明日は12月25日、ということでメリークリスマス!
私なりに何かお祝いしたいという気持ちはあるので、今月のマイベストミュージックも今日に上げておきます。
・SixTONES『Telephone』
・SixTONES『マスカラ』
・SixTONES『僕が僕じゃないみたいだ(Dramatic Rearrange)』
・ヒプノシスマイク / 山田一郎&碧棺左馬刻『Nausa de Zuiq』
・ヒプノシスマイク-D.R.B.- / B.A.T VS M ALL Cast『Bright & Dark』
・ブラックスター『Just a Loser』
11月の方の記事では各曲感想を書き損ねていたので、その分も合わせて計6曲。
今年1年続けた毎月末の音楽感想もこれでおしまいかと思うと感慨深いものがありますね。
Call me on the telephone, Telephone
こんな衣装、オタクは全員好きでしょ!?
中折れ帽+片肩ジェケット+もこもこファー+革手袋+革ブーツのデザインはやばい。
しかもそれが黒とワインレッドの2パターンあるの、オタクの見る夢?
こんな衣裳デザインしてくれるの、二次元だけかと思っていたらジャニーズがやってくれました……。
SixTONESに関しては全員好きなんだけど、やっぱり松村北斗と京本大我の歌声がめちゃめちゃ色っぽくて好き。この2つの声があるSixTONESは強いなあ……。
ジェシーのワインレッド衣裳+カラーサングラスもドツボだし、田中樹の間奏ソロ「ほら 教えてよ Are you coming over?」の気怠げな声は、北斗+大我とはまた違った色っぽさがある。
照明とスモークの使い方もアダルティな雰囲気全開で良い。
強くなれたならば素直になれるかな
見えすいた完璧なフリはもうやめて
すごいお洒落な曲だと思ったら、作詞作曲がKing Gnuの常田大希ということで。
個人的には「強くなれたならば優しくなれるかな 見えすいた嘘で茶化してばかりで」というフレーズが、SixTONESというグループそのものを表しているようで好きです。
YouTubeの公式バラエティ動画を観ていると、確かに彼らは「見えすいた嘘で茶化してばかり」のような気がするんですよ。
それこそがSixTONESの持ち味だから全然良いんだけど、こういう風にグループの色そのものを言い当てられる常田大希の作詞能力がやっぱりすごい。
あとは京本大我&田中樹が「足りて足りて足りない僕ら」と向き合いながら声を重ね合うパートがめちゃくちゃ好きです。性癖。
愛に咲いた花の名前は Liar
遠いあの場所で揺れてる
デザート連載の少女漫画実写映画『ライアー×ライアー』の主題歌という訳で、少女漫画全開の歌詞が良すぎる!
「僕が僕じゃないみたいだ 笑えるな 君のせいだ」
「どうしようもないこんな僕が 悔しいくらい本気だ」
「今日だって 柄にもないこと考えてる
今までの自分じゃ 君といられないって」
「君といる時の自分が好きなんだ それが本当の僕だ 」
「こんな僕も悪くないな 君以外じゃそうは思えない」
と言う様に、作詞:佐伯youthKによる言葉の数々にたまらない気持ちになる。
めっちゃいいんですよ、本当に。すーーーごいにやにや出来る。
ストリングスとピアノをメインとしたアレンジもすごく好きだし、流石「Dramatic Rearrange」と言い切るだけの事はあると思います。
のぼせてふらついて スチームに手が触れ
アッチッチチー チェケチェラッチョ
Q. ナウサでズイクーとは一体何?
A. サウナでクイズ!
……ド迷惑なサウナーが2人いるだけじゃん!!
ヒプノシスマイクというコンテンツの楽曲って、ディビジョンのメンツがかかるメインの曲は真面目にやるのに、コミカライズ特典の曲だとめちゃくちゃやり過ぎ。
マジでオタクの想像を遥かに超えてふざけてくるんだけど、楽曲の質はちゃんと高いので、笑えばいいのか感動すればいいのか分からなくなってくる。
今回の曲も歌詞は害悪客そのものなのに、メロディーはフィンランド民謡で一番有名な『イエヴァン・ポルカ』をなぞっているのがセンス良い。
「問題!赤く焼けた石の上に水をかけ蒸気を発生させる
フィンランドの伝統的なサウナの方法を何という?」
「A.That's ロウリュ」とか
「問題!シラカバの枝を束ねたもので体を叩くマッサージとは?」
「A.血行促進、殺菌、保湿作用の効果 ヴィヒター」
とかは、わざわざ歌詞にしなくても一回聞いたら覚えるからね!?
