復元可能な灰壺

個人的な感想文ブログ

石川智晶 「物語の最初と最後はいらない 名古屋リリースイベント(ミニLIVE)」に行ってきた

 

物語の最初と最後はいらない【CD+DVD(特典LIVE映像2曲収録)】

 
1時40分の私「石川智晶のライブがドリンク代500円で聞けるのかあ、嬉しいなあ」
3時23分の私「チケット代は!?チケット代払わなきゃ!!」
→グッズ購入の列へ
 
という訳で石川智晶の「物語の最初と最後はいらない 名古屋リリースイベント(ミニLIVE)」に行ってきた。

イベント初日の名古屋会場だったので、大阪・東京会場の方のために詳細は追記から。
ただこれから行く方はぜひとも所持金を余分に持って行っていただきたい。
「グッズは別にいっか」というライトファンでも貢ぎたくなるような、とても充実したミニLIVEだった。

 

 

公演時間は2時10分から3時20分までの約1時間10分。
その中でアルバム内の新曲7曲+MC6回をやりきってくれた。

無料で全7曲ライブとは本当に太っ腹というかなんというか、サービス精神がすごすぎる。
メンバーは本人と西田マサラさんとイイダケイスケさんの3人。
少数体制ながらも、メンバー全員仲がいいんだろうなと思わせてくれる雰囲気だった。
個人的にはイイダタイスケさんの「ねー」がすごい可愛いかったように思う。

セットリストはもうアルバムの上から順に7曲。
「物語の最初と最後はいらない」で始まり「ヘブンリーブルー」で終わる。

「あぁ来てよかったなあ、抽選に当たってよかったなあ、アルバム買ってよかったなあ、石川智晶を好きでいてよかったなあ」という思考が回りだすほど、感動した。

ライブの何がいいって、声や音の振動が足裏から伝わってくることだ。
それが伝わってくる瞬間のたびに泣きそうだった。
いつもは部屋で一人ヘッドフォンで聞いている音楽が今は目の前で演奏されている。
ボーカルの声帯が震え、ギタリストの指が弦を弾き、それが合わさって一つの曲となっている。
音楽を演奏するということは振動することなんだ、と当たり前のことを改めて実感した。
そして同じ空間内で振動しているから共鳴出来るのだ。
 
客席の年齢層も幅広く、本当にいいライブだった。
所持金が交通費を除くと3000円しかない状況の上でも、「せめてトートバックは買わなきゃ!!」と財布を開くほどだ。
ただこのトートバックもすごい可愛いくて、使いたいけど汚したくないというジレンマに陥っている。

MC中に来年のアルバムの話が確定ではないものの出た。
枕元に置けるようなCDというコンセプトらしいので、また楽しみに待ちたいと思う。