最近、けんた食堂という料理系YouTubeチャンネルにハマり、そのショート動画ばかり見ています。
先月たまたまショート動画で流れてきたのがきっかけなんだけど、そこで取り上げられていた『夏・冷やし茶漬け』の映像がすごい良くって!
これを8月の猛暑日に見せられたらファンになっちゃうよねえ……。
あの年代の男性が一人でやってて、この雰囲気の編集が出来るのはすごいと思う。
手際いいし、美味しそうだし、何より1分で素材の紹介→調理法→完成→実食コメントをスムーズにまとめあげてる。
映像も素晴らしいけど、特に一番良いのは音じゃない?
BGMなしで作業音&音声をメインにやってくれるの、ASMR好きにとってはたまらないです。
それはさておき、ファンになったきっかけの『夏・冷やし茶漬け』が最高にいい。
まず氷だけを煎茶で水出しするのが女性ウケ良さそうだし、梅おかかにわさび入れてるのも珍しい。
冷やご飯+煎茶+氷だと味が薄くならない?って感じなんだけど、そこは梅干し+わさび+鰹節の味の強さでバランスを取っているはず。
20年前ぐらいに放映されていた永谷園のお茶漬けのCMを彷彿とさせるこの感じ、好きです。
うるか!
初めて聞く料理名だと思ったら鮎の塩辛のことだったのね。
鮎の内蔵に対して2割の塩混ぜるだけで大丈夫!?腐らない!?って心配してたら、農林水産省の郷土料理サイトでもそれだけで大丈夫だってちゃんと書いてある。
というか、逆に腹痛の時の整腸剤として使われていたみたい。
アユはとれる時期が限られるため、保存手段の一つとして「うるか」が生み出された。
発酵食品のため、胃腸をととのえる効果があるといわれており、昔から腹痛時などに重宝されたという。
毎年夏には岐阜の長良川近辺へ鮎を食べに行くほど私は鮎が好きなんだけど初耳。
ただ今年行った時にお土産店で意識して探せば瓶詰めのうるかが置いてありました。
こういう風に特定の何かに対してアンテナを高く出来るの、学ぶということの醍醐味ですね。
シャウエッセンをすだちで!?
私には逆立ちしたって出てこない発想です。
基本的にウインナーはレンジで600W20秒チンで、時には冷蔵庫から取り出したものをそのまま立って食うレベルの私にはとてもとても……。
(あんまり理解されないけど冷たいウインナーも美味しいんだって!)
付けるソースもからし+酢+マヨネーズで作るディジョンマスタードでひねりがきいてる。
いいなあ、フランスの風が吹くような華やかな味がしそう。
炭火焼きをU字溝で!?
一瞬だけ「ほえ~手軽」って思ったけど、よく考えればめちゃくちゃ重いのでは?
調べてみたらBBQやキャンプ場ではよくある手法みたいだけど、これを机の上でやるのはすごい。
その後に蓋が透明な土鍋を使ってご飯を炊いてる様子も見てて面白い。
普通の炊飯器の中でも毎回これと同じことが起こってるんだろうけど、それを可視化するとちょっとしたエンターテイメントですね。
手先が器用じゃないとこんなことやれんよ~~。
個人的に、人が魚を捌いている行為を見るのが好きです。
実際に自分で捌くとなると魚ってかなり生臭いじゃないですか。
それが動画になると嗅覚の情報がシャットアウトされるため、綺麗な魚の身と華麗な手さばきだけを楽しめる。
自分が出来ないぶん、憧れちゃうんですよね。
その後の円状の盛り付けもすごく綺麗!
酢味噌にわさび入れるのも刺し身に合うようちゃんと計算されているんだろうし、料理が得意なのって結構複合的な才能だと思います。
ぶどうの皮をナイフで剥くと、こんなに綺麗な果肉になるんだ……。
近所が割と巨峰の産地で(ぶどう園が30ぐらいある)夏には必ず食べるんだけど、こんなお洒落な食べ方したこと一回もないなあ。
これ、塩ではなく黒胡椒オンリーなのがぶどうの味を綺麗に引き立ててるんだと思う。
16世紀にスパイス戦争まで引き起こしたブラックペッパーは、何だかんだで超偉大ですから。
それと同時にトマト&モッツァレラのカプレーゼまで作ってあるのが最高!
普段の投稿は和食系が多いんだけどこういうイタリアンまで上手に作れるの、本当に食に対する興味関心が強そうで憧れます。