2022年7月にハマっていた9曲の紹介。
各曲感想はあったりなかったりで、アーティストの五十音順にするとこんな感じ。
・Snow Man『僕に大切にされてね。』
・Snow Man『Feel the light, Lovely』
・DUSTCELL『Void』
・DEEN FUJIOKA『Apple』
・Tempalay『どうしよう』
・703号室『人間』
・BURNOUT SYNDROMES『Good Morning [New] World!』
・Mili『Mortal With You』
・meiyo『なにやってもうまくいかない(feat. asmi)』
6月までの2022年上半期まとめをやるやる言いつつ、結局やらなさそうな気配が濃厚。
今までの記事をコピペして、ちょっと手直してまとめればいいだけの話なんだけど、そのちょっと手直しのハードルが妙に高い。
今月、新しく好きになった曲の感想を書くだけで手一杯なの!
相変わらずSnowManにどハマってて、彼らが出演するバラエティやドラマを録画して観まくっている上、2022年夏クールのアニソンも続々配信されてて、そっちを追ってる間に月日が終わってくんですよね~。こわ~。
真夜中の2時、君を抱き寄せた。 この関係をどう呼ぶつもり?
近い、近い、近い、近い!!
「こんなキメ顔率100%のMVある!?」ってほど、みんなこっちをキメ顔でちらちら見すぎだから!
お願いだからもうちょっと離れて、照れちゃうから!
特に阿部ちゃんなんてバチバチのキメ顔率100%超えてるから、もう画面が直視出来ないくらい。
相変わらず一人だけ小道具持ち込んで何かやってるし、1番Cメロ「2:06 AM」で指数字使ってくるし、ラストサビの直前「あのね。耳かして。ねぇ、やっぱりさあ」のとことか……とことか……!
もう「ギャーーーーーッ!格好良すぎ!!!」ってなるに決まってるでしょ!
MV中で3回もソロでフィーチャーされてて、思い残すことなんて一つもないです。
ふっかのビジュも爆盛れ!!!
「君の恋バナきかせて。」でヘッドフォンの片耳外すとことかガチの恋に落ちるかと思ったし、佐久間もそうだけど金縁メガネ似合ってるね……今回……。
2番サビできらーんと顎に指の当ててから笑うところとかさ、普通にめっちゃ格好いいと思うよ。
あと当たり前の話だけど、目黒の歌声も甘くて最高。
1番サビ「ちゃんとクチで伝えよう。」2番Aメロ「もしもね次に、恋をするなら どんな恋にしたいですか。」「「明日も早いね」、と君はいった。」のパートとか、声がでら甘で「あぁ〜〜〜♡」っていう気分にしかならない。
ラストサビ「真夜中の2時」で指を2の形にしてくれるのも良かった〜!
阿部ちゃんのもそうだけど、私は数字ジェスチャーを指でされるのに弱すぎる。
ラウールのラストサビも可愛かった!
「どうか、大切にされてください。」でお祈りポーズしてくれるの、もう言葉に出来ない可愛さ。
19歳、まだ成人してもいないのにエンターテイナーでいいっすね、本当……。
One touch 指先から走る Lovely On my way
どうしてそんなに格好いいわけ……?
曲調、振り付け、舞台照明に至るまで一つ残らず全てが格好いい。
スポットライトの白と、帯のような照明がブルーなのも相まって、まるで海の底にいるような印象を受けます。
ひらひらとはためく真っ白な衣装は白魚の尾のようだし、床に反射する鏡像も水面のように波を打つ。
全てが幻想的に揺らめいていて、その涼やかさに涙が出そう。
でも1番サビ前や2番Aメロ前のレーザーとか、キメるべきときはパシッと直線でキメていて、そこのギャップにやられるよ。
このYouTube版のMVもめちゃめちゃ格好いいんだけど、私としてはやっぱり初回盤Bに収録されてる完全版MVを見て欲しい!
本当、夢みたいに超綺麗なんですよ。
この先何があろうと、この完全版MVは大好きで居続けられると断言出来る。
パートでは2番Bメロ、舘様とこーじが「図々しく」「わがまますぎる愛を」「Don't wait for the night」「ひとつの星が見てる」と交互に歌うところが好き過ぎ。
ここのカメラワークは最高の一言だし、直後にちゃんと星に手を伸ばすような振り付けをしてくれるじゃん?
そういうところが尊いんですよね。
もちろん1番Bメロのしょっぴー&目黒ver.も大好き。
まさかこの2人がグータッチしてくれるとは思わなかったです。
SnowManで2番目に背が高い男と、2番目に背が低い男の身長差がたまらない。
目黒の方はにやにやしながら拳を差し出してるのに、しょっぴーの方は「こんにゃろ」みたいな感じで拳を合わせるの超可愛い。
振り付けも、最初から最後までお洒落で素敵。
特に気に入ってるのが、1番サビ「やっぱり 君が 'cause love」のとこ!
