2022年1月にハマっていた9曲の紹介。
アーティスト順の五十音順でリストにすると以下の通りで、各曲感想はあったりなかったり。
・EXILE『PARADOX』
・Orangestar『Surges』
・Gorilla Attack『Gorilla Step (Acoustic Version)』
・studio Yuraki / Snowman『Grandeur』
・Sexy Zone『RIGHT NEXT TO YOU』
・DUSTCELL『LAZY』
・月詠み『生きるよすが』
・南條愛乃『物語よ始まれと願う空に』
月ごとにマイベストをまとめておけば将来の私が助かるんじゃないだろうかと書いてるんだけど、役立つ時が来るかどうかはまだ全然謎。
去年の年間ベスト記事は12月に入ってからひーこら書き出したので、その回避目的です。
世界は予想外で溢れてるラビリンス 踊るように駆け抜けたい
EXILEってまだこんなに前線にいるんだ!?ってびっくりしました。
私の中ではEXILEって『Ti Amo』『ふたつの唇』『Lovers Again』とかで止まっていて、不倫&失恋バラードをメインとしている印象が強かったんです。
最近は 三代目J SOUL BROTHERS とか後輩グループに活躍の機会を譲り、本家は隠居状態なんだろうなとか思っていたら、いやいやまだまだめちゃめちゃ格好いい!
今曲はデビュー20周年記念曲とのことで、所々に過去曲のフレーズを入れているもファンにとってはたまらないだろうと思う。
「Fun fun we hit the step & step &step」なんてまんま『Choo Choo TRAIN』からだろうし。
でも何より出だしの「PARADOX」コーラスが決め手かな。
一発でぶちアガる感覚がたまらなくエンターテイメントしてて好きです。
個人的に”PARADOX”がタイトルにある曲は大体ハズレがないんですよね。
・嵐『P・A・R・A・D・O・X』
・QUADRANGLE『PARADOX』
・MYTH&ROID『Paradisus-Paradoxum』
・BLUE ENCOUNT『バッドパラドックス』
今回のEXILEのも合わせて、5曲連続で当たったらもはや法則じゃん!?
これからはタイトルに「PARADOX」が入ってる曲があったら無条件に聞きます。
誰も知り得ない 夜明けを僕たちは超えていけ
「surges」の意味は波打つように。
元は人間歌唱のボカロカバー曲なんだけど、個人的にはこちらの方が好きだな。
一呼吸も挟まないまま走れと急き立てるボーカロイドの声に、あるはずのない鼓動、あるはずのない息切れ、なのにここにある必死な熱さにやられる。
無機質な機械音声が人間の感情をなぞる時、そこに見える人らしき心に、次元の壁を易々と超えていく奇跡を見る思いがします。
途中からツインボーカルになるところも「僕たち」感があっていい。
Gorilla は多くを求めやしない わずかな水と強靭なbeatだけ
適当に個人ブログを読み漁っていた時に「好きだ」と紹介されていた曲。
アーテイスト名とタイトルに引っかかるものがあったから検索してみたんですが(こういう時は大体あたりが引ける)第一声が聞こえた瞬間に叫びました。
Dios(元:僕のリリック棒読み)の人じゃない!??
一応身元不詳のラップユニットっていう事になってるんだけど、こんな声を出せる人なんてそう何人もいないでしょ。
原曲も好きだけど、こちらのアコースティック版はもっと好き。
アコギの弦が刻むビートはどことなくボンゴのようでもあり、ゴリラのドラミングのようでもある。
2人の声が重なり歌われる「生きる意味なんて探すほど暇じゃないの」というフレーズには心震えるものがあります。本当にそうだね。
‘Cause in this hand is a world so beyond all our dreams and hope
サブスクのレコメンド機能で流れてきた今曲。
アニメ『ブラッククローバー』の名前が付いていたので、「やっぱりブラクロのOPは格好いい曲が多いなあ」と検索したら、原曲はジャニーズの Snow Man でびっくりだよ。
英語版の方がカバーだったんだ。
原曲のダンス動画も見たんですが、ド肝抜かれました。
今のアイドルってこんなに踊れないと駄目なの!??
