個人的お気に入り度 5 / 5
vita「エスカ&ロジーのアトリエ Plus」をプレイ時間56時間でトロフィーコンプした。
1周目エスカ編で2つほどEDを取り逃がしたので、ロジー編と合わせて3周することとなってしまった。
よくそこまでモチベが持ったな…と思うが、どうしてもイラストレーターの左が担当したスチルを見たかったんだよ。
よくそこまでモチベが持ったな…と思うが、どうしてもイラストレーターの左が担当したスチルを見たかったんだよ。
感想を一言で言えば、「これ5000円弱で買っていいゲームなの?本当に?」だ。
そのどれもが楽しくって、楽しくって。そうじゃなきゃ56時間も一つのゲームをやらない。
特に、まだ見ぬ採集マップを回る時のわくわく感がたまらなかった。
1つのエリアに平均4〜6ぐらいのミニエリアがあって、そのフィールドグラフィックにどれ一つとして使い回しが見当たらない。
少なくとも、「あ、これさっき見た」と興ざめする瞬間はなかった。
「世界樹の迷宮」シリーズで言う、新しい階層に入る時の期待感。
あれが何回も何回も味わえるんだからね〜〜、そりゃたまらん。
自身が錬金した爆弾で1ターンキル無双出来る戦闘バランスも、私好みだった。
追記のネタバレ感想で語るが、周回プレイが苦にならない、W主人公の意味がちゃんと合ったところも好印象。
1周目クリア後に開放される、Extraの充実具合もすごかった。
スチルはもちろん、移植するにあたって書き下ろされたイラストや、サントラのジャケット、店舗特典など、おまけ画像の充実っぷりたら。
しかもそれが、ほぼ左の描き下ろしイラストなんだよ〜〜〜〜、サービス精神がすごい。
収録されているBGM一曲ごとに作曲者コメントもあるし、かなり長いキャスト全員分のおまけボイスもあるし、衣装変更だって自由自在。
コスパが良いとかそういう次元じゃなくて、もはや価格破壊ゲーだぜ、これ……!!!!
ではでは、以下ネタバレありのストーリー&エンディング感想。
と言っても大方はこちらのボーカルアルバム感想で語っているので、あまり書くことがなかったりするけども。
<ストーリー>
ただ割りと未踏遺跡のイベント自体はあっさりしているような。
オリジナリティを出そうという意気込みを感じさせなかったので、製作者側にしてもそんな重大な意味合いを込めてはいないのだろう。
未踏遺跡を踏破したからといって、黄昏が止まる訳でもなかったし。
キャッチコピーである「約束は、2人の錬金術士に託される―」は、そこら辺を指しているのでは。
今作のラスボス、フラメウの説得理由にもW主人公ならではの工夫があって良かった。
この理由の根拠は、そのまま彼らのオープニングムービーに表されていることだ。
オープニングムービーに伏線を張るのは、上手いやり方だな〜〜と感心しきりだった。
こういう小さなところに発見があると、2周目、3週目のモチベも下がらずにプレイし続けられる。
<キャラ別エンド>
キャラクターは全員大好き。
皆可愛いし格好いいし美人だし綺麗だし。
単体萌えならミーチェかな。金髪有能最年少監査官という肩書+ビジュアルがもろにツボ+CV.村中知
うひゃぁぁ〜〜〜〜〜、たまらんわ〜〜〜〜〜〜。
あ、でもソールさんもヤバかったです。
真面目な面して父親苦手で、設定イラストでペン先クルクルしてるの最高に可愛い。
・スレイアED
美人考古学者の下で、ほぼ夫婦状態で働くエスロジっていう構図がもう萌えて萌えてしゃーない。
それに加え、あれだけ「一人でやってく」オーラを出しまくっていたスレイアが、二人まとめてスカウトしてくれたことにもニヤニヤする。
「…そう言いながら、私の無茶を聞いてくれるのは、あなたたちだけよ」とかさーもう、スレイアさん本当好き。
どちらか、という訳ではなくて、自分に付いてきてくれた調査団の二人が好きだったんだと、伝わってくる言動にやられた。
この3人で、末永く、幸せに修羅場やってて欲しいです。
・エスカ編 ルシルED
別名国境なき医師団エンド。
両者が持っているカードを存分に使って、名もなき人々を救う力強さが好きだ。
誰かの役に立ちたいは、エスカとルシルが仕事をするにあたって、ずっと大切にしてきた事だからこの結末にも説得力がある。
調査団をやめ、二人きりで旅をするってのに胸キュンが止まらなかった。
ギリ百合になるかならないか辺りで留まっててほしい。
この甘酸っぱさは、エスカ編ルシルEDにしかないものだった。
以上。
言いたいことはボーカルアルバム&OP感想記事で大体書いてしまったし、文章量が少なくとも愛が無い訳ではないので。
何度でも繰り返すが、私にとっては神ゲーだった。
こんな小さい媒体の中に、これだけの世界が詰め込まれている、というゲームの可能性を改めて目の当たりにした。
「エスカ&ロジーのアトリエ Plus」の中に、アウィンやレイファー、スレイアにルシルにカトラ、ミーチェがいて、このキャラクター達と触れ合った時間を忘れたくない。
十年先も、「ああ、エスロジ+好きだったな」と言える自身でありたい、とまで思わせてくれるゲームだった。
プレイ出来て、本当に良かったです。