元は中国のコミック作品で、どうやら三国志が関係ある模様。
タイトルの読み方はソウルバスター:しょうせいらん……で合ってるのか?
中国文学はまるっきりなので、その意味すらもイマイチ分からず。
1.MY OWN LIFE
見失いそうな影に 笑顔でこう言うの 疑うなんてちっぽけだ 見えるものでいい
やけに懐かしい曲風だな〜と思っていたら、作編曲は小澤正澄。
よく名探偵コナンのOPやEDを手がけていた方で、道理で幼心に聞き覚えのある音だと思った。
イントロはキーボードのピアノ、そこからエレキとドラムが入る展開の仕方とか、オーソドックスな四拍子のリズムとか。
1番のAメロで拍子を刻んでいたピアノが、2番ではドラムになっている雰囲気の変え方も懐かしいテイスト。
2000年代後半のアニメエンディングと言われても納得するような、安心感がある。
off vocalだと更に顕著。
アウトロには、またイントロの雰囲気を戻してくるのも、またそれっぽさに拍車を掛けているような。
zweiというアーティストの声を聞くのはこれが初めてで、ざっくり言うならいとうかなこ系統のデジタルチックな歌声。
というか、彼女もこの作品のイメージソングを歌っている。
(OPじゃなくイメージソングなのに作品のタイトルを冠していいんか、しかも同クール別アニメの主題歌ジャケで)
歌詞としては「甦れ 僕のために」というワンフレーズの力強さが好きだな。
1番Aメロ「見失いそうな影に 笑顔でこう言うの 疑うなんてちっぽけだ 見えるものでいい」も。
2.AKASI
―見ヨ天地ヨ我々ハ不完全デアル―
DJ Remix風のデジタルテクノかと思わせといて、なぜか厨二病パート(―死ハアラユル悲哀終末ナリ―)と熱血パート(ヨ・ビ・サ・マ・セ・イ・ナ・ル・ア・カ・シ)もあるという闇鍋みたいな一曲。
こういうハチャメチャにごった混ぜ、みたいなのは結構好きだったり。
ただどの部分もまあまあ好きどまりで、突き抜けた部分が特にあるわけではなかったな。
強いて言えばラストサビ2回目の「Hurry up」くらい?
ただやりたかった事は伝わってくるし、聞いていて確かに心が躍ったので、まあまあ気に入っている。
後は歌詞がもっとよかったら、好きになっていたかもしれない。
シビレたところが「僕が後悔したくない」の箇所だけだったのは少し不満。