ただ碧棺左馬刻と山田一郎のやり取りはバカガキそのものって感じで可愛くて大好き。
最後のCV.木村昴による「ロウリュ!必殺ロウリュ!」はマジの小学生2年生っぽいし、CV.浅沼晋太郎の左馬刻もサウナでのぼせているせいで、やけに喘いでくれるところが女オタクには良い。
「そろそろギブアップしろ ボケ あー、、。お前のリタイヤ見届けてやりたいや~」の息継ぎは全年齢版でいいわけ?
譲れない陰陽の連鎖
鳴り止まぬヒプノシスマイク
こんなにも1粒で2度美味しいことってある?
原曲『Light & Shadow』からの解釈と再構築が物凄くて、これだからヒプステ及びヒプノシスマイクというコンテンツを追う事がやめられないよ。
まず全体的に摩天楼、特に寂雷先生の闘争心が高くて良かった!
「敵である貴方達もいつか私が救う」と言った相手に
「救う? それは貴様の驕りなり」と返され、
「万民が選ぶ道 先導者 要らん
己の足で歩く求道者であれ」に対しての
「なるほど、揚げ足を取る論法
稚拙だが無関心を気取るよりは良いでしょう
ならば人に道を説く僧の貴方にさえ
私のやり方で道を示そう!」には
めちゃめちゃ興奮しました。
自分が示した道を歩けって言ってるんですよ、寂雷先生は。
独歩の「「ごめん」と言えカスッ! ナゴヤぬるま湯」と一二三の「礼儀知らずなお客はお帰り願う」も三十路男のバチバチ感が出てて格好良かったよ~!
もちろんナゴヤの方だって素晴らしく良かった!
特に1番での十四と空却の掛け合いで
「喜びも苦悩も三人で背負う」
「真の勝者となるまでは後退せぬ」
「乾坤一擲」
「掲げる不退転」ってあるんだけど
「不退転」というワードを十四君に出されるとナゴヤ推しは秒で泣けるんです。
あとはやっぱりアレンジがいい!
作詞・作編曲が原曲と同じ井手コウジだからここまで出来たんだと思う。
ヒステリックな弦の音が、サーチライトのような光の帯を瞼に描く。
闇を裂く白と黒との境界線上で「いざ決着 光差す その場所へ」と競い合う両者の渇望にやられてしまうよ。
この痛みも、この悲しみ、
この怒りさえ 誰も知らない
女性向けソシャゲアプリ『ブラックスター』1周年記念配信曲。
チームC推しとしては、全員歌唱曲の歌割りに対して「チームBのヒースばかり贔屓しやがってよお……」とやっかむ気持ちも多少あるものの、まあ、うん、贔屓するだけのことはある!
特に2番サビ「夢に歌は貸さない」の歌い方が最高過ぎるね。
「……!」という感嘆符の表現が上手いというか。
口下手なキャラが隠し持つ獰猛な牙が、漏れ出す息の間から覗いてる。
Bメロに入る直前の「構え gun shot」と「堕とせ gun shot」も撃鉄を起こす合図そのもので滾りまくり!
歌詞も相変わらずソシャゲの周年お祝いソングとは思えないぐらいリスナーファンへの思いやりや感謝が皆無でブラスタらしい。
少しでもファンに暖かい気持ちがあれば「会えた分だけ慣れたもんだね」とか「あの日々は娑婆が魅せた妖」とか言わんだろ!
でもいい、このギスギスを文句一つ出ない格好良さまで仕立てて奏で上げるのがブラスタなりのファンサービスだと分かってるから。
いつもいつまでも、この唯一無二の格好良さのままいてください。