アプリゲーム『BLACK STAR』収録曲『Purple Dawn』のDANCE PRACTICE(ダンス練習)動画が公開されていたので、見ました。
「Purple Dawn」
Singer：柘榴(Singer：しゃけみー)
Lyrics：塚口綾子
Music：阿部隆大振付：松GORI
Dancer：渡辺謙典、taku、理土、PASSION、SORA
演出：福山桜子制作：株式会社ONTASTE
動画撮影編集：株式会社アノマリー
私「すっっっっっっご」
びっくりしました。
見終わった後、「ダンサーってすごい！！！振付師ってすごい ！！！」と無駄に部屋をぴょんぴょんと飛び跳ねたくらいには興奮した。
だって原曲のMVでは画面効果のせいで面白要素にも近かった踊りが、
↓
1年後にこんなすごい事になって出てくるとか思わなくない！？？
すごい、すごいと、言葉を何十回重ねても、最後のあの、明星を指し示した指先を言い表すには適わない。
コンテンポラリーダンスやモダンバレエに属する柔らかく優美な動と、キメる時は決めるロックダンスの如き硬質の静。
振付師による原曲解釈と、ダンサー達による原曲表現のパーフェクトコンボに打ちのめされまくりでした。
体の手振り身振り一つで、感情も光景も、時間すら意のままに操って伝えられる踊り。
その可能性と根源的な喜びに触れることが出来て、感無量という思いがします。
動画の5分7秒、どの瞬間も好きなのだけど、特に好きなのは1番サビ前と間奏。
原曲のサビ前フレーズでは、2番の「足元は見ずにすべりだす」と軽やかに覚悟を歌う歌詞の方が好きだったけど、今回のダンス動画ではもう1番サビ前の「流星のように踊り出す」に撃ち抜かれた。
だって本当に流星のような5分7秒間だったもん。
サビの「君へと踏み出す」で"君"を指す左手の人差し指も、間奏の「目を閉じても同じで」で瞬く腕も全てが優美で、繊細で、一点の光を指しているから涙が滲む。
世界が目覚める前に すべて棄てて
明星 探しに遠い旅に出よう ふたりなら どこへでも
夜明けに染まる紫の中で、ただ一点、輝く金星を探している。
君の手だけを握って。
ダンサーについて、各々クレジットに記載されている人達を検索にはかけのだけど、誰がどの人までは分からず。
動画では顔も小さいし、ダンサーなら髪型も作品によって変えているだろうから尚更。
ただ私は特に、長袖を着てる人の雰囲気が好みだった。
マッシュっぽい黒髪もそうだけど、2分47秒の「君へと」の「み」とか
2分50秒「孤独の」の「こ」とかの部分で、
ほんの一瞬だけ微笑んでくれたような気がするので。
実際には顔の角度とか影でそう見えただけなのかもしれない。
でも私の目には、笑いかけてくれたように映ったんです……！！
この曲のフルを聴くためだけにCDアルバムも買っていて、
（現在でもサブスクはおろかダウンロード配信すらされていないので）
そこまで好きだった曲を更に好きになれて大満足。
『Purple Dawn』という神曲に出会えて良かったよ。
上記のアルバム収録曲だとOPの『BLACKSTAR』と『日蝕』も好きなので、そのうちダンス動画が制作＆公開されるのを祈って。
余談。
私は嵐の『Turning Up』の振り付け動画でも、二宮和也の姿が一番好きだったので、目にかかるくらいの前髪で踊る男に弱いんだと思います。
