良すぎなのでは??????
私が島みやえい子に求めている、輪廻転生情念哀歌すぎて、拍手喝采。
「私の名前は あざみ 花言葉は「報復」」
こういう怨念が糸を引くような執着に、誰かを引きずり込んでみたかった、と思わせてくれる。
私が島みやえい子に求めている、輪廻転生情念哀歌すぎて、拍手喝采。
「私の名前は あざみ 花言葉は「報復」」
こういう怨念が糸を引くような執着に、誰かを引きずり込んでみたかった、と思わせてくれる。
特に2番からの、物語の展開と顛末はやばい。最高。
生まれてくる時 人間選べば記憶は消され
それなら前世で名乗ってた 同じ名前の花で 生きさせて
あの日を覚えてて 咲いてたい
前世で「名乗ってた」花の名、というのは水商売における源氏名なんじゃないのかな。
「与えられた」ではなく、自ら「名乗っていた」花名だから。
で、前世の彼女はどうしても覚えていたい「あの日」のために、人間ではなく、咲いた場所から動けない花に転生を選んだ。
そしたら彼が他の女といちゃいちゃしながら歩いてくるんだもん、そりゃ報復するわ。
薊というのは、漢字から受ける印象の通り、棘が無数にある触れれば痛い花の代表だ。
だからこそラスト、
「あなたの棺 胸元に組まれた指のあいだに あたしを一輪添えられるのを夢見てました
今 夢が叶って 私も眠ろう」
今 夢が叶って 私も眠ろう」
というフレーズが胸に来る。
現世で彼に触れられるのは、供花になった時だけだったんだなあと。
でも、やっぱり私が島みやえい子を好きだと思うのは、死が終焉ではないところ。
この2人の転生は、なおも延々と続いていくんだろう。
喜び、悲しみ、その全てを執着を軸として繰り返しながら、束の間の安らかな眠りの後、また目覚める。
そういう、希望と交互に訪れる地獄に惹かれる。
そういう、希望と交互に訪れる地獄に惹かれる。
まさかの花繋がりだよ。運命か?