ここ数日、アニメ「
ディバインゲート」OP「
ワンミーツハー」が収録されている、
ヒトリエ「
DEPPER」というアルバムを聞いている。
(「ワンミーツハー」の解釈は one meets her でいいのか?)
この
ヒトリエというグループを率いているのが、2009年から2011年あたりにかけて
VOCALOIDプロデューサーとして人気を博した
wowaka(現実逃避P)だとアルバムクレジットを見て知った。
確かにアルバム収録曲「
トーキーダンス」なんかはすんごいボカロっぽい。
イントロからして「ワールズエンド・ダンスホール」あたりの曲を想起させるようなフレーズだ。
で、「あ〜〜〜そういや、私もこの頃はボカロよく聞いてたなぁ」と思いまして。
過去を懐かしむ兼私自身の備忘録として、2009年から2010年にかけて好きだったボカロ曲についてまとめてみた。
まあまあ長いよ!!あと、
web拍手からコメントくれた方ありがとうございました!!月末に返信します!!
…と言っても私が追っかけていたのは
ニコニコ動画ではなく、
EXIT TUNESボカロコンピシリーズの方だったり。
2010年5月に発売された「
Vocalogenesis」で始まり
2011年7月に発売された「Vocalonation」で終わったもんだから聞いていたのは1年と2ヶ月。
短いようだが、個人的には結構楽しい期間だったように思う。
コンピレーションアルバムを聞いて好きになったPを追って、そこから絵師やら何やら手を伸ばし放題で。
こう振り返ってみると、今も昔もコンテンツを楽しむ姿勢はあまり変わってないんだなあと思ったり。
聞いたコンピ&テーマアルバムは全8枚。
発売年数とは関係なく、私が聞いた順に各アルバムの代表曲&個人的に好きだった曲をまとめてみた。
代表曲は前述したwowaka「
ローリンガール」だと思う。
個人的には 仕事してP「番凩」と
azuma「charActer」が甲乙付けがたいほど好きだ。
今でもボカロ曲でベスト3を選べと言われたらこの2曲を挙げる。
「番凩」の
MEIKOボイスが本当に素敵で、
ボーカロイドってマジですごいな!!と思わせてくれた曲でもあるので印象深い。
「charActer」はイントロのピアノと歌詞がひたすら好きだった。過激な百合っていいよね、わたし大好き。
2.Vocalo legend
代表曲は mothy_悪ノPによる「
悪ノ娘」
「悪ノ召使」で異論はないはず。
この人の悪ノシリーズがヒットしたからこそ、連作物語形式のボカロ曲が増えたイメージすらある。
例にもれず、私も両曲好きだった。娘の方のゴシックさも、召使の方のキャッチーなメロディーも。
ただ一番好きだったのは cosMo(暴走P)アレンジによる「
炉心融解(Hard-R.K.mix)」
PVの鏡音リンが可愛いんだ、これまた。個人的にトップクラスに気に入っている鏡音リンだ。
フィギュア買おうか本気で悩んだもんな…。結局手が出せなかったけど。
3.Vocalo star
代表曲はトラボルタP「
ココロ」…かなあ?黒うさ「
カンタレラ」のような気もする。
他にも数多くのヒット曲を収録する割りと初期のアルバム。
個人的には minato(流星P)「
RIP=RELEASE」や
はやや「夢みることり」が好きだった。
このアルバムは何よりジャケットのクールさとキュートさを併せ持った、初音ミクの顔が印象的。
genesisと同じ担当 三輪士郎というのもお気に入り度に拍車をかけているのかもしれない。
4.
VOCAROCK collection feat.
