復元可能な灰壺

個人的な感想文ブログ

可愛さの暴力こと『Spotify HYPNOSIS WAVE』#29 ナゴヤディビジョン全員登場回感想

Spotify HYPNOSIS WAVE』#29 ナゴヤ・ディビジョン(Bad Ass Temple)全員登場回を聴きました。


可愛い~~~~~~!!!!これまでのメンバーソロ登場回は「わ~~~!みんな格好いいなあ、頑張ってるなあ」と、ときめきながらもリラックスして聴いていたんですが、この回はもう駄目。
3人が揃った瞬間に可愛さが爆発してる。
彼らが発した声、行う掛け合いの全てが可愛い、可愛さという暴力でリスナーをぶん殴りに来たとしか思えないレベルで可愛い。
以下、ネタバレ感想。

私は<2nd D.R.B>2nd Battleの感想で「超えるべきはいつだって過去の自分だと、ディビジョン全員が掲げ、自分で自分を変えて行ける、変わって行けるあなた達の強さと光に目が眩むよ」と書いたんですが、ステージの上ではそれぐらい格好良かった人達が、3人一緒にラジオパーソナリティになると、こんな風に心の奥底から楽しそうにはしゃぐ人達だなんて聞いてない!
仲が良いのは知ってたけど、でもここまでとは聞いてないから!!

十四は「ふんふん」とか「えへっ」とか、女子か?それとも犬?と錯覚するほどめちゃめちゃ可愛い相槌を打ちまくるし、空却は十四に小学生みたいなちょっかいをかけまくるし、獄は2人のテンションをたしなめる発言こそ多いものの、2人に対して実際に取ってる行動がダダ甘過ぎる。

全員が食い気味で話すおかげで、どんどん会話のボルテージが上がっていく騒がしさがナゴヤらしいな。
どんな所でも3人でその場をホームに変えてゆける、彼らの力強さが好きだよ。

以下、空却の発言が濃赤、十四の発言が、獄の発言は灰色
この色変え会話表現方法自体が一昔前のオタク感あるのは分かってるんだけど、一昔前のオタクなのでこういうのが好き。

 

 十四それじゃ、いくっすよー!せーのっ
3人『Spotify HYPNOSIS WAVE!!
空却「……ってあってねえじゃねえか!
十四「……ってあってないじゃないっすかぁ!!
空却「何だよ、今の十四のせーのが絶対微妙だろ!
十四「いや、なっ…な、なんであんな言い方したんすかぁ!?

開始10秒でこんなに大はしゃぎされると、聞いてるこっちのキャパシティがもたないから!
獄に全くあわせる気がないだけで、空却と十四の息はあってるのに、若者2人でわたわたしてるところが最高。
空却は十四に文句言う時かなり早口になるタイプなんだ、この師匠可愛い~!と思ったし、それに対する十四の慌てっぷりにも弟子らしさが存分に溢れていて可愛い。
十四の「いや、なっ…な、なんであんな言い方したんすかぁ!?」の言い方もリアル過ぎる。
お兄ちゃんにちょっかいかけられた時の弟というか、もはや妹寄りの雰囲気が出てる。

 

十四「ふん、我の手にかかれば埃などと言うものは
空却「なぁー!だから普っ通に話せや!!!」(略)
空却「そんなに大事なら机に置くんじゃねえよ!膝にでも抱えとけ!ほら、これでいいだろ!

ここの空却、やんちゃ系お兄ちゃんの喋り方として完璧な声音でたまらないです。
はぁなせや」の「」の部分に笑いの色が混じるのが、笑いながら蹴とばしてくるヤンキーそのもので。
でも床に落ちたアマンダを「膝にでも抱えとけ!ほら、これでいいだろ」と押し付けてくるあたり、たぶん十四より先にアマンダを拾ってるんですね。
マジで弟にちょっかいかけるやんちゃ系お兄ちゃんだし、そんなお兄ちゃんに泣かされながらもついていく弟だし。
本当に18歳と19歳のやり取りか!?って突っ込みたくなるんだけど、高校3年生と大学1年生あたりの精神年齢ってこんな感じだという気もするし、年相応のふざけ方なのかも。可愛い。

 

空却「へぇえ、偉いじゃねえか。しっかり徳を積んでんな
十四「えへっ!フィルター掃除は特に念入りにやったっすよ!

十四のあの笑い方はどういうことなんですか!?
「えへっ」と「にへっ」の中間ぐらい、声じゃなくて息で笑ってる。
さっきまで意地悪してきた空却に、即座にこんな笑い方出来るところが、弟通り越して犬っぽい。
その後の「ふんふん」という頷きにも、息に”好き”が詰まってるから、そりゃ空却と獄も十四のことを可愛がるよと思う。
空却の「徳を」に「特に」で返しているところも、ヒプマイらしくて良いですね。

 

空却「んじゃ、聞いてもらうぜぇ?Bad Ass Temple で『開眼』!