あんなタイトなスキニーで、ジャンプの高さすら揃えないといけないの大変だろうに……。
原曲だと2番の「困難に飲まれて傷付いた君の夢」と「運命さえ超えた夢を掴みに行こう」っていうところが特に良かった。
ファンによる歌割りだと、担当しているのはどちらも阿部亮平というメンバーらしく。
初めて聴いた時にもその2箇所だけはピンポイントで耳に届いたから、たぶん私はこの人の声がドンピシャで好きなんだと思う。
ただ曲の雰囲気で言えば英語版の方が好みかな。大して変わらないんだけどね。
原曲にあるEDM感が多少抑えられて若干アニソン寄りになっている感じがするので。
例えば間奏。
原曲は金管楽器の音もアレンジとして入ってるけど、英語版はその代わりにピアノの音を強く打ち出してる。
野太い合いの手で闘争心を掻き立てて、低く黒く強く飛ぶ感じがブラクロOPっぽくて好きなんだよね。
(私が言うブラクロOPっぽさとは、ビッケブランカ『Black Rover』と『Black Catcher』のことを指します)
I'm never gonna find another you , this lifetime
(あなたの代わりを探しても 一生見つけることはない)
2021年12月20日放映『CDTVライブ!ライブ!』でのパフォーマンスが超絶格好良かったんです……!
このMVでも十分に格好いいんだけど、真っ赤でだぼっとしたブルゾンを羽織って前に出たあの日の4人の格好良さは衝撃的でした。
録画してあったのをすぐさま5回は見返したし、次の日の朝も4回見たし、大晦日のジャニーズカウントダウンコンサートも彼ら目当てに見ました。
惚けるぐらいに格好良かった。
カメラワークとの連携が神がかっていて、パフォーマンスが始まった直後1秒から格が違ってたよ。
中島健人&松島聡、菊池風磨&佐藤勝利の背中合わせを見た瞬間に「好き好き好き好き好き、こんなん頭おかしくなるから!!」って叫びました。
どちらの組み合わせにも結構ある体格差、そのシルエットの差がたまらない。
ラストサビで楽しげに翻弄してくるカメラワークとメンバーの顔の良さには「もう本当にありがとうございます……」って涙目で拝んだし、最後の最後で右横からカットインしてくる佐藤勝利の顔の良さ!見ました!?
間奏のダイヤ型フォーメーションダンスで、バックの松島聡がトップに躍り出てくるところも鮮やかだったし、サングランスの奥から覗く菊池風磨の意地悪な眼差しはずるいし、中島健人の指す指先はマジでセクシーサンキューだし!
観てる奴ら絶ッッッ対に落とす感が強すぎて笑うぐらいでした。
こんなんド直球でくらったら死ぬ、やばい、落ちるってなったし、まんまとCanCan3月号(表紙が Sexy Zone)も買いました……。
あたしは間違ってない それを証明して魅せるよ
愛も何もなくたって明ける夜だ
伝えたいんだと わかってしまった もう知らないふりはできないよ
作詞:畑亜貴×作曲:上松範康(Elements Garden)なので、編曲もそうかな~と思っていたら、編曲担当者は Keiko(大嵜慶子)さんという人らしく。
この方のピアノが最高だった!
鍵盤の一番右端、一番高く弾かれる音は積み木のように軽く。
鍵盤の一番左端、一番深く弾かれる音は土のようにふくよかに。
盤上の高低差によって生まれる空間の真ん中に、南條愛乃の声が響く。
間奏でのソロが想起させるのは霜林で、まさしくジャケット画像そのもののような曲でした。
振り返ってみると、全編英語の曲を2曲も好きになるのは珍しかったような。
私は「音が良くないと耳に残らない、歌詞が良くないと心に残らない」を信条にしているくらい日本語の歌詞を重視しているんだけど、年々その傾向が薄まってきているのかも。
これからもどんどん好きになれる楽曲の幅を広げていけたら嬉しいです。