届かないから美しい まるで砂糖玉の月
キノの旅に関しては、キノという少女が喋るバイクと一緒に旅をすることぐらいしか知らない。
歌詞には「さよならまであなたを見ていたい 近くで見ていたい」とあるから、
バイク→キノか、キノ←バイク目線の内容なんだろう。じんわりとした相棒萌え。
「近づけばざらりとした土塊 それならずっとここから見ていたい」が
「土塊でもいいから 触りたい」になった時、普通に泣いたよ。
遠くの完璧を愛し続けられるほど、私たちは整ってなんかいられないって。
2番サビの、人の温もりを信じてる優しい言葉のあとにくるから余計に。
「別れるための出会いなら
初めから偽物だって 何も違わないはずなのに
またいつか出会えるように願ってる」
音に関しては、DTMっぽいこもったドラムに、鮮明なストリングスとピアノが合わさって
モノクロな情景を描き出すバランスがプロのお仕事という感じ。
イントロのノスタルジックさとかどうやって出すんだろう、魔法みたいだ。