2.嵐のなかで君だけは
3.一切は物語 <instrumental>
4.嵐のなかで君だけは <instrumental>
「2017年春アニメも続々と最終回を迎えた頃だね」
「そう!! ようやく自信を持って言えます、2017年春アニソンナンバー1は!!
「単にやなぎなぎファンなだけでは……」
「個人的お気に入り度8以上の3曲については、各曲感想で。
1.一切は物語
まずは使われている単語の和訳から。
このちょっとだけ知識欲を掻き立てられる具合もまた上手い。
夜に隠した ambition(野望)
木霊する ostinato (一定の音型を繰り返して演奏すること。執拗反復)
朝に生まれる cling to life (生への固執)
明日へ注ぐ obbrigato (必要不可欠な助奏のこと)
はじまる bel canto (美しい歌、の意を持つ歌唱技法)
響き合う capriccioso (気まぐれに)
bid farewell to me (私に別れを告げる)
木霊する ostinato (一定の音型を繰り返して演奏すること。執拗反復)
朝に生まれる cling to life (生への固執)
明日へ注ぐ obbrigato (必要不可欠な助奏のこと)
はじまる bel canto (美しい歌、の意を持つ歌唱技法)
響き合う capriccioso (気まぐれに)
演じきる cycle of reincar nation (輪廻)
深々と bow and scrape(右足を後方へ引きながらするお辞儀のこと)
MVの場面を映画館という劇場にしているだけあって、
音楽用語が所々に散りばめられている。そういう単語の何が良いって響き。
音楽用語が所々に散りばめられている。そういう単語の何が良いって響き。
『高らかに謳えばいい』の箇所も、本当に高らかな歌声しててサイコーだ。
南條愛乃との声の重なり具合も鳥肌立つくらい綺麗。
特にラスト『もうお仕舞い』の高音は。
特にラスト『もうお仕舞い』の高音は。
歌詞で言えば『全て予定調和の戯曲 狂いはない 絵画の様に』ってとこも好き。
そんな例えをよく思いつくよね!??すっごい!!って感動するほど。
あと、やなぎなぎらしいよな〜〜って思うのが、
『結わえられた運命の緒を ひとすじ緩め 他糸を重ねとる
それはまるで二重のらせんを描く様に』っていうとこ。
それはまるで二重のらせんを描く様に』っていうとこ。
これってまんま、DNAの複製だよね。
やなぎなぎって理科とか科学、生物の教科書好きそうな超個人的イメージがあるので、何か嬉しい。
インストだとよく分かるよね、編曲の凄さが!!
コーラスもあった歌入りとは、また全然違った色を感じるよね。
あっちが劇場のカーテン、ビロード製の鈍い赤色を想起させるとしたら、
こっちはまさに荒野を染める鮮血の赤。
こっちはまさに荒野を染める鮮血の赤。
全く同じ編曲なのに、正反対の風景を脳に描かせるのは、本当に、本ッッッ当にすごい
ぶっちゃけ、意味が分からないレベル。
初めて聞いた時は、なにこれ、魔法!??とすら思ったよ。
初めて聞いた時は、なにこれ、魔法!??とすら思ったよ。
ボーカル入りとインスト、どちらもがハイクオリティーだからこそ、
こういう事が起こるんだろう。は〜〜〜、すごい。
こういう事が起こるんだろう。は〜〜〜、すごい。
イントロから強烈に吹き上げる荒野感は、マンドリンとブズーキによるものかな。
民族楽器の撥弦楽器って、確かに異国感があるんだけど、すんなり馴染めて好き。
2番ラストサビからアウトロにかけてのストリングスも、優雅な気迫があって大好き。
4.嵐のなかで君だけは <instrumental>
作曲:増田基生 編曲:増田基生・小高光太郎とのことで。
小高光太郎の方は、最近だとアニメ「エルドライブ」OP「Our sympathy」の作編曲で聞いた名前。
インストの方が、室屋光一郎ストリングスが堪能出来るからよく聞く。
間奏でピアノがなだれ込み、サビ終盤へ盛り上がっていく迫力がたまらない!!
『嵐の中で君だけは』というタイトル通りに強く巻く風と、その中心に差す光が見える。
以上!」
「そういえば、やなぎなぎ、次クールでまた新曲発表するよね」
「ただでさえ、松根マサト監督によるOP&ED映像が約束されている上、
音楽面に関しては期待しかしてない!!楽しみ!!」
「……音楽面に関しては」
「……音楽&OP・EDに関しては」