前半に引き続き、2023年4月にハマっていた16曲の後半感想文。
・Snow Man『slow…』
・Snow Man『あいことば』
・SennaRin『最果て -With ensemble』
・TOOBOE『錠剤 -With ensemble』
・藤田麻衣子『漆黒 (Piano Ver.)』
・yama『slash』
・アイナ・ジ・エンド『Red:birthmark』
・ReoNa『ないない - With ensemble』
GW初日に映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 』を観てきました。
マリオからルイージ、ルイージからマリオへの愛を存分に浴びれて幸せです。
Look in the mirror, slow,slow,slow it down
MVが格好良過ぎるよ~~~!
とにかくMVの色彩と挿入カットのセンスが良すぎる。
MV監督に誰か世界的な人でも連れてきたの?ってくらい美意識が高くて、このままハイブランドの美容品CMとして流してもいいくらいじゃない?
曲調も「クールでディープな中毒性のあるR&B楽曲」で素晴らし過ぎる。
このMVってマジで何回でもリピートして観れるんだよね、時間が溶けるというか。
個人的にはアウトロ「Who am i?」でコーラスを重ねて厚くするところに痺れました。
最後の最後で、こちらを鏡の迷宮へ誘う感じがする。
9人全員のソロシーンにも言及したいくらいだけど、あえて絞るなら岩本照と目黒蓮と向井康二の3人で!
照は1番サビ前「教えてくれよ Who's that guy?」の右手の動き、目黒は2番Bメロ「探す Identity and pride」で下唇を噛んで笑う感じ、康二は間奏「曇るガラスを wipe out」でメンバーの背後からすっと出てきてターンするところが大のお気に入り。
あ~~~でも「鏡の中に Uh」でシャボン玉をフッってするしょっぴーも好きだし、バックでにこにこしながら踊ってくれる佐久間や舘様も好き!
もう全員好きってことでいいです、はい。
分け合い、喜び、想い合い
目一杯の愛しさで包まれようね
どうしてそんなにファンを喜ばせようとしてくれるのか不思議になるくらい温かくて優しくて、Snow Manのことを好きになれて良かったなと心底思うばかりです。
まず1番Aメロに入る前、阿部ちゃんと康二の古着屋ショッピング時点で満足度100点超えてきて困るよ。
康二が撮った阿部ちゃんの写真もめちゃめちゃ可愛いし、試着した服の襟直してあげてるのもお兄さんっぽくて可愛い。
ラスサビ「包まれようね」での阿部ちゃんのソロカットも可愛いし綺麗だしで大満足としか言うしかないです。
照&ふっか&舘様のカラオケも3人めちゃくちゃ素ではしゃいでる感じがして楽しい。
舘様のカラオケに大爆笑した後、マラカス振ってるひーくんの可愛さには動揺するレベルなんだけど、でも最後はリーダー:岩本照として「"i love you" それが あいことば」で締めてくれるのが最高!
やっぱりメンバーの仲の良さをアピールしてくれるのが、私にとっては最高のファンサービスだなって思います。好きな人には幸せでいて欲しいもん。
それでいて2番サビ前「ギュッてしようね?」で、ファンへの愛も振りまいてくれるところが本当に大好きです。
誰も見たことのない
最果てが今 僕等の間に視える
アニメ『BLEACH 千年血戦篇』EDのWith ensemble アレンジ.ver。
原曲は澤野弘之によるダンサンブルなEDMだったけど、こっちのアレンジもまた違った鋼の色を見せてくれて素晴らしいです。
とにかくSennaRinの立ち姿が格好いい!
2番サビ「誰も見たことのない最果てが今 僕等の間に視える」、特に「視える」での瞬間なんて刀を携えて立つ護廷十三隊の一員みたいですよ。
中~高音域でざらりと肌を撫でる歌声も斬魄刀の体現のようで震える。
魂を鋼で叩っ斬る、そういう声をしているなと思います。
暮れなずんでいく刹那の青春が
嗚呼 この瞬間に始まった気がした
アニメ『チェンソーマン』4話EDのWith ensemble アレンジ.ver。
容姿と立ち振る舞いがど好み過ぎてやばいんですよ、私の性癖に刺さる髪型だし体型だし顔だしで、もはや恋に落ちそう。
これで作詞作編曲とボーカルまでこなせるんだから、モテない訳なくない!?
