちゃ可愛い。

だぼっとした空色のニットとかレトロな堅物デカ眼鏡とかリップ塗ったあひる口とか、全てがど好み。メイクもかなりしっかりやってるよね!?
2:03で軽く人差し指立ててこっちをちょんってしてくるところもきゅんってするし、2:06からの3秒間なんてもうボーナスタイムじゃん!

 

あまりにも可愛いすぎてこっちの頭がおかしくなりそう。
この雰囲気のままもう1本ミュージックビデオ作って欲しいし、この衣装とこの髪型で音楽番組にも出まくって欲しい。
ここまで痺れるビジュアルが、今曲の4分間の中にしか存在しないなんて勿体なさすぎる……。

 

 

 

I'm never gonna find another you , this lifetime
(あなたの代わりを探しても 一生見つけることはない)

もう1年も前になるんだけど、2021年12月20日放映『CDTVライブ!ライブ!』でのパフォーマンスが超絶格好良かったんです……!

このMVでも十分に格好いいんだけど、真っ赤でだぼっとしたブルゾンを羽織って前に出たあの日の4人の格好良さは衝撃的でした。

録画してあったのをすぐさま5回は見返したし、次の日の朝も4回見たし、全てが惚けるぐらいに格好良かった。

 

カメラワークとの連携が神がかっていて、パフォーマンスが始まった直後1秒から格が違ってたよ。

中島健人松島聡菊池風磨佐藤勝利の背中合わせを見た瞬間に「好き好き好き好き好き、こんなん頭おかしくなるから!!」って叫びました。

どちらの組み合わせにも結構ある体格差、そのシルエットの差がたまらない。

 

ラストサビで楽しげに翻弄してくるカメラワークとメンバーの顔の良さには「もう本当にありがとうございます……」って涙目で拝んだし、最後の最後で右横からカットインしてくる佐藤勝利の顔の良さ!見ました!?

間奏のダイヤ型フォーメーションダンスで、バックの松島聡がトップに躍り出てくるところも鮮やかだったし、サングランスの奥から覗く菊池風磨の意地悪な眼差しはずるいし、中島健人の指す指先はマジでセクシーサンキューだし!

 

観てる奴ら絶ッッッ対に落とす感が強すぎて笑うぐらいでした。

こんなんド直球でくらったら死ぬ、やばい、落ちる。

 

 

 

た行
心よ原始に戻れ

心よ原始に戻れ

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生命は目覚めて  時を紡ぎ出す
あなたの証拠をさかのぼるように

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』の主題歌CD『魂のルフラン』のカップリング曲。


何よりジャケットが素晴らしい!

赤い羊水の瞳の中で、膝を抱える胎児の少女。

その瞳孔は母胎だから、別に何を見ている訳でもない。

ただ”あなた”の還りつくべき場所を湛えて、開かれている。

劇エヴァンゲリオンというアニメの解釈として、本当に素晴らしいジャケット絵だと思います。ポスターとかあったら買って飾ってた。

 

歌詞も2曲通して、そういう輪廻による胎内回帰が示唆されている。

生まれて生きて死んだ我が子をまた腹に宿した母親。

意味深な言葉達に対して、曲自体は割と俗っぽくてメロディアスな歌謡曲風味なのが良いですね。

 

フレーズとしては「おやすみ  すべてに一途すぎた迷い子たち」が大好き。

エヴァ関連の曲の中では、一番好きな一節と言い切っていいぐらい。

登場人物全員、すべてに一途すぎた迷い子たちじゃないですか?

 

 

 

足りない

足りない

  • DUSTCELL
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君に触れた日々が
嘘でできていたとしたって  構わないよ

ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』ED。
アネモネ』『LAZY』『ORIGINAL』『火焔』と去年から地味にファンになっていたDUSTCELLがドラマタイアップに抜擢されてすごく嬉しい!


歌詞は「黒のネイル塗って」で指定している通り、最初から最後までホスト編のゆあてゃのことを歌っていると思う。

そう考えると「誤魔化していた心ごと 上書きして 明日も遠くの街へ繰り出そう」があまりにエグすぎるよね。

 

だってこれ出稼ぎ風俗のことでしょ?
遠くの街で一日中ずっと男性客の相手をして、大金を稼いで、そしてまたここ歌舞伎町へ戻ってきての繰り返し。

 

なんかもう本当、彼女達の人生が3章の整形の彩みたいに、何だかんだで覚悟決めてやっていけるものでありますように。

ただ彩の整形は誰の為でもなく、常に自分の為だったから情緒が安定しているんだろうけど、そこにホストが、金で買える恋が介入してくるとそんな事言ってられないのも分かるよ……。

 

 

 

Void

Void

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掃き溜めのような生涯の全てを 
あなたと笑いたくて

 

 

 

アネモネ

アネモネ

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さよならも告げないままで止まった  四月の午後

 

 

 

LAZY

LAZY

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あたしは間違ってない それを証明して魅せるよ

 

 

 

自由の旅路

自由の旅路

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貴方に向けた この歌声は  いのちを紡いだ音
誰かの生きる 新たな未知に  極星となって昇れ

最ッッッっ高!!!

