個人的お気に入り度 4.8 / 5
デーモン閣下の歌声は0655「toi toi toi」で耳にした際
「上品な声だなあ」と好感を抱いたものだが、まさかヘヴィメタバンドの方でもそんな高貴なお声だとは意外だった。
そうかと思えばCP曲「PLANET / THE HELL」の方は貫禄の滲み出る低音ボイスで
ボーカルもギターもドラムもとにかく全てが格好良かった!!
歌詞も文句のつけようがないぐらい、タイアップ先の作品にそっているのでアニソンとしても楽しく聞ける。
ちなみに、私は原作コミックスを８巻ぐらいまでは読了済。
テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
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- 出版社/メーカー: 集英社
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……まあ正直、１巻が一番面白かったような。
2巻からは内輪もめの政治的諍いと、女絡みの過去回想を何回やるんだと辟易してしまったり。
１． 荒涼たる新世界
いや本当にヘヴィメタは全然分からないので、何をどう褒めたらいいのかよく分からない。
ドラムが叩かれる一定のテンポがクセになって良い……とか？なんだそりゃ。
間奏とアウトロのギター・ソロあたりは流石の貫禄というか、完成度が高いと感じた。
メロディーもさることながら、私が何より心撃ちぬかれたのはボーカルだ。
本当に10万５３歳ですか、閣下!??と言いたくなるほどの声量と深みのある艶が出ている。
特に「俺たちの魂と 共に歩め」の「俺たち」!!
吐息混じりの歌い方には、ゾクゾクとくるものがある。イケボといっても全く差支えがない。
歌詞もかなりツボにくるものばかりで良かった。
「この惑星で眠りにつく 哀れな想い人よ」と作中の死別を思い起こすような一行に
「悪魔が見切りをつけた この惑星で」と、自分達のキャラクター性とタイアップ先の作品を絡めている遊び心。
何より「迷走の時代に やつれ果てた理想が 煉獄を築いたその罪を償う」なんてテラフォーマーズそのものでは。
こういう、たったワンフレーズで作品の核を言い当てているOPは素晴らしい。
アニメのオープニングとして、個人的には傑作の部類。
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It's Hell Just Hell 人間の It's ｋill Just ｋill 魂が
聖飢魔IIと聞いて連想する、パブリックイメージ通りのメタルソング。
音がキレッキレがで、とにかくテンションあがる一曲
デーモン閣下の、地を這い血を啜るような歌唱に魅了される。何であんなに色気あるん？
全体的に格好いいのだけど、「Sinners」や「Savege」等の濁音が混じる英単語の声が一番好きだ。
「ジ」の発音がね、本当にいいんだよ。
サビの縦ノリが激しいメロディも素晴らしい。
非常にライブのパフォーマンスが楽しみな仕上がりだと思う。
ちなみに、デーモン閣下単体ではあるが、Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI- 出演決定済ということで。
いいなあ〜〜〜〜!!!!!私も生で「イッツヘル!!!!」とか叫んでキンブレ振りたいな〜〜〜!!!
……と言いつつ現地参戦は無理なので、テレビの前で振ることになるのだけど。
個人的に一番グッときたのは、アウトロ。
テラフォーマーズの人気を支えるクリーチャー、じょうじことゴキブリ。
その人間離れした声帯を思わせるエフェクトボイスに、羽音を連想させてからのフェードアウト。
１曲目は歌詞で作品の核を言い当てていたが、こちらはアレンジで作品の世界観、
しかもクリーチャーという人類の敵側から見た世界を伝えている。
しかもクリーチャーという人類の敵側から見た世界を伝えている。
どれだけ贅沢なシングルだよと感心しきりだ。
映画「貞子vs伽椰子」の主題歌「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」だ。
楽曲が書き下ろされるに至った過程も、動画で説明されている。
……面白すぎてズルい。
「貞子と伽椰子が戦うというのは大変な事態なので、吾輩が聖飢魔IIを特別要請し、
両名の決着の場を華々しい音楽で盛り上げる運びとなった」というコメントも卑怯。
果たして映画本編がこの告知動画の面白さを越えられるのか、楽しみにしている。
テレビ東京系アニメーション「ケロロ軍曹」presents「ペコポン侵略ソング、大集合であります!」
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