感想はキャラクターソング6枚と同時に書こうかとも思っていたが、まあ8枚ものシングル感想をまとめるのは大変なので。
一番最初、全話観る前はどちらも「好きか嫌いかと言えば好き」寄りの楽曲だった。
ゴシックロックのOPは普通に格好良かったし、EDは普通に「あぁ女性向け謎EDだ」と思っていた。
が、もう私はダンデビを全話観てしまった。完走してしまったのだ。
このOPとEDはダンデビを構成する要素の一つであり、もはや大好きと言う以外の選択肢がない。
ただEDのCP曲「革命前夜-The Eve of the Revolution-」の存在はもっと早く教えて欲しかった!!!
これで完全に私の中のダンデビ評価が「最高」で決まった。
幕末Rockと同じぐらいに好きなコンテンツだと言い切れるほどの、半端ない興奮をもたらしてくれた一曲だ。
1.覚醒のAir
さあ、明日へとRise!! 覚醒の時、熱いアリアを解き放っていけ、果てない歌――……
ベースはドラムをどんどこ鳴らす激しいロックながらも、随所に取り入れられているゴシックぽさが好きだ。
イントロやサビの一部で被さってくる男性コーラスに、オルガンのような電子音、間奏でさらりと入るストリングス。
さり気ないのだけど、ぐっと楽曲が魅力的に聴こえるアレンジだと思う。
編曲者は作曲者同様、藤田淳平。
今回軽くググってみて、初めてアニメ「ダンスインザヴァンパイアバンド」OP、中野愛子「フレンズ」の編曲者だと知った。
私、この曲大大大好きなんだよ。
レベッカの名曲「フレンズ」のカバーだが、原曲の雰囲気を損なわずにブラッシュアップしているカバー曲で、本当に大好き。
やっぱり「あ、これ好きだ」と思う雰囲気の曲って今も昔もそう変わらないよな。
今曲では、コーラスと共に畳み掛けるように盛り上げるBメロが、映像と相まって一番好きだ。
無条件にテンションがあがるもんね、ああいう音は。
ダンデビには関係ないながらも、同じシングルに入っていたので同様に感想を書く。
正直、めちゃくちゃ好きな曲だ。
表題曲はアレンジが好きだと言ったが、こちらの曲のアレンジはもっともっと好きという…
好きのバーゲンセールが私の中で行われるぐらいヒット。
「ヤバいでしょ、作編曲者絶対ただ者じゃないでしょ」と思って検索したぐらいだ。
編曲者はShinnosuke。
私が知っている曲だと、アプリゲーム「アイドリッシュセブン」の挿入歌「Leopard Eyes」を担当した方だ。
あーーー……どうりで……。同じTRIGGERでも「SECRET NIGHT」じゃなくて「Leopard Eyes」か……。
そりゃあ、私好きだわ。
これが最先端のサウンドだと、そう思わせてくれるほどの手馴れたシンセ・ロック感。
2番からはBメロを省き、そのままラストサビへ持ち込んで、即切り上げる簡潔さにも好感が持てる。
4分台で物足りなさを感じさせず、スタイリッシュにまとめる手腕が凄すぎ。
3.The Late Show
ジャーマネが残した着歴 75件!? ストーカー並じゃね?
( ゜Д゜)ポカーン
とした後に苦笑いが混じり、じわじわと腹が立ってくるという、ある意味すごい楽曲だった。
「遅れた分 愛を倍増♡♡♡」は間違いなく、2016年前半随一のイラつきフレーズ。
1.マドモ★アゼル
ダ・レ・ニ・モ・イ・エ・ナ・イ・ヒ・ミ・ツ・ダ・ヨ
……最終話まで完走してなお、謎EDというイメージが拭えなかったED曲。
好き、から大好きまでお気に入り度はアップしたものの、それでもやっぱり謎すぎる。
レム様率いるPENTACLEが、サーカス団員もしくはタロットカードに扮している理由も分からなければ
「月の先端で愛を歌う黒いピエロ」と「虹の端で踊り狂う白いピエロ」が何を指しているかも不明で
ED映像のバックで踊っている黒人間達は、最後まで「何かキモい」としか思えず
シキの衣装については毎度「ホモのプレイ着かよ」と突っ込みながら観ていた。
(上半身裸に網タイツガーターのメィジもちょっとヤバいがシキには敵わん……と思ってたが書き出すとメィジも大概)
誰か、せめてなぜEDの舞台がサーカス仕様なのか知っている方がいたら教えてください。
雑誌のインタビューとかで明言されているのかな?どうなんだろ?
