『マジキッチン』というアプリゲームをプレイしました。
プレイ時間は約3時間。
公式では”くっつけパズル&タワーディフェンスゲーム”と紹介されてるけど、ゲーム内容は本当にその名前通り。
下のパズル部分で同じアイテムを重ねて上にスワイプすると味方モンスターが出現し、敵とのタワーディフェンスバトルへ。
それを全8ワールド×5ステージ=40面で勝てばクリアになります。
ゲームもお手軽で楽しかったし、何より魔王を始めとしたキャラクター達がめちゃくちゃ可愛くて大満足!
しみじみと「いいゲームやったなあ……」と思わせてくれる良ゲーでした。
ほのぼのゆる会話が可愛い!
今作のストーリーは、気弱で料理好きな魔王が次々と襲いかかってくる敵王国の兵士を返り討ちにしていくうちに次第に仲間が増えていくというもの。
その増えた仲間たちとの会話が楽しいんですよね。
魔王、武闘家、僧侶、魔道士、勇者はそれぞれ100年前のパーティーメンバーの子孫という設定で、この妙な親戚付き合い感のある会話が生ぬるくて微笑ましい。
序盤から武闘家、僧侶、魔道士の3人は即仲間になってくれて、勇者は最後の方まで敵対してるんだけど、勇者の勇者っぽい言動に対して3人のこの言い様。
武闘家「これだよ…」
僧侶「相変わらずじゃの…」
魔道士「勇者ワールドに入っちゃってるね…」
三者三様に鬱陶しがってる!
青年、女性、老人全員をうんざりさせてるこの場面、何かすごく身内の会話感があって良かったな。
全員の「あちゃー」という表情差分も可愛い!
その後、ちゃんと仲間入りした勇者もこれまた可愛い性格しててお気に入り。
勇者「もしや…私がいると気まずいのか?」
魔道士「意外と小心なのね…」
武闘家「偉そうなのに昔からそういうとこあるよな…」
彼の大袈裟な言動は素でやってるんだろうけど、素は素で気にしいなところがある男、個人的にはめちゃくちゃツボ。
こういうちょっとだけナルシストな男からしか得られない栄養があるんです。
喋りまくるパーティーメンバーとは真逆に魔王は人間の言葉を一切話さない内気なキャラ。
でも白フード&白割烹着&お玉でお母さん系リーダー感を出せているのはデザインの勝利だよねえ。
ゲームオーバー時に捕獲されてるカットですら可愛い!
いや、この後に処刑が待っていると思うと萌えてる場合ではないけども!
広告非表示機能は購入推奨!
今作は500円で広告非表示機能が購入できるんだけど、絶対に購入推奨です!
購入前は下部のバナー広告が削除されるだけかなと思ったら、ステージクリア後の獲得ポイントが2倍になるリワード広告までスキップされたので驚きました。
つまりCMを見なくても貰えるポイントが2倍になるってこと。
私が今までやってきたアプリゲーでは、バナーと強制挿入広告は消すけど報酬が欲しいならCMは見てねというスタイルが多かったのですごく良心的。
他に課金項目もないし、広告なし報酬2倍の快適性+本編の内容全部合わせて500円は安いよ!
以下、ラストシーンについて触れているのでネタバレ感想。
ネタバレ感想
最後、シェフ姿の魔王がこちらにニコっと笑って手を振ってくれるシーンを見た時、私はうるっときちゃいました。
きちんとこちらにお礼を言って終わってくれる、この作品の人の良さがすごく出ていて。
クリア後のチャレンジモードも「自分の店を持った魔王が夜寝てる時に見てる夢」という設定になってるのかな?
シェフとして真面目に生活してる感があって応援したくなる。
クリア前とクリア後でタイトル画面が変わるところも気に入ってます。
最初はお付きのコウモリとの2人旅だったのが
最後は勇者、武闘家、僧侶、魔道士との6人旅に。
次第ににぎやかになっていく様子が仲間を増やしていく冒険感に繋がっていて良かったです。