復元可能な灰壺

個人的な感想文ブログ

ピアノが決め手 アニメ「デュラララ!!×2 結」ED PENGUIN RESEARCH 「ジョーカーに宜しく」 感想

ジョーカーに宜しく

 
個人的お気に入り度 3.5 / 5
 
アニメ「デュラララ!!×2 結」ED PENGUIN RESEARCHジョーカーに宜しく」(通常盤)を聞いた。
彼らの PENGUIN RESEARCH という名は初めて聞いたのだが、それもそのはずメジャーデビューの1stシングルがこちらだった。
ただ封入されていたチラシに、「2016年3月30日 ミニアルバム発売」とあったので既に人気バンドなのだろう。たぶん。
タイアップ先のアニメは見ておらず、視聴PVのみの格好良さだけで購入。
何を差し置いても、まずはイントロのピアノの格好良さ!!あの華やかさに痺れた!!
途中でペンギンをまるでメンバーの如く扱っている遊び心も、ユニークで好印象。
グループのアイコンからジャケットに至るまで、何から何までペンギン尽くしなので
ロック系統のアニソンが好きなペンギンファンならぜひ手にとって頂きたい。
 

 

1.ジョーカーに宜しく
ジョーカーに宜しく

ジョーカーに宜しく

 ジョーカーなんて来ない 均等な不幸など 頼るな 縋るな

セルフライナーノーツにて編曲者が「アレンジにおいてもスパイスの決め手として捉えることが多い楽器」と言っている通り

1番と2番間でメインを張ったピアノのメロディーが何より印象的。
同様に2番のサビに入る瞬間、ドーンと3オクターブ程低い単音が入るところにグッときた。
文字通り、そのたった一音がスパイスになっていると思う。
実質の間奏のメインはエレキギターであるところも、飽きさせない工夫が感じられる。
ボーカルの所々で歪む歌声も文句無しに格好いい。
ただ上記のフレーズ「縋るな」はPVを見た限りだと、「スカンクな」と聞こえた。
歌詞カードを見た今でも、どうにも「スカンクな」にしか聞こえない。
私が想像していたのは、北アメリカから南アメリカにかけて生息する、あのスカンクのことだ。
「動物好きなんだな、このバンド」と思ってわくわくしていたのは全くの誤解だぞ、3日前の私。
 
 
2.wasteland
wasteland

wasteland

 継ぎ足した衝動でまた今日も打ち鳴らす

個人的には特にツボに入らなかった。
あまりバスドラムが効いたアレンジが好みではないので。

 
 
3.Critical Hit
Critical Hit

Critical Hit

 運命はいつだって気侭なRoulette  僕らはいつだって真摯なPlayer

私の好みにクリティカルヒットだった
4つ打ちダンスビートの、ピアノをメインに据えたアレンジなんて私がもろに大好きな部類だ。
前曲ではちょっと…と思ったドラムもここのBメロとサビではかなり良いアクセントになっている。
タイトルトラックほどの派手さはないが、堅実なお洒落路線で聴かせる一曲。
ただサビラスト「ああ今日こそは…なんて事は無い」に、どうにも既視感があった。
「絶対どこかで聞いたことのあるフレーズだぞ…」と思って頑張って記憶をさらったら、あれだ。
芸人:どぶろっくの○○な女というリズムネタで聞いたフレーズだ。
それを確認するためにどぶろっくの女ネタを検索してみたら何とCDが出ていた。
しかもiTunesで配信されているし。
○○な女

○○な女

  • どぶろっく
  • ロック
  • ¥250

しかもそれなりにお洒落。ベースが中々に格好いい

 
 
 
…何故かどぶろっく関連の記事になってしまったが、以上「ジョーカーに宜しく」の感想だった。
この「ジョーカーに宜しく」はアニメ盤もあるが、CP曲が良かったので買うなら通常盤をおすすめする。
ちなみにタワレコで買ったらジャケットのステッカーも付いてきた。
ペンギンファンの方がもし買うなら、タワレコをおすすめする。
全体的に好みな曲風のバンドだったので、3月に発売されるミニアルバムも時間があれば聞きたいなあと思う。
その時もベンギンジャケットだったらいいなあ…。