まあそれでもこの曲がダンデビのEDで、毎回の締めだったことについての異論は一切ない。
11回繰り返された「ダレニモイエナイヒミツダヨ〜〜♬」は、私の中で新鮮さを失うことはなかった。
毎回毎回「あぁ、終わった」という気分にさせてくれたので、EDとしての仕事はきっちり果たしていたように思う。
フレーズで言えば「触れた肌に、迷うなら「透明」じゃ、いられないよ」と
「この夜は二度と、訪れないから 誓い合って?」と
「あの朝の光 眩しすぎるから 時よ止まれ」がお気に入りベスト3。
そういえば前フリの呪文コーラスは「今すぐダンスウィズデビルス」を逆さまに歌っているものらしく。
「スルビデズィウスンダぐすまい」と言われてみれば確かにそう聴こえる。
「スルビデズィウスンダぐすまい」と言われてみれば確かにそう聴こえる。
これを知るまでは、なんかごちゃごちゃ言ってるけど最後は「good smile」と歌っていると思っていた。
まだまだ私も、Rejet楽曲に対する姿勢が甘いな。
2.革命前夜 -The Eve of the Revolution-
―――……The Eve of the Revolution
CDを手に取った時の私「なんかウテナっぽいタイトルのCP曲だなあ、新曲だよね期待」
↓
イントロ「チャン、チャラリラリラリラ」
↓
私「………え、待って待って待って。これあれじゃん、あれ」
↓
イントロ「タンターー!!タラリラリラリラ、タンターー」
↓
私「第三図書館じゃん!!!!!!!」(アドレナリンドバーーー)
この曲が第三図書館ソングの歌詞違いフルバージョンだと知らず、耳にした時のあの興奮!!
久々だよ、一つの楽曲にあそこまで興奮したの!!
久々だよ、一つの楽曲にあそこまで興奮したの!!
知らなかったもん!!全然知らなかった!!第三図書館のフルがEDのCP曲だなんて!!
第三図書館(正式名称「我ら、四皇學園生徒会」)の作詞はシリーズ構成の金春智子に対し
今曲はRejet取締役社長兼原案兼プロデューサーの岩崎大輔作詞。
通称岩Dの書く詩は癖がすごいものの、ちゃんと作品に精通した作詞をしてくれるので私は好きだ。
もちろん、真面目にやっているのがビシバシ伝わってくるにも関わらず、超絶面白ワードが飛び出してくる金春智子作詞も大好きだけど。
今曲に関してはもう全てが、アホみたいに好きとしか言えない。
「絶え間なく、乾いている 隙間に、Ah ひと滴 差し出した掌を奪い合えばいいさ――……」
というアクマ×人間ならではの乙女ゲーっぽいフレーズもいいし
「今夜だけ、オレたちを微笑(あわれ)んでくれないか?」
「今夜だけ、オレたちを微笑(あわれ)んでくれないか?」
に、アクマ4人全員で「憐れんで」と歌ってくる胸キュン度の高いフレーズもいい。
2番の「理論武装はやめて 熱い未来描けよ あの夢は、オレたちを見捨てずにいるだろうか?」は
どこの青春ソングだとも思ったけど。でも「オレたち」って言うところは何かこうグッとくる。
そしてラスト「The Eve of the Revolution」がもうズルい、ズルすぎ!!
2番の「理論武装はやめて 熱い未来描けよ あの夢は、オレたちを見捨てずにいるだろうか?」は
どこの青春ソングだとも思ったけど。でも「オレたち」って言うところは何かこうグッとくる。
そしてラスト「The Eve of the Revolution」がもうズルい、ズルすぎ!!
ウテナ好きの女オタが萌えないわけがない英単語じゃんかーーーーーー、もうーーーーー!!
いやー、なんかこう新たに好きになるものは、これまで好きになってきたものが絡んでくるとつくづく思った。
振り返ってみれば、どこかで関わった人がまた新たなコンテンツで仕事をしてくれている。
全てのクリエーターには感謝してもしきれないよな。
そして「Dance with Devils」という作品もきっとそうで。
このアニメもまたBGMで笑わしてくるアニメなのが、嬉しくて嬉しくてたまらなかったりする。
何というか、いくらライトとは言え、オタクをやっていて良かったと思うよ。