輝きを意味するダイヤマークのように、瞬間を切り取るシャッターのように、上下左右に動く腕が大好きです。
もうリーダー兼振付師の岩本照が全曲の振り付け担当してくれ……本当に……。
掃き溜めのような生涯の全てを あなたと笑いたくて
ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』主題歌、『足りない』で一層有名になったDUSTCELLの新曲。
MVを見る限り、別に明日カノとは全然関係ない曲なんだけど、でも聞けば聞くほど『足りない』のカノジョの続きでは?という気になる。
「獣のように生きてきました 普通になんてなれはしないな」とか「余興だらう 人生なんて 麻酔薬を打って頂戴」、「継ぎ接ぎしたって 切り貼りしたって この穢れは落ちはしないよ」なんてホス狂の感情移入を狙いすぎでは!??
個人的には、このまま令和のホス狂代弁アーティスト路線で突き進んでいくのを見てみたいです。
ああいう女の子達にとって、彼女達が作るこういう曲は「私のことを歌ってる、私のことを分かってもらえた」って泣けて泣けて仕方ないものなんでしょ?
金と恋が絡んで解けず、どうにも打つ手がない人生の一時期に寄り添える曲を、リリース出来る人達だと思ってるので……。
それにちゃんと最後を「海辺の向こう 朝の気配 消えない波が遠く光り」という希望の匂いで終わらせてくれるところがすごく優しい。
相思相愛じゃ もの足んないよ どうしよう
Tempalayの曲って、見に覚えのある身体感覚を、どうしてこうも音だけで引き起こせるのか不思議です。
眠りに着く前、意識が解け落ちる時のあの瞬間が、ぎゅっと固められて音楽という形になっている。
この曲を聞けば、夢がうつつを超える時の肌感覚がごく普通に起きてる状態でも再現出来てしまえて、そっちの方がまるで夢みたい。
細胞壁をゆるく溶かし、流れ出す自我。
個の喪失はとてもきもちのいいことなんだと、寝かしつけられてるような錯覚が唯一無二で気に入ってます。
離れられない 離したくないの 今も 未来も 君の世界も
パフォーマンスビデオのセンス、全てがド好み!!!
曲自体はもちろん、ストーリー性のある原曲版MVも大好きなんだけど、こっちのパフォーマンスビデオの全てが好き過ぎ。
まずイントロで、旧約聖書の楽園追放や禁断の果実を描いた西洋画をバックに映すところから良かったし、そこからの照明がたまらない!
一面の赤の中に一瞬だけりんごの内側、果肉の黄色をフラッシュで入れるセンスが良すぎる。
ディーンフジオカ自身がプロデュースする映像って、面の光と点の光の使い方が本当に上手いんですよね。
白、黒、赤といった衣装の色づかいも大好き。
バックダンサーが着る白と黒、そしてど真ん中の本人が着る赤の衣装は、そのまま楽曲制作意図を視覚に落とし込んでる。
<DEEN FUJIOKA コメント>
科学の進歩により、想像できるような未来は、全て現実となってしまうような時代。
科学が発達するが故に生まれる光と闇を表現したのが、主題歌「Apple」です。(略)人類にとって科学は「災い」なのか。それとも「希望」なのか。(略)
諸説ある「パンドラの箱」になぞらえるように、「天使」と「悪魔」を両立させた、スリリングな楽曲を書き下ろしました。是非、聴いてみてください。
引用:(https://www.amuse.co.jp/topics/2022/05/df_apple713.html)
白が天使で、黒が悪魔で、赤がりんご。
こういう分かりやすくて派手なカラーリングがツボなんです……。
歌詞だとBメロ「不自然 不機嫌 キレイ まだ」が好きです。
今曲の最後の言葉は「もう思い患わない」なので、「もう」と対になる「まだ」がやっぱり好き。
近いうちに消失する己を、惜しんでいるのか疎んでいるのか、どちらにも取れる、そしてきっとそのどちらでもある口ぶりに惹かれる。
あともう一つ、「どうせなら満たされたい もっとマシな嘘が条件」がいい。
基本的に私も「なんかもっと幸せになりたい……」ってうだうだしているタイプの人間なので、この言葉が持ってる共犯者めいた誘惑の視線にやられそう。
いや、でも本当、自分を満たしてくれる「もっとマシな嘘」を求め彷徨っていくのが人生だと思うよ。
小説でも漫画でもゲームでも音楽でも人生経験でも。
もっとマシな嘘で自分の人生がより良くならないか、みんな試したがってる。
手足があるから人間か? 脳みそぶちまけりゃがらんどうか?
愛が欲しいのは煩悩か? 誰も彼も喰らうのが頂点か?
