復元可能な灰壺

個人的な感想文ブログ

こんなジオラマ制作ゲーを求めてた!『Diorama Builder』感想

Steamにて『Diorama Builder』というジオラマ制作ゲームをプレイしました。

作れるステージ数はゲーム本編で6個、2025年1月時点でのDLCで+4個。

計10ステージのプレイ時間は約11時間。

 

ステージ選択は自室の棚に飾ってあるジオラマの箱を選択して行うので、棚の空きを見るにDLCステージが+5個はくるのかも?

最新DLCが2024年11月に出たばかりなので、まだ当分動きはありそう。

私は本編の1ステージをクリアした瞬間に全てのDLCを購入したくらいには今作にドハマリ。

とにもかくにもすごい楽しかった。

すっっごい楽しかった!!

右に置いてあるパーツをドラッグして、指定してある場所に置く。

ただそれだけのゲームがこんなにも楽しくて止められなくてもはやちょっと怖かったよ。

 

10ステージのうち、一番作っていて楽しかったのが『Egyptian temple(古代エジプトの神殿)』かな。

足元から姿を見せ始める対のアヌビス神像や

「これめっちゃ遊戯王で見たことある!」という模様が刻まれた壁に興奮しっぱなし。

というか私の古代エジプトの知識ってほぼ遊戯王の原作漫画からしかないなあ……。

 

他にも王道のクリスマスハウスから

火星探索基地、

第二次世界大戦の戦場に

殺人現場まで。

多種多様で面白みのあるジオラマをいっぱい作らせてくれました。

 

完成後のジオラマをクリックするとそのパーツが動き、それが実績解除になるところもセンスあるなあと思います。

これは実際のジオラマではなくCGジオラマだからこそ出来ることなので。

また100もある実績解除の一つ一つにコメントが添えられているのも、ゲームへの愛情を感じさせる。

例えばNOIR CITYのステージだと

タクシーをクリックすると「Hey Taxi!

地下鉄をクリックすると「Hurry, hurry, I can't miss this train!

窓際の猫をクリックすると「Hey kitten, come down from there right away!」という感じ。

オーソドックスな決まり文句だけど、この一言コメントがあるかないかでゲームへの好感度って結構変わるよね。

 

あと私が今作で最高に好きなのが、ステージごとに専用BGMがあること!

クリスマスハウスではクリスマス・キャロルが、ノワールシティではノワール・ジャズがちゃんと流れる。

これがあるから1ステージ1時間程かかるプレイ中も全く飽きずに最後まで楽しめたんだよね。

ゲーム本編価格が580円に対してDLCが350円~250円するのは、この作曲料も含めてのものと考えたら納得がいきます。

いや、まず本編の580円が安すぎなんだけどね!?

とりあえず次のDLCが出たら即買うので!末永く続いてほしいゲームだなあ。