復元可能な灰壺

個人的な感想文ブログ

Dance with Devils キャラクターシングル 4〜6(南那城メィジ/棗坂シキ/ローエン)感想

Dance with Devils キャラクターシングル4 南那城メィジ Dance with Devils キャラクターシングル5 棗坂シキ Dance with Devils キャラクターシングル6 ローエン

 

今更感がすごいが、Dance with Devils キャラクターシングルの後半感想。
前半3枚はこちら。

前記事の締めで言っていた通り、なんやかんやで前半感想から2ヶ月放置していた。
ただ今月の31日にユニットシングルシリーズがリリース開始なので、もうそろそろ手をつけなきゃな〜と思い立ったが吉日。
三馬鹿の内の二馬鹿&犬キャラソン、改めて聞くまでもなく大好きだ。
本編で流れた時は爆笑していたはずなのに、もう今だと「あ〜〜〜!!みんな格好いい、好きだよ〜〜!!」と悶えることしか出来ない。
自分でもなんでこんなにダンデビキャラソンを好きなのかよく分からないレベルだ。
収録内容としては本編で流れたキャラソン+同じメロディー&アレンジで歌詞違いのフル版+キャラモノローグ+インストの4曲。
ミュージカル版キャラソン作詞はシリーズ構成の金春智子&吉村愛で、フル版の方の作詞は岩崎大介。
今回はどちらかと言えば、フル版のフレーズというかアレンジにグッとくるものが多かったような。
 

 

1.Hello!! Crazy World
Hello!!CrazyWorld

Hello!!CrazyWorld

  • 南那城メィジ(CV.木村 昴)
  • アニメ
  • ¥250

至近距離ナラBe crossな Lipヲ 奪ッチマワNight

はい、格好いい〜〜〜〜!!
出だしの「Hello!!Everybodyからしてメィジのガキっぽい俺様感全開で、めちゃくちゃ格好いいしオマケに可愛い。
ABメロ通して、まさかのラップを聞かせつつ、サビは懐かしい歌謡曲テイストなのがこれまた格好いい+可愛い。
キャラソンシリーズ全体を通してみても、一番フル版の恩恵を授かっているのは今曲では。
ヴァンキッシュ×6だった掛け声が、きちんと全部違う英単語になっているところとか特に。
今曲は、ただただサウンドがイケてる。
ドラムもエレキも、盛り上がるべきところに、欲しいところに音がくる気持ちよさ。
激しいというよりは、ただただ楽しく盛り上げてくれるところに、なんだかメィジらしさを感じる。
例を上げるなら、サビラスト「至近距離ナラBe crossな Lipヲ 奪ッチマワNight」のドラムにある爽快感とかね。
間奏「たったひとりだけさ おまえだけ――…」の後、無音で雰囲気を落としてから、サビがアコギメインで流れだすところも王道だ。
シンプルなアレンジだからこそ「ヒトリじゃ Ah 生きられないね?」が胸にくる。
そのフレーズにコーラスが被さってくるところも王道で、最高だった。
歌詞もすごいメィジらしくて良かった、めちゃくちゃ萌えたよとしか言えない。
ヒカリじゃ Ah 届かないのさ」は悪魔らしく、「ヒトリじゃ Ah 生きられないね?」はメィジらしく。
男前さを見せ付けつつ、恋心のピュアピュア加減も匂わせるフレーズが多くて…本当もう可愛すぎる。
ちなみに岩崎大介作詞っぽいな〜と思ったのが「"O" 濡らせばいい」のフレーズ。
ダブルクオートで挟むだけで下ネタっぽく見せるテクニックは、もはや天才の領域では。
 
 
2.VANQUISH
VANQUISH

VANQUISH

  • 南那城メィジ(CV.木村 昴)
  • アニメ
  • ¥250

グリモワールもガールも手に入れてみせる とっととオレ様のもんになれ! 

VANQUISH:打ち負かすのタイトル通り、激しめロック・ラップソング。
MVの世界一周旅行映像、素直に羨ましかった覚えがある。
私もメィジに連れられて世界をぐるっと連れ回されたい…連れ回されたい!!(大事なことなので)
自分が好きな景色を相手にも見て欲しい、っていう男最高じゃないですか、それがメィジならなおさら。
フレーズで言えば「tell a lie アクマにとっては piece of cake そうじゃない 正面突破で it's OK」がお気に入り。
メィジらしい明快さと強さが好きだ。
 
 
3.キャラクターモノローグ / 南那城メィジ
 
反則でしょ!!!!!!この可愛さは反則!!!!
可愛くない瞬間がないし、トキめいてない瞬間がないし、にやにやしてない瞬間がない。
前半のレム/ウリエ/シキに対する人物評価にも笑っていたら、後半でものすごく破壊力のあるデレを披露してくれた。
いわゆる舎弟ってやつだ…そうしたら俺様が守ってやる」という頼もしい人間味も見せつつなもんだから好感度が上がらない訳がない!
VANQUISHのMVを観た後に言われる、
ありえねぇんだ、お前の望むことなら何でもしてやりてぇって思っちまうなんて
ぎゅっと抱きしめて、一緒に空を飛びたい。風を掴んで星を蹴散らして、稲妻さえ恐れずにどこまでも、どこまでも一緒に
とかさ〜〜〜〜、萌え殺しにきているとしか思えない。
共に同じ景色を観たかった、それだけの想いに胸キュンが止まらない。
 
 
 