言葉交わすのは偶然か? じゃあ傷つけ合うのは本能か?
なあ死にたくなるのは宿命か?千年後に答え合わせしましょ
おはよう世界 Good Morning World!
アニメ『Dr.STONE 龍水』OP。
元々は2019年に放映されていた『Dr.STONE』というアニメの単発スペシャルで、この曲もその当時のOPのリアレンジ版となっている。
私は少年ジャンプで連載していた原作漫画も好きだったし、原曲の『Good Morning World』もかなり好きだったので、このオーケストラアレンジはめちゃくちゃ嬉しかった!
どんがら盛大に鳴るパーカッションと、晴れ渡るように響くストリングスが気持ち良すぎる。
髪を吹き荒らしていく風を感じさせたいなら、やっぱり弦楽器の音が最適解だと思うし、原曲からのバンドサウンドだって何一つ減ってる訳じゃないからずっと音が盛大で豪華。
盛りに盛った編曲に負けない男臭いボーカルの声も健在だし、ファンとしては有難い限り。
出だしの言葉とあの声だけで『Dr.STONE』という物語が始まることが分かるんだよね。
「どれ程 間違っても 胸の鼓動だけは この生命を讃える」とか
「一歩ずつ 石を穿つ様な この歩みで 世界を拡げよう」のフレーズも、
原作漫画の本質を掴んでいることが一発で分かる。
こういう曲に出会えると、アニソンを好きでいて良かったなと心底思います。
We may not be born the same
(同じように生まれることは出来なかったとしても)But I'm happy we could die together
(共に死んで居られるだけで 幸せよ)
2022年夏アニメ「金装のヴェルメイユ」ED。
ここ最近のMiliの神曲連発っぷりがすごい。
去年の年末に『In Hell We Live, Lament』、先月に『world.execute(me); (Key Ingredient ver.)』をリリースしていて、なぜそんなにハイペースで神曲をリリース出来るのか怖くなるぐらい。
今曲だって、初めてYoutubeで動画を観た時に立った鳥肌と流れ出た涙を今も覚えているよ。
心底好きになれる曲って、もう出だしの1秒から特別だと分かるんですよね。
最初から特別だった光の輝きが尚も増していって、「やばい、これ好きだ」という確信が深まっていくあの感覚は、私の日常の生活のどこにもない。ここにしかない。
音楽の中にしかない。
私一人では生涯かけても絶対に見えない光が、今、見えている。
これを奇跡と呼ばずになんて呼ぶの?
タイトル『Moral With You』の直訳は「君と死す運命」
彼女が求めた哀哭に、泣けて泣けて仕方ないです。
「共に死んで居られるだけで幸せよ」って言ったんです、彼女は。
共に死んで居られるだけで幸せって、幸せだって、そう……。
今曲には歌詞違いの『Mortal With You (Japanese ver.)』もあって、そちらの物語もかなり好き。
曲名だけだと単なる日本語訳かと思うんだけど、こちらはまた別のお話。
「君と死す運命」の物語であるのは一緒なんだけど、こちらは死を「眠りについた僕らの時間は 進みだした」と歌ったところが印象的でした。
原曲は「The perfect end for us (私たちに完璧な終わりを)」と、生きた果ての死を求めたのに対し、こっちは凍結された生の再開を、死という手段を使ってでも求めた。
「You play with the cards you’re dealt …whatever that means. 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)
というスヌーピーの名言を借りるけど、命に配られるカードの中には、必ず死という終わりの切り札があります。
そのカードがいつどのタイミングで場に切られるのかはそれこそ運命なんだけど、でもその札そのものが配られなかった彼女は、その札を取り上げられた花は、ただずっと座って見ているしかないんですよね。
同じ卓に座った自分以外の全員が、手持ちのカードを使い切ってあがっていく。
また別の誰かが入ってきて、新しくカードは配られるけど、どれだけ探してもその中に自分がこの場から立てる切り札はない。
そんな場面が果てなく繰り返され続けるのは、すごく寂しくて辛いことでしょ?
一緒に席を立って、手を引いて駆け出してくれる誰かが現れたのなら、2人のその手がどうか離されることがないよう祈るよ。
なにやってもうまくいかない
脳内じゃ戦争だもんね 突っ立ってたって
余談
DEAN FUJIOKAの『Apple』、宣伝のショート動画が絶妙に怖くて好きです。
もしかしてこの後、私殺されます?
「ディーンアポー」の言い方が、少なくとも幸せを届けに来た人間のテンションでは絶対にない。
死、もしくはそれと同等の破滅をもたらしにきた何かの目をしている。
手にしているのは、『Apple』の数量限定版CDとのことで。
いいなあ~、特製ダンボールに入ってるCDとアップルオイルランプ。
私も今かなり欲しくなってるんだけど、当たり前のようにSOLD OUTで残念。