「正式名称『機動戦士ガンダムSEED HDリマスタープロジェクトReunion Series 第一弾
[あんなに一緒だったのに 〜ReTracks][静かな夜に 〜ReTracks]』を聞いてる」
「長っ」
「CD帯の謳い文句は『セルフカバーでも、リミックスでもない、ReTracks
10年前の歌が、2012年の梶浦由記により蘇るリユニオン!!』」
「それですらもう5年前。15年前だよ」
「で、聞いた感想は?」
「最高」
「きっかけはANiUTa。イントロ聞いた瞬間にAmazonでCD注文した」
「アレンジまでは追いかけきれてなかったね」
「そう考えると本当にANiUTaって本当に神サービス。
他にも『シンフォニーSEED 交響組曲 機動戦士ガンダムSEED』収録.verのものも聞けるし」
「管楽器の音が味わい深いのが特徴かな、こっちもこっちで面白いです」
「で、話を戻すと」
「ReTracks版は迫力が段違い。
原曲にストリングスとドラム+エレキギターの音を足して盛り上げて、それでいて切ない」
「メリハリが際立ってるよね。Bメロのストリングスなんか、ヒステリック感すらあるもん」
「それでも原曲と変わらない歌声だから、上質さはそのままに」
「梶浦由記すごい……好きで良かった……って心底思う。私がアニソンを好きになった原点」
「石川千亜紀の作詞のすごさも再確認したり。
『あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色』って今でも色褪せない名言でしょ」
「2番の『何度もつながった言葉を無力にしても 退屈な夜を潰したいんだね』とかもいい。
1番で『そんな格好悪さが生きるということなら 寒空の下 目を閉じていよう』
『あんなに一緒だったのに 言葉ひとつ通らない』と言っておいてのこれ」
「ゆらぎ、みたいなものに泣きたくなるよね。
この先の人生が、綺麗な瞬間だけで構成されていくなんて信じられないから、
戸惑うしうろたえる。
戸惑うしうろたえる。
だからこそ、最後の『せめてこの月明かりの下で 静かな眠りを』が胸を打つ」
「結論:全部素晴らしい」
「オリジナルカラオケも、ボーカル有りと同じぐらいよく聞いてる」
「今野 均Stringsの安心感と音の伸びが気持ちよすぎるし、格好いいもんね」
あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色
せめてこの月明かりの下で 静かな眠りを