ところにょり作のアプリゲーム「ひとりぼっち惑星」「ひとほろぼし」「ひとたがやし」に用いられていたフリー音源を、新たに生演奏収録した「ひとりぼっち惑星さうんどとらっく」を聞いた。
「ノスタルジア」からは、ひとりぼっち惑星の3曲。
「甘茶の音楽工房」からは、ひとたがやしの4曲。
「魔王魂」からは、ひとほろぼしの2曲が使われており、どれも無料で音源入手は可能。
とは言っても、超一流のピアニスト(山田武彦)による生演奏収録なら、そりゃ聞きたくなるってもので。
以下、とらっくりすと。
個人的に気に入った曲は青字、特に気に入った曲は赤字。
01:草原の雨 /「ひとりぼっち惑星」メインテーマ
02:草原の月 / 人工知能の戦争&素材集め
03:ノスタルジア / 受信&発信のテーマ
04:星の涙(ピアノ07) /「ひとほろぼし」メインテーマ
05:宵闇月の鼓動(ピアノ13) / 『なにか』の殺戮
06:呪われたピアノ /「ひとたがやし」メインテーマ
07:赤毛のアン~かがやく泉~ /『なにかのかけら』テーマ
08:落葉 /『なにか』との戦闘
09:ないしょのお話 /『たがやす』
10:ノスタルジア~いつかの空~(「ノスタルジア」アレンジ)
つまり、ほぼ全曲。
グランドピアノによる生音は、原曲よりも低音の深みが増しており、底知れぬ空気間を感じさせてくれて良かった。
ただどこか暖かみがあるというか……、無機質なひとりぼっちさは薄れたので、そこらへんは個人の好みというところ。
光の強さが際立つような弾き方をしていると思った。
「宵闇月の鼓動(ピアノ13)」の1分20秒とか、「落葉」37秒あたりとか、綺麗すぎて鳥肌が立つぐらい。
一貫して流れるうら寂しさ、侘びしさの風情は新規収録曲でも変わらなかったので、個人的には大満足。