初音ミク
EXIT TUNESプレゼンツではないコンピアルバム。
タイトル通り「ROCK」をメインとした収録曲とはなっているが、ネタ曲やメンヘラ曲も混じったカオスな構成となっている。
代表曲は前述したwowaka「
ワールズエンド・ダンスホール」
で、「番凩」「charActer」に並ぶ私のボカロ曲ベスト3に入るラストの曲がRe:nG「貴方に花を 私に唄を (VOCAROCK collection Ver.)」
原曲ではなく、こちらのアレンジバージョンがとにかく好きで。
「最後に花を貰ったのはいつだろう 最後に花を贈るのは誰だろう」というラストフレーズでいつも半泣きになってしまうぐらい。
本当好き。大好き。
5.Vocalo anthems
代表曲はDixie Flatline「
Just Be Friends」
個人的もJBFが一番かな。もしくは 仕事してP「時忘人」。
ジャケット通りの、お洒落な雰囲気を持ったコンピアルバム 。
代表曲 ハチ「
マトリョシカ」
このアルバム収録曲をざっと見ると「あぁ、後にプロになるPの作品多いなあ」と思う。
ハチは米津玄師でメジャーデビューするし、40mPなんかはアニメ関連の楽曲も担当するようになる。
スタミュの月皇海斗キャ
ラソン「
Limited sky」なんかはこの40mPが作詞作曲していたり。
というわけで、全体的にクオリティがグッとあがった一枚。
ただ、ここからコンピアルバムの雰囲気が「…何か違うな」と思ってしまった一枚。
クオリティの高さが商業的っぽくなっているというか、何というか。
段々ノリについていけなくなったのもこの頃。
各曲はレベル高いし、今聞いても好きだな〜〜と思うものもあるけどね。
お気に入りは 仕事してP「黄泉桜」
7.
VOCAROCK 2 collection feat.
初音ミク
4枚目VOCALOCKコンピの第2弾。
代表曲は…どれだ? buzzG「
GALLOWS BELL」あたり?
1枚目よりも激しくロックしている曲が多めので、私はこっちの方が好きだったり。
特にファーストトラック Caz「Corruption Garden」から6曲目 バルP「グレア」までの流れが最高。
厨二病をガンガン煽られるラインナップに
テンション爆アゲ↑↑
いや第1弾の方も「貴方に花を 私に唄を (VOCAROCK collection Ver.)」があるから悪く言えないけど。
個人的お気に入りは、やはり1曲目 Caz「
Corruption Garden」で。
サビ「漆黒のフラワー 忘却のメモリーズ 咲いては散る未曾有の花」というFF感ある言い回しもさることながら
Cメロの「終わらせて この腐敗した世界の過ちを」あたりからくぅぅ〜〜〜〜たまんねぇな!!という気持ちにさせてくれる。
8.Vocalo nation
代表曲はたぶんEasy Pop「
ハッピーシンセサイザ」
ここらへんからはもう何がミリオンで人気だったのか、実感がないので分からない。
yanagi「千年の独奏歌(refine)」はツボだったけど…他は特にだなあ。
という訳で私の2010年からほぼ1年間における、超個人的ボカロ史だった。
離れたのは、単純にコンピアルバムにおいて気に入る曲が減ったからだ。
Vocalogenesisでは19曲中11曲が好きだったが、Vocalonationでは19曲3曲ぐらいしか琴線に触れなかった。
こうなってきたら、もう他のアーティストを追おうと思うのは当然だろう。
ただ私が離れた直後の2011年9月に 黒うさP「
千本桜」が投稿されて、
大きなムーブメントになったのだから、全く持って見る目がないというか何というか。
3年後にシャフトでアニメ化までするほどにまで流行る じん「
カゲロウデイズ」がアップされたのも同年同月。
…本当にお祭り騒ぎになる直前で抜けちゃったんだなあ、私。
ちなみに、コンピアルバムで気に入ったアーティストが商業アルバムを出していたら、そっちの方もまあまあ追っていた。
DECO*27「愛迷エレ
ジー」だと表題曲の他「
モザイクロール」か好きだったし
minato(流星P)「magnet -favorites plus-」だったら前述した「RIP=RELEASE」の他に表題曲「
magnet」
40mP「小さな自分と大きな世界」は「
トリノコシティ」
蝶々P「Glorious World」なら「
ラブアトミック・トランスファー」
buzzG「Symphony」は「
アルビノ」
wowaka「アンハッピーリフレイン」でしたら表題曲「アンハッピーリフレイン」等をよく聞いていた。
当時は同人のCDにも手を出したかったんだけど、入手経路がなくって。
近所の
TSUTAYAで扱われてるものしか手に取らなかったなあと懐かしかったり。