「5月1日にZepp Nagoyaで開かれた、鬼束ちひろのコンサートツアーに行ってきました」
【以下、セットリスト等のネタバレ事項あり!】
「セットリストは以下の通りで、MC&アンコールなしの全18曲・約95分」
「どうだった?」
「流れ的には、優しさ→狂気→応援って感じ」
「なんだそりゃ」
「3曲目までは、syndromeの大人びた空気なんだけど、4曲目のBORDERLINEは異次元」
「確かにあれはすごかった。
弦楽器とピアノとパーカッションが全部がなり立ててるんだけど、それでも鬼束ちひろの歌声が上」
「化物が産まれるんじゃないかと思うぐらいの迫力だったね」
「『FEEL ACROSS THE BORDERLINE』に、惨劇じみた妄執の果てを見る。
それこそ次元の壁を超えるような」
それこそ次元の壁を超えるような」
「12曲目Xの勢いもすごかったけど、あっちはロックの激しさだったね」
「腕の振り方とか、ロックでありつつ、指揮者のようでもあり超イケてた」
「それにしても『DOROTHY』からの曲が多いのは意外だったね」
「蛍は歌うと思っていたけど、他4曲は完全に予想外」
「そして予想より遥か上にバージョンアップされていたことが嬉しい」
「特にじんわりきたのがラストメロディー
『もう何も言えずに 頷く私に 聴こえないメロディー』」
『もう何も言えずに 頷く私に 聴こえないメロディー』」
「帰り路をなくしての『この月が何を翳すのかを 知る事さえ怖くて』もグッときたな」
「生音+目が眩むほどの照明が印象深い」
「『DOROTHY』は自分の中で、なぜか秋のイメージがあるから、今回の照明はどんぴしゃだったな」
「別れの寂寥感を、暖かな秋の光が照らしているようなイメージ」
「照明で言うなら、ULTIMATE FICTIONの時の切り替えもめちゃくちゃ格好良かった。
ドラムに合わせてパッ、パッと光が移ろうあの興奮」
「ライブDVDだと、アーティストの表情が分かる代わりに、あまり照明の感じ方までは気が回らないもんね」
「舞台をずっと定点で眺めていられるのが、劇場に赴く事のメリットでもあるような?」
「全体的には、明るいステージだったように思う」
「観客の人生に寄り添い、そっと後押ししてくれているような」
「最後の曲が火の鳥ゆえかな。
『億千の夜を越えて 貴方の翼になりその背を押してゆく』」
「今度出るライブ盤『Tiny Screams』発売日、6月21日も心待ちにしている」
「Castle・imitation収録っていうのがね!!!楽しみすぎるよね!!」