復元可能な灰壺

個人的な感想文ブログ

2023年8月マイベストミュージック【6曲】

2023年8月にハマっていた6曲の感想文で、アーティストの五十音順にするとこんな感じ。

・Qlover from 響界メトロ『Tik[Q]et -解-
・SixTONES『creak
・Snow Man『DA BOMB
・十明『灰かぶり
・ヒプノシスマイク / 波羅夷 空却&山田 二郎『Get busy
・Noz. feat.鏡音リン『MAZE

もう8月が終わると思うと本当にあっという間ですね……。

 

 

愛じゃ 籠から逃げられない

『響界メトロ -SOUNDary LINE-』という音楽プロジェクト内の一曲。

キャッチコピーが「楽曲のストーリーを読み解いた先に待っているものとは。新進気鋭のクリエイターの音が響く物語世界へようこそ」とのことなので、歌詞も考察必須という感じ。

正直私には何を言ってるのか全く分からないんだけど、女性ボーカル4人の重なりが綺麗なので好んで聞いてます。

ボカロPであるGiga×TeddyLoidのメロディーもキャッチーで聞きやすい。

 

 

 

君の胸で Knockin’ on, Knockin’ on
閉ざされたドアが鳴る

SixTONESの松村北斗主演ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』主題歌。

こんなのアニソン好き女オタクに刺さらない訳がないでしょ!

こういうシリアス系ロックが私は本当にずっと好きだし、この先もずっと好きで居続けるんだと思います。

挑戦者よ、賢者に吼えよう」とか「運命の嘘を さあ、暴こうぜ!」という大袈裟な物言いもたまらないよ。


6人の声もバチッと決まっていてすごく格好いい!

1番Bメロ京本大我の「Show your hands to rewrite now」と「“SOS” はきっと君の声」でこちらを指差す田中樹のラップパートにはもうメロメロ。

松村北斗の艶っぽい歌声や、北斗&大我とはまた一味違った高音のジェシーボーカルも良いし、SixTONESはボーカル層が個性的で厚いのが素晴らしいね。

 

 

 

汗まみれ続けろ Dance

シングルのカップリング曲なのにこんなにハイクオリティのフル尺MVを作ってくれるの、CDを積んだかいがあるってもので嬉しい。

イントロからブブゼラが鳴り響く挑戦的な楽曲で、常に新しいものを見せようとしてくれるSnow Manの事が大好きです。


岩本照の重低音ラップにラウールと目黒が加わることで、今後の新曲の幅もぐっと広がっていくんだろうなと思わせてくれるところが良いんですよ。

阿部ちゃんが「Ready, bang! bang!」とこっちを撃ちながら笑うところにめちゃくちゃキュンとしたし、舘様が「いつもCoolが俺じゃん」というところもちょっと笑える。

何より佐久間の麗しさがすごいね!?

普段のテンションとあの表情のギャップがプロで感動します。

 

 

灰かぶり

灰かぶり

  • 十明
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

可哀想なわたしごっこ
お好きなのは悲劇でしょ

新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』主題歌で有名な十明のデビュー曲。

本人が作詞作曲しているということで、このダークメルヘンの雰囲気はめちゃくちゃ好み。

かつポップで聞きやすいのは、編曲にRADWIMPSの野田洋次郎が参加しているからかな?

歌声ではBメロ「泣いて 私の小鳥たち」「歌え 可愛い小鳥たち」のところがお気に入り。

高らかだけど執着の色に染まってる感じが歌が上手い!

 

 

Get busy

Get busy

  • ヒプノシスマイク -D.R.B- (波羅夷 空却) & ヒプノシスマイク -D.R.B- (山田 二郎)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

灼熱のSummer 熱帯夜
逆転のゴール Get right now

YouTubeで視聴公開された時から今回のアルバムの中では一番楽しみにしていた楽曲なんだけど、その期待に100%応えてくれたのが嬉しくてたまらない。

オタクやってて一番興奮するのは、オタクが勝手に上げたハードルを公式が軽々と超えてきてくれた時だよね。

今曲には間奏ってものが存在しなくて、3分間ひたすらに塊のような熱の夜を2人の声が押し駆けていく。

「空却とニ郎の声の相性ってこんなに良かったの!?」って思ったし、WANIMAには足を向けて寝られないな。

1番と同じ「Dip my mind」「Midnight surprise」という単語でも、ラスサビでは一捻りしてくる感じがテクニカルでお洒落。

 

 

 

ただ愛に従順なままで貴方を見つめてる

鏡音リンの歌声調整技術がすごいね!?

鏡音リンって上手く調整するとこんなに自然で、情感を揺らす声が出せるんだとびっくりします。

ボカロって技術とクリエイターの手によって、本当にいつまでも進化していくんだなと思わせてくれる。

歌詞もめちゃくちゃ良くって

ただ恋に落ちるように貴方を見つけてる 」から
ただ愛に従順なままで貴方を見つめてる 」へ

貴方のことまた探してるの イメージ上のシルエット 」から
貴方の鼓動まだ残ってるの 甘く秀麗なメヌエット 」へと、

変わっていく心の機微の捉え方がすごい。

窓辺に揺れる風に触れる」も今曲がまさにそういう情緒を体現したような曲で、言葉を言葉通りに音に出来るってやっぱり才能のある人にしか出来ないことだよ。

漫画表現をMVに持ち込む試みもすごくいい!

歌詞のフレーズを吹き出しに表示させると、こんなに心に届きやすくなるんだなというのは新しい発見でした。