復元可能な灰壺

個人的な感想文ブログ

トーストと猫がドッキング!パラドックス・パズルフリーゲーム『CATO』感想

itch.ioにて配布中のパズルフリーゲーム、『CATO』をプレイしました。

プレイ時間は15分程度でステージ数は6。

今後steamで完全版が発売されるのが決定しているので、デモ版フリーゲームという扱いになるのかな?

 

でも『CATO』の魅力を理解するには今作の短さだけでも十分!

ゲーム紹介文は以下の通り。

🍞+🐈+🧩
Cat + Toast = Cato = Buttered cat paradox = Anti-gravity

猫とトーストが出会い

ドッキングした瞬間

”バター猫のパラドックス”ゲームが始まるのだ!

 

バター猫のパラドックスとはかなり有名な思考実験のこと。

「猫は着地の際、体をひねり必ず足を下にする」問題と、「バターを塗ったトーストは必ずバターの面が下に来る」法則を組み合わせることで、バタートーストを背負った猫は永遠に空中で回り続けるのでは?というジョークみたいなシステムを、今作はとても上手くパズルゲームに昇華しています。

 

ステージ開始時には離れ離れになっている猫とトーストを出会わせると

重力関係無しに空を飛べるようになり、ゴールに辿り着いたらクリア。

この時の動きがすっっごく可愛いの!

猫は真っ直ぐ早く走れる分ジャンプが出来なくて、トーストは壁に張り付き壁ジャンプ出来る分、斜め上にしか飛び跳ねられない。

でもバター猫になるとステージ全体を縦横無尽に移動出来て、ほぼ最強になる。

お互いがお互いを目指して駆けていく姿は、何かめちゃくちゃグッとくるものがあります。

 

でもその分、EDが……EDが!!

という訳で以下、ネタバレ注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

全てのステージをクリアしたバター猫は、ドッキングした時と同じ様に落下し別々に着地する。

先に四つ足で着地した猫はすたこらさっさと走っていき

バター面を下に着地したトーストはもう動くことはない。

い、嫌だ!!!

さっきまでの相棒感がすごく良かっただけに寂しさがすごい。

こんな事ならずっとあの実験施設の中でバター猫してたかったぐらい。

steamの完全版ではこのEDも変わるのかな?私は変わってほしいよ。

トーストと猫、一生一緒にいて……。