序盤から間奏まで完璧なメロディーなのに、ラストサビでそこから更にその上をいってくれるんですよ。

もう本当にフルでのラストサビを聞いて欲しい。
一気に劇場版になるあの爆発力を聞いてほしい!!


 旅人が口ずさむ祈り、遠くの国の神歌。

ガチで壮大さだけで泣かせにきてるんですよ。怖いぐらいに好きだ。

 

 

 

LOVE 'Em ALL

LOVE 'Em ALL

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Hey どうしたんだ? そんなんじゃ
君だけ 愛してあげないよ

一番売れてる感つよ〜〜〜〜!!!

実際にツキプロ。内で一番売れてるグループはどれか知らないけど、でもたぶんこのSolidS。そう確信させるほど、圧倒的に華やか。

めちゃくちゃ的確に女オタクのツボを抑えてくるメロディーと声なんですよ。
メンバーも花江夏樹斉藤壮馬江口拓也梅原裕一郎と、声優に疎い私も全員知ってるレベル。

なんかもうありがとうございますとしか言えないぐらい格好良くて、キュートなハーモニーを聞かせてくれる。

タイトルは「LOVE 'Em ALL」=「Love them All」=「全員、愛してあげるよ」みたいな感じなんだろうけど、そこに2番サビ「そんなんじゃ 君だけ 愛してあげないよ」が入ってくるのが最高。

付いてこない奴は置いてく、それでいいの?って目配せされる感じがもう本当にアイドルらしい翻弄があって好き。

こんな曲をこんな風に歌われたらそりゃ推すしかないじゃない。

 

 

 

 

 

 

どうしよう

どうしよう

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相思相愛じゃ もの足んないよ どうしよう

Tempalayの曲って、見に覚えのある身体感覚を、どうしてこうも音だけで引き起こせるのか不思議です。

眠りに着く前、意識が解け落ちる時のあの瞬間が、ぎゅっと固められて音楽という形になっている。

この曲を聞けば、夢がうつつを超える時の肌感覚がごく普通に起きてる状態でも再現出来てしまえて、そっちの方がまるで夢みたい。


細胞壁をゆるく溶かし、流れ出す自我。

個の喪失はとてもきもちのいいことなんだと、寝かしつけられてるような錯覚が唯一無二で気に入ってます。

 

 

 

そなちね

そなちね

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その白さ 
夏の煙にまかれては消えてゆく

あてもなくただ

2019年に放映された、サウナドラマ『サ道』ED。

私が彼らを好きになったきっかけ自体が、続編『サ道 2021』ED『あびばのんのん』だったので、やっぱり前作タイアップから良かったか~という伏線回収のような気持ちで聞いてる。

MVを観る限り、北野武監督の同タイトル映画に影響を受けたことは明白で、夏休みとそれに伴う死が幽玄的かつ極上の美しさで描かれてる。

イントロやAメロのチープなお化け屋敷みたいなメロディーから想像もできないほど、その後が全て美しいんですよ。


ソナチネ 産まれたての愛が
 育ち 目を開き 声放ち

 いつかは消えてしまうらしいが
 そなたは美しい 光あれ

あの夏の夜 冷えたサイダー
 空蝉涼し 都夏のあと

 花火がチカチカ輝いた
 せめて今日だけは生きていたいな

 

あの夏 霞の海岸通り
 タバコに火をつけたった一人

 こめかみの奥に向けた自由が
 終わりを告げる風の調べ

 

もうサビの全てが天国みたいだし、その美はCメロの「その白さ 夏の煙にまかれては消えてゆく あてもなくただ」で頂点に達する。


これほどの気持ちよさもいつか消えていっちゃうんだよね。

ここではない何処かへ、緩やかと流れていく。


入道雲の白が青空にかき消えてゆくように。

夏休みを謳歌する少年の、あどけない白さが汚されていくように。

夏の綺麗さがひどく純粋に、どこまでも純粋に切り取られてて涙が出るよ、本当に。

 

 

 

憑依さん

憑依さん

  • Tempalay
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触れてほしくて
もうちょっとだけ

漫画原作ドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』主題歌。

Tempalay ってドラマタイアップ曲だと大体250点ぐらいの主題歌を叩き出してくるからビビる。

原作の1話は公式サイトで全部読めるんだけど、この1話をまるっと音楽にしたものが今曲なんだと思う。


気の触れた恋情が超えさせる、死者と生者のボーダーライン。

触れてほしくて  もうちょっとだけ」で、ぶった切られる終わり方が気に入ってます。

 

 

 

<後半へ続く>