直前まで「寿司は棒寿司!解決!」とかあほみたいな事言ってたのに、ここで急にナゴヤディビジョン・Bad Ass Temlpe リーダーの声になるのずる過ぎる。
『開眼』の言い方もホビーアニメの主人公レベルに超格好良くきまってる。
いや、でもあんな軽いノリの流れで『開眼』を聞かされるリスナーの情緒も気にして欲しいな。

 

空却「今度うちの境内でかき氷しよーぜ!氷屋に話つけとっからよ
十四「わははぁ↑↑、獄さんも行くっすよねぇ!?
獄「はは考えといてやるよ

獄の「考えといてやるよ」の言い方、100%行く時の「やるよ」じゃん!
フルーツパーラーでしか取り扱ってない果肉がごろごろ入ったタイプのいちごソースと、一つ一つ手摘みし厳選された茶葉を惜しげもなく使いましたみたいな抹茶を、両手に携えて来る男の声じゃん。
それで自分は、2人がそこら辺のスーパーで買ってきた1本198円の安っすいブルーハワイで食べるんだよ、そういう男なんです、天国獄は……。(全部妄想)

空却の「今度」の言い方もやばい。
小学5年生の男の子が、放課後に友達を家に呼ぶ時の「今度」なんですよ。
キャラクターとしての実在感があるし、空却自体もすごく楽しんでいるんだろうなと思わせる声で。
空却のCVが葉山翔太なの、本当にありがたいです。

十四の「わははぁ↑↑」っていう賛同も好き!
笑い声で語尾が上がるの、言葉にしなくても「自分、わくわくしてるっす!」感が爆発してて可愛い。

 

十四「自分はもちろんアマンダっすよ!
獄「ふっ、だろうな
空却「

この「」の言い方な~~~!
急に獄側というか保護者側に立つところあるよね、空却は!
さっきまで十四と同レベルで言い争ってたのに、ぱっと十四の面倒を見る側の雰囲気になれるのがずるい。
『開眼』の「二つ眼じゃ抱え切れない苦しみならここに預かろう」という歌詞どおり、Bad Ass Templeのリーダーは、何をどうしたって空却なんですよね。

 

十四「え~~~、もっと話したいっす~!
空却「まだ帰りの車があんだろ

ここの空却、リスナーの事が全く眼中になくて笑っちゃった。
十四はラジオパーソナリティーとして、まだこのラジオマイクの前で、皆と一緒に話していたいという意味での「もっと話したい」発言だと思うんだけど、空却の中では「十四はもっと”拙僧&獄”と喋りたい」という事になってて、だから「まだ帰りの車があんだろ」と宥めるような発言になるんだと思う。
思わず「いや、私達(リスナー)の事は!?置いてけぼり!?その車内での会話を私達も聞きたいんだけど!?」って突っ込みたくなるぐらいにはガン無視。
空却の十四に対する好意の表われって、こういう些細な所に出るのが良い。

 

空却「サァ↑ービスエリアは全部寄るぜぇ
十四「ご当地グルメ、楽しみっすね!
獄「来る時も寄ってきただろ……!

来る時も寄ってきたんだ~~~~~♡♡♡
500円の牛串とか、珍しい味のソフトクリームとか、そういう数百円の軽食とかは、もしかしたら十四と空却が自分で出しているのかもしれないけど(いや、それですら「これで買って来い」って言って、千円札握らせてる可能性の方が高いな)高速代とかガソリン代とか諸々の旅費なんて2人は絶対1円も出してないでしょ
獄、仕事で稼いだ金を家族に湯水のごとく注ぐタイプの男なのがたまらない。
これだけ甘やかしてたら、そりゃ十四と空却も図に乗るって!
やってる事が子煩悩の父親だもん!
血縁関係はないのに、「今日から拙僧たちは家族だ」と言う契りを交わしただけで、こんなにも肉親のように振る舞えるナゴヤディビジョンが大好きです。

 

空却「んじゃ、またなー
十四「おやすみなさいっす!
空却「ふぁ~、消えるぞ消えるぞ
十四「ご当地グルメ~!
空却「だなぁ!何食おうかなぁ~~~?
獄「おい、お前ら、おい(笑)帰るぞ、おらっ!

この「おい(笑)」にも天国獄の甘さが溢れてて好きだな~。
最後の最後で笑っちゃうとこ、CV.竹内栄治のアドリブっぽい感じもあるけど、それでもこの年長者は、年下2人の面倒を見れるのが嬉しくてたまらないんだろうなあと伝わってくる。
普通に空却は早く帰りたがっているのも可愛い。
せっかくの誕生日だもんね、獄の運転で、十四と一緒に、存分にサービスエリアグルメを満喫しながら、ナゴヤに帰っていって欲しいです。

 

感想としては以上!

Bad Ass Templeという3人組の中で、2対1にテンションが分かれる時、どの組み合わせでも当然のように愛が溢れている空気感がすごく好きです。
この”HYPNOSIS WAVE”ことヒプラジ、週に1回、月に1回、1年に1回でもいいから、永遠に続いて欲しいと思うぐらい。
少なくとも後3回はナゴヤ全員登場回が欲しいな!
またいつか、ラジオパーソナリティーとしての3人が見れることを祈って。