2010年発売の「NEC LaVie LS150/C」というノートPCを2021年になっても愛用しています。
購入したのもちょうどそれぐらいの時期で、その時点で中古で3万円台だったんですが、特にさしたる不便もなく、今の今まで活躍してくれていました。
が、最近Discordで、iPadの画面をwindowsでミラーリングし、その画面を共有配信した時、負荷がかかるのかかなり重くなってしまって、ストレスを感じるようになりました。
(windowsのミラーリングソフトと、iPadの相性が悪い可能性も捨てきれないんですが)
確かにiTunesやCLIP STUDIO PAINT等のソフトも重くて開けないですし、ここらが替え時かなと調べたら、今のLavieシリーズって最低でも5万円からなんですね。
3万円で買った10年前のノートPCで満足していた人間が、5万円も出して新しいノートPCを買う気にはならないし、というか最近やっと、2年前に買ったiPad proの支払いを終えたばかりなので、出来る限りもうPC関連で出費したくないし。
という訳で、CPUの交換とメモリ増設、HDDからのSSD換装でひとまず手を打つことにしました。
従来のスペックは以下の通り。
CPU:Celeron Dual-Core P4600/2GHz/2コア
メモリ容量:2GB×2枚の4GB
ストレージ:500GB HDD
OS:Windows 7 Home Premium 64bit
(※本来のスペックでは、メモリ:2GB、ストレージ:320GB HDDだったそうなんですが、中古で買ったおかげなのか、なぜかメモリ増設とHDD交換がされていました。
スペックを底上げして中古で売ってくれた10年前の所有者さんに感謝)
これを
CPU:Core-i5 560M (中古ヤフオクで2000円台)
メモリ:4GB×2枚の8GB (Amazon新品で4000円)
ストレージ:240GB SSD (新品で約4500円)
に変更。
HDDをSSDに丸々移行するためのSSDケース(約1000円)も購入。
所要時間は、HDDの使用領域分:約150GBを240GB SSDにコピーするのに、USB2.0で約3時間。
諸々込みで、約1万2000円で2021年も特に不満なく使えるようにしました。
このlavieシリーズ自体が、CPUやHDDの交換がノートPCのなかでもトップクラスにやりやすいタイプで、助かったところも大きいかな。
交換する手順や必要なパーツは全て、検索すれば記事なり動画なりで出てきます。
交換する前のシステムスペックと、HDDのベンチマークは以下の通り。
交換後はこんな感じで、OSもwindows7からwindows10にアップデート。
windows10へのアップデートにかかった時間は40分程度。
CPUやメモリも特に設定をいじらずに即反映されましたし、SSD換装によってストレージの速度も大幅に上がりました。
今の格安ノートPCにもそこまで見劣りはしない性能かなと思いたいです。
Core i-5が第1世代なのが懸念材料だけど(最新は第11世代)、このPCにハイエンドを積んだところでファンの冷却機能が追いつかないらしいので、妥協中。
体感的にもかなり軽くなって使いやすくなった感じはあります。
iTunesも開けるし、ミラーリングソフトを用いたiPadの画面共有も今のところ問題ない感じ。
iTunesが使えるようになったことによって、PC内の音源とiPhoneのミュージックを同期して聴けるようになったことが大きな収穫かな。
1万2000円の出費+パーツ交換でPCの使用感が劇的に改善されたことに、私はとても満足しています。
そもそも、私がこのノートPCに愛着を持つようになったきっかけって、数ヶ月前にキーボードが不調になった時、自分で交換用キーボードを買って、Youtubeを見ながら替えれた事なんですね。
その交換用のキーボードのパーツはamazonで3000円だったんですが、「3000円で自分のPCって治せるんだ……!」と、かなり嬉しかったのを覚えています。
PCのパーツを交換するだけなら、ちゃんとネットの情報を調べて実行すれば大概上手く出来るし、格安で済むんだなあと。
なので、もし10年前のノートPCを替えたいけれど金欠な人は、まずパーツ交換がおすすめ!
もちろん、一番良いのは最新のPCに買い換えることなんですけどね。
私も次にPCの挙動が怪しくなってきたら買い換えます。
話は変わって。
すこし前、このブログのアクセス数が、リファラスパムによって急増していました。
リファラスパムとは、アクセス解析のデータへ意図的に参照元の情報を残し、スパムサイトへの誘導を目的とする仕組みのこと。
見分け方としては、GoogleやYahooの検索サイトからの流入かつ、その大部分がブログのトップページに集中している点です。
本来、何かの記事がバズったり、検索で上位に来てアクセス数が上がるなら、特定の記事にアクセス数が伸びるはずであり、こんな風にトップページだけにアクセスが集中なんてすることはありません。
幸い、はてなブログからのアクセス解析では、スパムサイトまで飛べませんが、ブログを運営しているかつ、Google アナリティクスで解析してる人などは、気になってうっかりアクセスしてしまうかもしれないので、ご注意を。
アクセス数の増加がぬか喜びに変わるところと、通常のアクセス情報にブレが出るところが、本当にリファラスパムの迷惑なところだと思います。