1.幻想のキリエ
幻想のキリエ

幻想のキリエ

炎の渦中で焼かれるキミを 取り合う遊戯はもうすでに終わって 
昏い眼光の末路は、決して教えてはならない

生徒会メンバー他3人とは違い、堕天使というだけあって宗教色が強いシキのキャラソン
タイトルで用いられている「キリエ」はギリシア語で「主よ」、もしくは「哀れみの讃歌」と呼ばれる祈りのこと。
そんなキリエを「響いている幻想は 合わせた鏡の様」と言うところからして、シキの堕天使っぽさが感じられるというか。
堕ちるべくして堕ちた男のような気がする。
Bメロ「Alea iacta est (賽は投げられた)」もラテン語だし、モチーフとしてキリスト教があるのは確かだと思う。
…いや、CV.平川大輔による歌唱がねっとりしすぎて、テーマが宗教なんだかエロなんだか、よく分からんジャンルの曲になっているけど。
もう印象が「平川大輔の歌い方やべぇな」しかないぐらいだ。
Alea iacta est」×3を次々にエロく囁かれて、何を一体どうしろと。
個人的に、アレアヤクタエースト♬よりは1番Aメロ「眠る揺籃で」の「クレイド」と歌う声の方が好きだ。
エロさよりも、ぼやけた無垢さ、庇護欲を掻き立てられるような響きがある。
クレ、と少し巻き舌になるところが、たまらなくツボ。
ただ歌われている内容は、どうにもシキの過去編っぽくてよく分からない。
本編で「炎の渦中で焼かれるキミ」なんていう描写はなかったし…ゲームの方で補完されているんだろうか?
なのでフレーズのみを考慮して言えば「罪に歪んでる涙なら 決して乾きはしないから」にグッとくる。
炎にまかれた物語自体はよく見えないが、たぶんシキはその涙に興奮したんだろうなと感じられて。
ちなみに、シキが序盤、割りとローエンにかまっていた理由も「幻想のキリエ」というタイトルからして何となく分かるような。
シキにとって主は幻想で、それに対しローエンには魔王と言えど仕える主がいる。
そこら辺の対比は、生徒会メンバーの中ではシキにしか出来なかったことという気もする。
 
 
2.憐憫 揺籃歌
憐憫 揺籃歌

憐憫 揺籃歌

ごらん 君は僕 僕は君 傷いぐらいがちょうどいい

暗喩と矛盾が酷い。
何もしないと言い張りながら女をホテルに誘う大学生じゃねーか。
大丈夫 何もしない」から「僕の愛 ねじ込んで すぐ終わる一瞬さ」の流れには流石にドン引きだった。
2次元でそんなセコいリアルさを匂わされても困るので、アズナちゃんにぶっ飛ばしてくれてよかったよ。
ただ「加護に揺さぶられ」というワンフレーズは良いと思った。
ここで言っている加護はエクソシストのリンド&アズナのことで、その甘やかしがリツカにとっての籠なのだと端的に示している。
悪魔であるシキから言われてもと思うが、敵であるシキだからこそ揶揄できる3人の関係性だ。
冷やかしレベルのいちゃもんなんだけど、そう誘惑して動揺させようとするシキが好き。
 
 
3.キャラクターモノローグ / 棗坂シキ
 
心中願望を切々と語られて興奮されるという、他に類を見ないモノローグだった。
色々な意味で色々すごいが、特に萌えないんだよなあ、破滅願望持ちって。
 
 
 
1.My Opinion
My Opinion

My Opinion

into the fate 謎を解かす陽を浴びて

イントロからして壮大なゴシック風・シンフォニー。
正直、今曲に関しては管弦楽の音とバックコーラスがめちゃくちゃ好みだとしか。
ポメラニアン達による男女混声コーラスも格好よく、弦楽器とドラムが入り混じって盛り上げるサウンドの純粋な迫力に聞き惚れる。
特にアウトロからが今曲の真骨頂という気すらするぐらい、全体的にアレンジが私好みだった。
 
 
2.ワタクシは忠実な犬です。
ワタクシは忠実な犬です。

ワタクシは忠実な犬です。

このケルベロス信じ その身をゆだねて 

アレンジが好きなのは前曲と一緒。
違いとしては、今曲ではポメの「ワォーーーーン」が入っているぐらいかな。
フレーズで言えば「犬のからだが焼かれ 灰になろうと 悦び 抱き 滅びてみせるそれが光栄至極」が好きだが、やっぱりローエンのキャラソンに関してはアレンジが好きということで。
 
 
3.キャラクターモノローグ / ローエン
 
BGMでキャラソンのメロディーが、クラリネットアレンジで流れていたところがお洒落な、マキシス様大好きモノローグ。
…そう言えばマキシスはリツカの父親で、ローエンにとってリツカは、崇拝している魔王の娘ということになる。
リツカにとってのローエンは自分の父親に心酔している男ということになり、この構図から恋仲になるのは難しいのでは。
で、マキシスを封印したのがレムの父親なんだから、レムは自分の父親を封印した男の息子ということになる。
ややこしいわ。
 
 
以上。
ダンデビキャラソンについて書いていると、イベントDVDも欲しいしゲームもやりたいし、なんならミュージカルも見たくてなってきて困る。
今はユニットシングルとEver Afterの発売日を楽しみにしているだけで済んでいるが、Eそのリリースが終わったら一気に物欲が爆発しそうで怖い。
いや、まだアルバム感想を書いてないから大丈夫……大丈夫なはず……。