裸足で歌うパフォーマンスも大ッッ好きですよ、私は……。
それはともかく今曲のブラスバンドアレンジ(アルトサックス2本+テナーサックス2本+バリトンサックス+ピアノ)がすごくお洒落。
サックス特有のふくよかな低音と金色のキラめきがボーカルの声に綺麗に映えていて惚れ惚れする。
ピアノもラスサビ前のグリッサンドで存在感を強く示すのもバランス良いよね。
あ~~~、でもやっぱりボーカルの仕草がたまらないな。
特に1番Aメロ「多弁 振る舞った狂気の悪魔が踊る」や2番サビ「懲りもせず愛を探している」で体が沈む瞬間が私の心にぶっ刺さるんですよ。
Cメロ「気づけば貴方の幸せを願う様になっていた」でこちらを指さして、合流しに来てくれるのもいいし、最後の最後だけ指揮者の真似事してるのも可愛い~。
「暮れなずんでいく刹那の青春が 嗚呼 この瞬間に始まった気がした」というフレーズも『チェンソーマン』の第2部が始まった今だからこそグッとくるものがある。
2部で高校生になったデンジの姿を眺めてると、ああ、確かにあの1部は彼にとって青春の始まりだったんだなと思えて感慨深いです。
迷いながら 戸惑いながら
あなたに惹かれて止まらない
イケメンシリーズという女性向けソシャゲアプリ10周年記念アルバム内の一曲。
私が初めて彼女の曲を知った10年前から、歌声も曲調も1mmもズレることなく今日まで来ていて、そのブレなさには驚愕するばかりです。
本当にずっと透き通った綺麗な歌声で、恋する女の子の切なさを歌うよね。
それでいて新曲のクオリティもずっと高いし、この先また10年は乙女ゲームとのタイアップを続けて欲しいです。
今 迎えにいくよ
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』OP。
これがガンダムのOPだッッ!っていうシリアスで迫力のある映像と音楽で最高の極みです。
やっぱり私はガンダムSEED、SEED DESTINY、OOで育った世代なので、OPでは登場人物全員が深刻な顔して空を見上げるか地面を見つめるかして欲しいわけですよ。
特に今作のサビ、スレッタがエアリアルと邂逅するシーンには圧倒されたし泣きました。
自分の全てを変える強大な力との出逢い、選び選ばれた運命の始まりに荒れる風と差す光。
こんなんOO世代なら泣けるに決まってるじゃんね、刹那とエクシアもほぼこんな感じだったし。
あとエラン君の半身カットで揺らめく境界線も綺麗かつ意味深で好き。
歌詞だと間奏「もしも この1秒 意味があるんだとしたら 僕の結末に新たなるシナリオ書き足して ただ抱き寄せて」が胸に強く響く。
ただ抱き寄せて欲しかった、本当に、本当にそれだけの事なんだよねえ…。
もう消えた 夢の花が 赤く輝く星になる
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女 season2』ED。
最後まで百合でいくぞッッ!っていう覚悟がバチバチに決まった映像で格好いいですね。
個人的にTK from 凛として時雨 が女性アーティストに提供している楽曲は大体好きなので、今曲もちろんお気に入り。
というかTK from 凛として時雨の曲はフルサイズで聞いてこそだから!
TVサイズの尺でも十分良いんだけど、その先の1分31秒から、特に「XIIに舞い散る細胞 掠れた夢」からはエグいくらい重さを乗せて格好良くなってくる。
ラスサビ「君の手を繋いで 2つで見させて」っていうフレーズもED映像のラストカットにかかってくるんだろうし、作品のファンは絶対にフルを聞いた方がいいです。
ない ないままで ここにいたい
アニメ『シャドーハウス』OPのWith ensemble アレンジ.ver。
今曲のReoNaの歌声を聞いてると、心の奥底にある寂しさの琴線が震える感覚があります。
声質的にはそこまで泣けるって感じではないのに、彼女の息継ぎとか高音にある切実さが私をたまらない気持ちにさせる。
『シャドーハウス』のW主人公の一人、ケイトの心境を言い表したような歌詞が乗っかると更にね。
真っ黒で顔の無い影のお嬢様が「嬉しくない 悲しくもない 透明な気分」とか「ここにいない いない いないのは 自分」と思ってるんだなあと思うと、切なさで胸が張り裂けそう。
「帰らない 行く先もない 迷子の気分」もいい!
物語はずっと彼女が暮らしている館の中で展開されるのに、そこは心底安心出来る場所じゃないんだよね。
そこがタイトルでもある「シャドーハウス」の不穏さを匂わせてる。
だからこそ彼女が最後に「ない ないままで ここにいたい」と本音を言い切るところが無性に泣ける。
「ここ」っていうのは物語のもう一人の主人公、エミリコの隣であり、他のどこでもない。
「笑えないじゃない?」というシニカルな諦めが「笑いたいじゃない?」と悪戯っぽく笑う少女の願いに変わっていくところが本当に大好き。
エミリコの隣に立つためなら、2人でいるためなら強くなれるよ、ねえ……。